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日本酒のこと / 鈴鹿山脈の山歩きのこと

夜の散歩

2018年11月08日 | 日記
山へ行けないが、身体が鈍りそうなので深夜の散歩に出かけた。
8日早朝(深夜というべきか)、国道23号線大正橋、旧港、JR四日市駅を歩いた。

昭和電工ガスプロダクツ

国道23号線の大正橋(三滝川)南詰で液化炭酸ガスの球形タンクを見上げる。コスモ石油四日市製油所からの副生炭酸ガスを回収しているのだろう。球形貯槽2基、縦型円筒の高純度用コールドエバポレータが1基。奥にも球形貯槽が1基あるらしい。大きい方は500トンくらいか。精留塔があり、クーリングタワーだけが騒音を放っていた。
ここは、昭和炭酸が昭和電工ガスプロダクツに社名変更したものだが、Web地図によっては旧名称のままで掲載されている。

その製油所は三滝川の北側にある。川沿いに堤防道路を下り、川を横断するパイプラインの手前にある製油所のフェンスまで往復する。

コスモ石油四日市製油所

コスモ石油四日市製油所

この辺りが常圧蒸留施設だろうか。遠く三滝川の河口方向にも弱々しい照明の架構が見えるが何だろう。廃止された第5蒸留施設関係か。
D5500 を ASA3600 相当に設定して手持ちで撮影する。まずまずか。

フレアスタックでは、時折、種火で着火された排ガスが燃え上がる。昔は赤々とした炎が一晩中、空を照らしたものだが、ガス回収が徹底しているのだろう。シャットダウンでもない限り、フレアスタックと意識すらされなくなった。煙突からも白い煙(水蒸気)は見えない。東風が吹けば、四日市の上空に帯を引く排煙(水蒸気)が見えたものだが。
川面に照明が映る。三滝川は御在所岳周辺を源流としている。山へ行きたいなぁ。

コスモ石油四日市製油所

三滝川の南側には、24時間稼働の陸上出荷施設がある。朝6時にタンクローリが門前に並ぶような風景とは縁がなさそうだ。
各トレーラーの上でローディングアームっぽいモノを操作する作業員の姿が見えた。

伊藤伝七記念館

旧四日市経由で伊藤伝七記念館前。2年前は「浜松茂」という料亭だったはず。高額な食事を出来るはずだが、金持ちでないので近寄れない。

相生橋・コスモ石油四日市製油所

相生橋から製油所方向を見る。

明るい商店街・三和商店街

明るい商店街・三和商店街

明るい商店街・三和商店街

踏切を渡りを渡って商店街に入る。花月堂には昨年3月に廃業した旨の貼り紙がある。
JR四日市駅へ曲がると「明るい商店街」が残されている。「三和商店街」というらしい。ここ、廃墟関係のサイトで取り上げられてりしているが、奥には明るい防犯灯が灯っている。まだ、居酒屋が営業しているのか。現役の頃でも、ここには入ったことがない。名古屋発の近鉄電車の終電に乗り遅れ、JRの終電で四日市駅を下り、この前を良く通過したものだ。時間的に無理だし、さすがにね。近くの店に25年くらい前に入ったことがあるだけだ。

少し脈拍を上げようかと思い、早足で帰宅した。帰宅は4時半。2時間余りの散歩だった。
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