またまた積雪の朝です。今日の予定は、これから14時まで事務所で外国向け書類
作り。翻訳は先方で行なって下さるとのこと。ありがたいです。
16時より玉名の司ロイヤルホテルで九州めっき工業組合の理事会&賀詞交歓会
に出席です。現時点、九州道は凍結による規制はない様ですので、八女から南関
まで高速走りします。
ここ数日の報道から。
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新燃岳噴火 小康状態続く 降灰噴石に引き続き注意を
毎日新聞 1月29日(土)19時25分配信
鹿児島、宮崎県境の霧島山系新燃岳(1421メートル)は29日も最高500メートル
の噴煙が上がる小規模噴火を断続的に繰り返した。火口の南西側斜面では火砕
流の跡が確認された。
鹿児島地方気象台によると、依然として小規模な空振と火山性微動が観測されて
おり、今後も爆発的噴火が起きる可能性が高いという。同気象台は30日午前の
新燃岳上空の風を北西と予想。引き続き、噴石や降灰に注意するよう呼びかけて
いる。
火砕流の痕跡は帯状で、先端部はふもとの森林にまで達していた。28日夜の冷
え込みでうっすらと積雪した中に、真っ黒に焼かれ幹だけになった樹木が立ち、火
砕流の猛威を物語っていた。【野田武、近松仁太郎】
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火砕流が流れている方向、火口壁が低い南西向きの様です。韓国岳から高千穂
河原への縦走路は、火口壁の北側から東側へ回り込む形。登山道の損壊は無い
ものと思われますが、火山灰と噴石が厚く堆積してしまっているものと想像されま
す。
南西に向いていると大雑把に伝えられる火砕流の向きを延長するに、西向き傾向
が強いならば国民宿舎霧島新燃荘が危なくなる可能性あり。南向き傾向が強いな
らば湯之野温泉付近に向かいます。方向がどちらであるにしろ、新燃岳南西山腹
を巻く様に走っている高千穂河原と丸尾温泉を結ぶ県道は損壊を免れないものと。
活動の大規模化と長期化が言われています。そうならぬ様、祈るしかなし。
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エジプトデモ エルバラダイ氏「政権移行を主導する用意ある」
産経新聞 1月29日(土)7時56分配信
【カイロ=大内清】28日のデモに合わせて27日夜、緊急帰国したエルバラダイ国
際原子力機関(IAEA)前事務局長は、「(ムバラク政権が崩壊すれば)政権移行
を主導する用意がある」と語るなど、今後の政治プロセスで主役となる野心を隠し
ていない。
エルバラダイ氏は事務局長退任後の昨年2月、次期大統領選への出馬を目指し
市民運動「変革のための国民協会」を結成した。しかし昨年末、体制派のイスラム
主義組織指導者が、「イスラム教徒を惑わそうとしている」などとして、同氏殺害を
呼びかけるファトワ(宗教裁定)を出したことなどから出国し、欧州に滞在していた。
エジプト国民の中には、外国生活が長い同氏が突然、大統領選に意欲を示したこ
とに反感を持つ者も少なくなかった。
だが、今回のデモで一躍、注目を浴びたことで、国際的知名度が高い同氏が今
後の「台風の目」となる可能性もある。
既存の野党勢力もデモ参加を表明し、ムバラク政権が崩壊した場合に備えた“場
所取り”を始めた。今後は各政治勢力間で、デモの主導権をめぐる争いも本格化
しそうだ。
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チュニジアの政変が、いきなりアラブ最大の国家エジプトに飛び火することになろう
とは予想していませんでした。アルジェリア・リビア・イエメンあたりならばありかも、
とも思っていましたが、政権の在期・民力の高さ・情報遮蔽性の低さ・独裁度合いが
あまり高くないことなどから、チュニジアからエジプトへの飛び火が大きな炎になっ
たものと、後付けながら考えます。
中東でのステータス高いムバラク政権が仮に倒壊してしまうとするならば、アラブ世
界(またはイスラム世界)での独裁的政権転覆ドミノが発生し始める可能性がある
かもしれません。シリアあたりもやばいかも。
それにしても、ファラオのミイラ破損させるのはいただけません。
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「近海の宝」掘り出せ メタンハイドレート 世界最大の試験装置導入
2011.1.11 02:00 (msn.産経ニュース)
天然ガスの原料として海底などに眠ってい
るシャーベット状のメタンガス、メタンハイドレートの採取に向けて、政府が今春、
世界最大の室内試験装置を導入して本格的な実証を開始することが10日、分
かった。メタンハイドレートは日本近海に大量に存在することが確認されている。
平成24年度には海洋実験に乗り出す方針だ。実用化されれば、石油や天然ガ
スなどを輸入に頼る日本のエネルギー戦略にとって画期的な技術となる。
メタンハイドレートは日本近海のほか、南シナ海やロシアの永久凍土地帯などに
存在している。油田のように掘り当ててもメタンガスが噴出することはないため、
採取技術をめぐり日本や米国、韓国、中国などが国家プロジェクトとして研究を進
めている。
今回、世界最大の室内試験装置を設置して実証実験を行うのは、経済産業省が
所管する独立行政法人産業技術総合研究所。これまでの採取実験で、130気
圧の状態で存在するメタンハイドレート層を30気圧に減圧すれば、最も効果的に
メタンガスを取り出せる仕組みを突き止めており、これを応用することにした。
具体的には、海底のメタンハイドレート層に接した部分まで井戸を通し、ポンプで
海水を吸い上げる方法でメタンハイドレート層にかかる井戸内の気圧を下げて、気
泡状のメタンガスを発生させる技術を確立したい考え。3月に産総研のメタンハイ
ドレート研究センター(札幌市)で井戸を想定した内径1メートル、高さ3メートルの
世界最大となる室内産出試験装置を導入し、井戸に必要な強度などの調査に乗
り出す。
メタンハイドレートは、日本近海の東部南海トラフだけで日本の天然ガス年間消費
量の13・5年分に相当する約1兆1400億立方メートルの存在が確認されており、
現在のガス田の埋蔵量ランキングにあてはめると世界20位程度に位置する。
このため、政府は6年から通産省(現経済産業省)が中心となって基礎的研究を
開始し、12年に開発検討委員会を発足させて技術開発に乗り出していた。
経産省・資源エネルギー庁は30年度に商業生産技術を確立する計画で、実験費
用などとして23年度予算案に89億円を計上。「減圧法による海洋や漁業への影
響も、ほとんど問題のないことが分かっている」としており、実用化を急ぐ考えだ。
■メタンハイドレート 天然ガスの原料となるメタンを水の分子が取り囲んだ状態の
固体結晶。永久凍土地帯や大陸縁辺部の海域に高圧低温の条件下で生成され、
火をつけると燃えるため「燃える氷」といわれる。燃焼時の二酸化炭素(CO2)排
出量は石炭や石油に比べると半分程度で、地球温暖化対策にも効果的な新たな
エネルギー源として注目されている。
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資源小国であると勝手に自らを規定してしまっている我が国ですが、領海の広さ
とそこに眠る資源の豊かさに思いをいたすべきかと。我が国の持つ先端技術、海
を接して向き合う必ずしも友好的でない諸隣国の振る舞いを考慮しつつ、です。
当社のお得意先の中に、この記事に関連する技術をお持ちの事業所があります。
もし、当社に何がしかのお声をかけて下さるならば、嬉しく対応させていただく所存。
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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
または、TEL:0942-34-1387 FAX:0942-36-0520
所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
と書くのが日本語的には正解)が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
です。
● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
ダイヤモンドライクカーボン)膜の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
膜の再生加工も開始。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与に
ご利用下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
形状・機能の復元加工。
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