日々の報道で、「再生医療」や「マン・マシン・インターフェース」について語られ
ないことが無くなってまいりました。
毎日、必ずどこかで新しい発見や技術の展開が見られます。
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「細胞移植」でマウスの視力回復…日米英研究チーム
目の見えないマウスに、網膜の奥で光を感じる視細胞になる前の細胞(前駆細胞)
を移植して視力を取り戻すことに、ロンドン大など日米英の研究チームが成功した。
将来、網膜色素変性症などで視力を失った患者の治療に生かせる可能性がある。英
科学誌ネイチャー電子版で9日発表する。
研究チームは、視細胞やその前駆細胞が出す特別なたんぱく質を目印にして、網膜
にある様々な段階の細胞を取り出す技術を開発。生後間もないマウスからそれらの細
胞を採取して別のマウスの網膜へ移植した。
視細胞や、おおもとの細胞(幹細胞)は消滅してしまったのに、前駆細胞は網膜に
定着した。
この前駆細胞を、網膜の病気で視力を失ったマウスへ移植。1か月後、瞳孔に光を
当てた際の反応などを調べたところ、視力が回復していた。視細胞の反応を電気信号
で神経細胞へ伝える組織ができていることも確認した。
(読売新聞) - 11月9日3時10分更新
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マウスES細胞から人工肝臓、症状回復に成功…岡山大
様々な臓器になる能力がある胚(はい)性幹(ES)細胞からつくった肝細胞で人
工肝臓を作製し、肝不全のマウスに移植して症状を回復させることに、岡山大大学院
医歯薬学総合研究科の小林直哉助手らのグループが成功した。
肝炎などで肝機能が低下した患者の補助装置などへの応用が期待される。科学誌ネ
イチャー・バイオテクノロジー電子版に発表した。
小林助手らは、マウスのES細胞を人の肝臓にある血管内皮細胞や肝細胞増殖因子
などと一緒に培養して、7割という高率で肝細胞にすることに成功。さらに京都大再
生医科学研究所と共同で、血液の成分を透過させる特殊な膜を使って1・5センチ四
方の小型の袋状の人工肝臓を開発した。
(読売新聞) - 11月7日11時36分更新
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人体への臨床応用へは、後数年かかるのでしょうが、ES細胞を使った臓器再生(新作)
技術、胸突き八丁を越えつつあります。
とりあえず、もうすぐ、網膜と肝臓に機能障害を起こしても新しくしちゃえる様になる
わけで、そうなると視神経自体や腎臓・膵臓・脾臓だっていけそうな気がします。
人工透析しなけりゃならない方々の負担がなくなる、というのだけとっても、社会全体
に与える良方向でのインパクト、計り知れません。
ES細胞の活用で、我々の平均寿命、早くも少しばかり伸びたはずです。
以前もこのブログの記事にした様に誘導多能性幹細胞(induced pluripotent
stem cell, iPS 細胞)からの臓器再生の方が、倫理的にも問題少なし、なのですが、
2006年11月現在では、ES細胞からのアプローチの方が先行している様です。
そのうち追いついてくるんじゃないかな、と思います。
我々門外漢は、座して待つことと致しましょう。
「待てば懐炉の日和有り」 この分野の研究、間違いなく、我々の社会にインパクト
を大きく与えることになります。
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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
または、TEL:0942-34-1387 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
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「細胞移植」でマウスの視力回復…日米英研究チーム
目の見えないマウスに、網膜の奥で光を感じる視細胞になる前の細胞(前駆細胞)
を移植して視力を取り戻すことに、ロンドン大など日米英の研究チームが成功した。
将来、網膜色素変性症などで視力を失った患者の治療に生かせる可能性がある。英
科学誌ネイチャー電子版で9日発表する。
研究チームは、視細胞やその前駆細胞が出す特別なたんぱく質を目印にして、網膜
にある様々な段階の細胞を取り出す技術を開発。生後間もないマウスからそれらの細
胞を採取して別のマウスの網膜へ移植した。
視細胞や、おおもとの細胞(幹細胞)は消滅してしまったのに、前駆細胞は網膜に
定着した。
この前駆細胞を、網膜の病気で視力を失ったマウスへ移植。1か月後、瞳孔に光を
当てた際の反応などを調べたところ、視力が回復していた。視細胞の反応を電気信号
で神経細胞へ伝える組織ができていることも確認した。
(読売新聞) - 11月9日3時10分更新
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マウスES細胞から人工肝臓、症状回復に成功…岡山大
様々な臓器になる能力がある胚(はい)性幹(ES)細胞からつくった肝細胞で人
工肝臓を作製し、肝不全のマウスに移植して症状を回復させることに、岡山大大学院
医歯薬学総合研究科の小林直哉助手らのグループが成功した。
肝炎などで肝機能が低下した患者の補助装置などへの応用が期待される。科学誌ネ
イチャー・バイオテクノロジー電子版に発表した。
小林助手らは、マウスのES細胞を人の肝臓にある血管内皮細胞や肝細胞増殖因子
などと一緒に培養して、7割という高率で肝細胞にすることに成功。さらに京都大再
生医科学研究所と共同で、血液の成分を透過させる特殊な膜を使って1・5センチ四
方の小型の袋状の人工肝臓を開発した。
(読売新聞) - 11月7日11時36分更新
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人体への臨床応用へは、後数年かかるのでしょうが、ES細胞を使った臓器再生(新作)
技術、胸突き八丁を越えつつあります。
とりあえず、もうすぐ、網膜と肝臓に機能障害を起こしても新しくしちゃえる様になる
わけで、そうなると視神経自体や腎臓・膵臓・脾臓だっていけそうな気がします。
人工透析しなけりゃならない方々の負担がなくなる、というのだけとっても、社会全体
に与える良方向でのインパクト、計り知れません。
ES細胞の活用で、我々の平均寿命、早くも少しばかり伸びたはずです。
以前もこのブログの記事にした様に誘導多能性幹細胞(induced pluripotent
stem cell, iPS 細胞)からの臓器再生の方が、倫理的にも問題少なし、なのですが、
2006年11月現在では、ES細胞からのアプローチの方が先行している様です。
そのうち追いついてくるんじゃないかな、と思います。
我々門外漢は、座して待つことと致しましょう。
「待てば懐炉の日和有り」 この分野の研究、間違いなく、我々の社会にインパクト
を大きく与えることになります。
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・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
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窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
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平面研削も行います。
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