地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

小松左京氏を悼む

2011年07月31日 03時54分13秒 | 時事ネタ
7月26日に作家小松左京氏がお亡くなりになったとの報道。

僕が中学1年生だった1973年に新書版で刊行された「日本沈没」は空前のベスト
セラーとなりました。背伸びしつつ上下刊読んだ記憶、RKBラジオで21時から15
分ほど流されていたラジオドラマを聞いていた40年近く前のことを思い出します。

その後、「果しなき流れの果に 」「復活の日 」「エスパイ」「神への長い道」「地に
は平和を 」「牙の時代」「継ぐのは誰か?」「時の顔」「本邦東西朝縁起覚書」「さよ
ならジュピター」なんかの長編や短編集を、学業成績低下の憂き目となるほど読
みまくりました。比較的新しいところでは「首都喪失」「虚無回廊」あたり。これら
は学校卒業した後に。

最初期に書かれた短編「地には平和を」や「お茶漬けの味」は小松氏の戦争体
験から生み出された作として深く印象付けられるとともに、文明の進歩の是非に
ついて、示唆に富む内容。

短編「本邦東西朝縁起覚書」読後、我が国中世を二分した皇統分裂『南北朝』
に興味を持つことになりましたし、「日本沈没」によってプレートテクトニクスやさら
に溯るウェゲナーの大陸移動説を知ることが出来ました。

そして「日本沈没」のアイデアノート的先行作品である「物体O」やその視点位置
を変えた「首都喪失」も、それぞれに「日本沈没」的空気を感じさせてくれました。


中学生の頃の興味や知識の方向性がその後の人生を司る、とよく言われます
が、僕の場合もその言の通り。51歳現在の志向性(嗜好性?)は、ほぼ完璧に
この小松左京氏と数年前に亡くなったアーサー・C・クラーク氏によって形作られ
ています。

5年ほど前に刊行されていた谷甲州氏との共著「日本沈没 第二部」を今年になっ
てから購入し、さてそろそろ読みだそうかと思っていた矢先の訃報でした。


(第一部で国土を失い世界中に散らばった日本人たちの行く末を、この第二部
では描いているとのこと)


小松左京氏には深く感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。



幹細胞から取り出した成長因子を粉末化

2011年07月28日 20時46分43秒 | 時事ネタ


こんな記事を見つけました。

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寒天が活躍中!? 難病から患者を救う世界初のスーパー再生医療技術

DIGITAL DIME 7月26日(火)10時41分配信

要旨:幹細胞から取り出した成長因子を粉末にし、治療する時に水に溶かし、寒
天などに含ませて使用する。その効果は、脳や骨、心臓、神経、皮膚など、ほぼ
万能と言っていい。


難病に苦しむ多くの患者を救うことが期待される再生医療。この分野に強力な技
術が加わった。名古屋大学の上田実教授(顎顔面外科)らが成功した、幹細胞の
成長因子を使う世界初の画期的な医療技術がそれだ。

多くの再生医療では幹細胞そのものを使うが、上田教授らの方法では、人間の幹
細胞から取り出した成長因子を粉末にして使う。具体的には治療時に粉末を水に
溶かして寒天などのスポンジ状の物質に含ませ、骨など、再生させたい部位に移
植する。「従来の再生医療では幹細胞自体が再生の主役と考えられてきましたが、
実は幹細胞の分泌する成長因子こそが主役とわかったことがこれまでにない大き
な研究成果です」(上田教授)

この方法では、再生できる組織に制約がなく、ほぼ万能であらゆる部位に使える。
幹細胞の分泌タンパクを使うので「その幹細胞が効果を示す組織の再生はすべて
可能」(上田教授)だという。

このため、脳梗塞、脊髄損傷、パーキンソン病、劇症肝炎、糖尿病、ドライアイなど、
応用範囲も広い。

現在は臨床研究中とのことだが、これまで5例の骨再生治療が行なわれ、そのす
べてで経過良好。すでに6か月以上経過した患者もいるという。また、治療に使わ
れる幹細胞の成長因子は、原則として患者から取り出したものを使用するが、他
人の細胞の成長因子でも免疫反応が起きないそうだ。さらに、粉末にした成長因
子は長期間活性を保ち(粉末で約半年、水溶液で約1週間)、コストの面でも従来
の幹細胞移植に比べて100分の1程度になるという。

移植する時に寒天などを使う理由は「成長因子を患者さんに戻した後、急激に拡
散することを防ぎ、成長因子自体を運ぶ媒体にするため」(上田教授)で、寒天や
コラーゲン以外の素材でも可能だそうだ。

●ダイムの読み
従来の細胞移植では腫瘍化する恐れがあり、治療費も高額になりがちだったが、
この方法なら患者の負担も軽減できる。全く新しい治療法のため、薬事法の壁と
厚労省の承認が必要だが、これらが解決され、成長因子を大量生産する方法が
開発されれば、今後の再生医療に大きな影響を与えそうだ。

取材・文/石田雅彦


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日進月歩との言い方が陳腐化してしまうほどのスピードである我が国の再生医療
研究です。新研究について報道される度に、これが再生医療法の決定版!、と思
い込んでしまいます。この報道内容もまた、驚天動地のものではありますが、少し
冷静になって研究全容把握に努めたいと思います。

どうせ素人ではありますが。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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久留米大学本部棟で

2011年07月27日 19時01分04秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


昼過ぎ、旭町の久留米大学本部へ出向きました。

数ヶ月前より、久留米大学経営企画部知的財産本部管理室からのお声掛けで
「新たな産学官連携に向けたキックオフミーティング」との会合に出席しており、今
日はその3回目。


(大学本部棟です。隣に建つ大学病院には、お見舞い・自分の入院・身内の検査
など、再々訪れているのですが、その北側の大学本部などOBででもなければ訪
問する機会はありません)

今日の主議題は、リハビリ・介護に係る機器・器具等に関する特許情報と当会合
メンバーでのターゲット作成案作り、でした。

春先、兼定興産さん経由で久留米大学K先生よりお声を掛けていただいたのが
きっかけで、予備打合せ・ミーティングの末席に加えていただいたいますが、正直、
介護機器等の業界に全く疎く、意見出せと言われてもへなちょこな文言唱えるだ
け、隔靴掻痒の間、は否めません。

次回の会合では、現在の医学部教授方、事務方に加えて理学療法士にも出席依
頼なさることに。


(本館玄関前には、昭和3年の久留米大学(当時は九州医学専門学校)創立当時
に校地・建物を無償提供して下さった、この大学の大恩人、ブリヂストン創始者石
橋正二郎翁の銅像)

久留米んもンなら皆な石橋翁にお世話になっています。開園55年になる石橋文化
センター(園内にある石橋美術館と絵画類多数も)・全市立の中学校・二十一小学
校へのプール建設・母子寮・市長公舎(現石橋記念くるめっ子館)・有馬記念館・
ケヤキ並木が美しいブリヂストン通、その他数え上げるとキリがありません。全て、
翁のご寄贈です。感謝。

次回の会合は、僕の海外出張予定に慮っていただき、当初予定の9月12日から
の週ではなく、1~2週後ろに倒していただくことになりました。



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CRH追突・脱線転落事故の報から

2011年07月24日 17時06分49秒 | 時事ネタ


昨夜の第一報、今朝の続報の段階では追突されて橋から転落したCRH車輌は2
輌だとのことでしたが、現時点では脱線は6輌、転落は4輌であるとのこと。当初11
人と伝えられていた死者数は35人であると、伝えられています。

国家の威信をかけて建設しつつある高速鉄道ネットワークの末端部分、高速鉄道
専用線ではない在来線改良区間にCRHが乗り入れている浙江省で、世界一の鉄
道であるとの自尊心著しく損なう今回の大事故です。

今日びの中国は、固定電話回線引くより無線通信の方がコストパフォーマンスに
優れるとの理由から、かなりの田舎であってもケータイやEメールは自由自在に使
用出来ます。砂漠のど真ん中だって使用可です。それが裏目に出て、この事故が
全世界にあからさまになってしまっています。いかに中国ではあっても、屋外での
大事故に対して情報統制しにくくなっているのは明白との印象。それでも、事故を
速報したものの、その後は閲覧ができなくなったインターネットのウェブページもあ
るとのこと。

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死者35人、負傷者210人に=制御装置に問題か―中国高速鉄道事故

時事通信 7月24日(日)11時5分配信

【温州(中国浙江省)時事】新華社電によると、中国浙江省温州市で23日夜に起き
た高速鉄道列車の追突脱線事故の死者は24日午前までに35人(うち外国人2人)
に増え、負傷者も210人に達した。列車衝突を防止する制御装置や運行指令と列
車の連絡態勢に問題があった可能性があり、鉄道省は事故原因の究明に乗り出
した。

胡錦濤国家主席らは張徳江副首相を現場に派遣。鉄道省は急ピッチで整備を進
めている高速鉄道で起きた死傷事故を重く見て、全国の鉄道局に対し、線路と列
車設備の緊急点検と安全輸送の強化を指示した。

事故は、浙江省杭州発、福建省福州南行きのD3115列車(乗客ら900人余)が落
雷で停電し、急停車したところに、後続の北京南発、福州行きのD301列車(乗客
ら500人余)が追突。鉄道省のその後の調べで、計6車両が脱線し、D301の前部
4車両が高架から落下して、車両に乗客が閉じ込められたことが判明した。

D301は6月末に開業した北京―上海高速鉄道を経由して、事故が起きた路線を
走行していた。時刻表によると、D301がD3115に先行して通過することになってい
た。
 

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追突された列車より追突した列車の方が、本来、先を走っているはずだったのが
入れ替わってしまっていたとの耳目を疑うような内容の報道。

複雑な路線とダイヤグラムを作ったのはよいものの、それを制御する実力と実績
が不足している為、天候不順等本来想定しておかねばならぬイマージェンシー発
生時に、危険性の水準値が簡単に上昇してしまっているのは明らかです。安全
性の冗長さに余裕が無い、という書き方でいいと思います。

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危険を生んだ中国高速鉄道の背景(1)「無茶な大躍進」

サーチナ 7月24日(日)14時18分配信

浙江省温州市で23日夜、停車中の高速鉄道列車に後続列車が追突、脱線して
車両の一部が高架から転落する事故が発生した。網易は24日、高速鉄道開通以
後頻発する大小さまざまな事故について、中国高速鉄道の「大躍進」現象と、この
現象を導いた鉄道業界の体質が原因であると論じた。

「大躍進」とは毛沢東氏が1950年代に進めた農工業増産政策。名称とは裏腹に
大量の餓死者を出したことから、その後失策を揶揄(やゆ)する語としてしばしば
使われるようになった。

中国高速鉄道の「大躍進」は今年2月に失脚した劉志軍氏が2003年に鉄道部長
に就任してから始まったと指摘。20年までに営業キロ10万キロを実現する『中長
期鉄道網計画』のもと、大量の資金をつぎ込み急ピッチで新路線を建設してきた
ことに、専門家からは「やりすぎ」との指摘も出ていたと紹介した。

ばく大な債務負担のほかに、「ドイツ人が2-3カ月かけて学ぶ高速鉄道運転を中
国は10日で学ばせた。ドイツ人トレーナーが『無茶だ』と言ったが、中国側は『10
日で北京に返す』と話した」という鉄道部機関誌『旅客報』の記事を紹介。人材育
成方法においても「大躍進」は安全面で隠れたリスクを残したと分析した。(編集
担当:柳川俊之)


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失脚した劉志軍鉄道部長に全責任を負わせて、後は知らん、となる可能性を行間
から感じます。

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危険を生んだ中国高速鉄道の背景(2)「政府独占でやりたい放題」

サーチナ 7月24日(日)14時58分配信

浙江省温州市で23日夜、停車中の高速鉄道列車に後続列車が追突、脱線して
車両の一部が高架から転落する事故が発生した。網易は24日、高速鉄道開通以
後頻発する大小さまざまな事故について、中国高速鉄道の「大躍進」現象と、この
現象を導いた鉄道業界の体質が原因であると論じた。

高速鉄道の「大躍進」は表向きな現象であり、その根源には鉄道部が「ネットワー
ク独占者、大手運輸業者、価格制定者、運行制御者、業界管理者、行政執行者」
を一手に掌握する「政企不分」があると指摘。直接的な採算勘定の必要がない鉄
道部では一部の上層部が高規格、高速度ばかりを追求して行政権力を振るって
いるとした。

鉄道部の元サブチーフエンジニア、周翊民氏は北京―上海、武漢―広州などの
高速鉄道が当初の時速350-380キロメートルから300キロメートルに減速したこと
について「外国企業との契約は時速300キロメートルが最高営業速度だった」と語っ
た。劉志軍・前鉄道部長は在任中、一つ覚えのように何でもかんでも「世界一」と
言っていたという。

また、事故を起こした2本の列車がそれぞれ南昌鉄道局、上海鉄道局の管轄で
あったことを挙げ、「計画経済下鉄道事業のエリア分けにより、各地域鉄道局どう
しの連係がとれていない」ことが悲劇を生んだとも分析した。

最後に、中国高速鉄道の技術が「これまでわずか2度の脱線事故のみで死傷者
を出していない日本の新幹線を上回ると自称」する鉄道部に対して「それならば、
問題は体制にあるとしか言いようがない」と断じた。(編集担当:柳川俊之)


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直接的な採算勘定の必要がない鉄道部だの連絡がとれていない各地域鉄道局
だの、原因についての解説が既に各論喧しくなりつつありますが、根源的な問題
点は、スピード世界一になりたいとの見えとメンツの為のみ動き、利用者に安全で
快適な移動をしてもらうとの視点に欠けること、己の行為が社会に及ぼす影響と
その責任をきちんと認識しようとする意識が欠如していること、ここに原因がある
と断言したく思います。

これはCRHに限らず、航空機運用についても同じことが言えます。飛行機自体は
ボーイングやエアバス製のものを使っているので(今の処)大きな齟齬は発生して
いませんが、見た目立派でも実は脆弱で手抜きだらけの空港インフラや、定刻運
航しようとの意志がひどく薄弱なスタッフの心構え、このあたり、再々行なっている
中国奥地ドサ廻り営業時に毎回体験させられますし、つい前々回の弊ブログ記事
にも致しました。

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中国の高速列車車両事故…現場近く、別列車も故障で停車していた

サーチナ 7月24日(日)12時56分配信

浙江省温州市内で23日午後8時27分、高速鉄道車両2列車が追突事故を起こし、
一部車両が橋から落下した事故で、現場近くで別の列車が落雷による故障で運
転できなくなっていたことが分かった。同列車の乗客約1000人は全員無事で、徒
歩で温州南駅に到着した。位置関係や故障発生の時刻についてはっきりしない
部分があり、走行していた場合、三重事故になったかどうかは分からない。中国
新聞社が報じた。

落雷による故障で運行できなくなったのは、アモイ(福建省)発・杭州(浙江省)行
きのD3212列車。同じく高速鉄道車両で16両編成。乗客約1000人が乗っていた。
午後8時ごろに車両に落雷し、電気系統が故障して速度を落とし、動けなくなった。
追突事故を起こした2列車とは反対方向に向う列車で、事故現場から約5キロメー
トルの場所で止まった。

当初は予備電源により保たれていた照明も午後10時ごろには消え、車内は真っ
暗になった。ほとんどの乗客が「下車させろ」と求めはじめ、乗務員は、駆けつけ
た警察官と乗客を保護しながら線路上を歩いて温州南駅に向うことを決めた。

乗客の1人によると、午後11時半ごろに、事故現場を歩いて通り過ぎたという。
D3212列車は遅い時間帯の便で、後続列車はなかった。

北京発・福州(福建省)行きのD301列車が温州市双嶼の高架橋で、杭州(浙江省)
発・福州行きのD3115列車に追突した事故では、24日午前11時ごろまでに35人の
死亡が確認された。うち19人の身元が確認され、2人が外国人だったことが分かっ
た。日本人は含まれていないとされる。犠牲者のうち10人は女性だった。負傷者
の数は210人に増えた。

現地では雨が降っていたという。(編集担当:如月隼人)


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ただ単に速ければよいという観念から一刻も早く抜け出さねば、同様の事故は、
今後、頻度高く発生するものと思われます。今回も、さらにもう一歩間違えていた
ならば、三重衝突との、鉄道事故としては世にも珍しい事態が発生していた可能
性さえあるとの報道です。

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脱線、運行システムトラブルか 日本技術は車両のみ 

asahi.com 2011年7月24日5時31分

中国の高速鉄道事故。何が起きたのか。

日本の新幹線の技術に詳しいJR関係者によると、中国の高速鉄道で日本の技
術が採用されているのは車両だけで、信号などの運行システムは中国独自のも
のが使われているという。

この関係者は「パンタグラフの損傷など車両自体の問題でなければ、運行システ
ムの不具合の可能性がある。衝突であったとすれば、車両ではなく運行システム
上のトラブルとしか考えられない」と指摘する。

日本の新幹線の場合、輸送指令室による制御に加え、車両同士が一定の距離
以上に近づかないために幾重もの対策が講じられている。「他に考えられるとす
れば、レールなど構造物の問題もありうる。中国の高速鉄道は日本やドイツなど
多くの国の技術の寄せ集め。何が原因か解明するのは容易ではないだろう」と話
す。

国内外の鉄道に詳しい専門家によると、中国の高速鉄道では一つの路線に異な
る方式の信号システムが使われている場所があるという。

この専門家は「列車同士が衝突や追突をしないため、一定の区間にほかの列車
を入れないというのが世界共通の鉄道の安全の原則。今回の事故は、信号や制
御システムに何らかのトラブルが起きた可能性がある」と指摘。複数のシステム
の制御が適切だったかどうかもポイントとみる。


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安全軽視のツケ現実に 中国高速鉄道 「信じがたい事故」

産経新聞 7月24日(日)7時56分配信

経済発展を背景に、急速に広がった中国の高速鉄道をめぐっては、日本などが
開発した技術を盗んだ疑いのある特許申請問題に加え、運行上のトラブルが続
発。今回、事故を起こした車両は川崎重工業が技術供与した車両で、「和諧号」
と総称されている。営業速度などを重視し、安全面をおろそかにしているとする指
摘が日中両国から繰り返し聞かれていた。

昨年4月にはJR東海の葛西敬之会長が、中国の高速鉄道について「安全性を軽
視している」と海外メディアのインタビューで発言。中国側が否定していた。

 また、中国共産党の創建90周年記念日を前に、前倒しで6月末に開業した北
京-上海間を結ぶ高速鉄道(中国版新幹線)では、開業直後から停電や車両の
不調などによるトラブルが相次いで発生。中国鉄道省の元幹部が中国紙に対し、
「安全よりも(営業速度など)『世界一』を優先させた設定だった」と発言して波紋を
広げた。土木工事に手抜きがあったことを指摘する工事関係者もいるという。

運行をめぐる懸念が、大事故として現実化した形だ。

鉄道の安全問題に詳しい安部誠治・関西大教授(公益事業論)は「6月末に開業
した(北京と上海を結ぶ)中国版新幹線でのトラブルは、初期故障のような軽微な
ものでそれほど問題視していなかったが、今回のような事故は正直信じがたい事
態。事故原因が追突事故だとすれば、信号故障などで一時的に停車させた列車
に後続車が突っ込んだ可能性が考えられるが、いずれにしても日本の新幹線や
欧米の高速鉄道などでは追突事故は、まずあり得ない。安全態勢がかなり深刻
な状態だと言わざるを得ない」と話した。


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今回の事故、追突した側かされた側かどちらなのかはまだ確定されていないなが
ら、JR東日本E2系(はやて)コピー車輌(CRH2型)が含まれている模様。中国から
のこれまでの報道を元に考えると、事故発生直前までは「完全に中国オリジナル
車輌だ」とのたまっていたのが、今後「日本製車輌に問題があり、その情報に基づ
いて作られたものなので事故を起こした」と開き直り、我が国に責任転嫁してくる
可能性もあるかと。


最後に洒落にならないにもほどがある記事を発見しました。タイミングもすごい。

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中国初の無人操縦電車、製造へ=制御システムなど世界最高水準の技術-中国

Record China 7月24日(日)11時45分配信

2011年7月23日、中国新聞網は記事「中国本土企業、香港向けに中国初の『無
人操縦地下鉄』を製造へ」を掲載した。以下はその抄訳。

中国北方機車車両工業集団公司旗下の長春軌道客車株式有限公司は、香港
地下鉄有限公司からの香港西港島路線及び南港島路線の車両購入契約を受
注した。総額は14億100万元(約171億円)。南港島路線は全自動の無人操縦車
両が導入されるという。

中国北方機車車両工業集団公司は、無人操縦車両には機械、電子、管理技術
など多方面で世界最高水準の技術が要求されるとコメント。自社の技術力に自
信を見せた。(翻訳・編集/KT)


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何のブラックジョークか。



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昨夜のCRAFT7月例会は新加入企業プレゼンテーションがメインテーマでした

2011年07月23日 23時54分16秒 | 業界ネタ


昨日夕刻、久留米市役所305号会議室で「中小製造業経営研究会CRAFT」の7月
例会が開催されました。

19時からの開始に先立って18時より、昨年作成していたCRAFT加入企業紹介パ
ンフに、今年度加入企業5社のデータと既会員データ更新分を、パンフ中に差し込
み製本する作業を有志で行ないました。年会費12000円こっきりである為、経費節
減に極限まで挑んでいる(挑まざるをえない?)団体ならではの涙ぐましい努力、
と自画自賛しつつ。

そして19時より、7月例会開始。今回のテーマは今年度(2010年9月~)新加入企
業5社のプレゼンテーション。一社15分ほどの持ちタイムでしたが、熱心さの余り、
タイムオーバー続出でした。


東洋ゴム織布さん。甲ゴム、刺繍加工、組ヒモ・ デクスマ素材・製品加工、製造
販売、と事業多岐。久留米市津福本町)

因みに、右が東洋ゴム織布さん、左は7月例会運営担当役員の津留崎製作所さ
んです。


コンドーマシナリーさん。布団用大型ミシン、段ボール加工製品、プラスチック板
縫製加工箱等を製造。三潴郡大木町)


四ヶ所鈑金塗装さん。自動車周辺事業(板金、塗装、販売、買取、相談)、保険
事業(自動車、火災、傷害、がん、医療、生命、他)を展開。久留米市国分町)


ノムラさん。ヤマザキマザック(Mazak)製工作機械代理店です。福岡市中央区)


西邦化学産業さん。顔料・溶剤・捺染機材・インク・インクジェット資材・周辺資材
製造とこれまた多岐。久留米市山川)

自社製品で作成した旗類の展示、Tシャツを着用なさってのプレゼンでした。


(新加入企業プレゼン終了の後、改訂なったCRAFTパンフを参照しつつ既加入企
業の100秒自社紹介です。昨日はことのほか出席者多く、総勢25社ぐらいになっ
たか)

21時40分過ぎに7月例会は終了。22時より文化街にて、遅れて出席なさった2社
含め、過去最多の27社で懇親会を行ないました。

8月6日は、恒例の持出し例会です。今回は山鹿市の鋳造業者、小笠原工業さん
を見学した後、サントリー九州工場見学とビール飲み。9月2日には延岡市の共同
受発注グループNEF
との交流会を開催する予定です。

ポリテク佐賀センターからの情報によると、さらに1社、CRAFTへの加入を検討し
ている企業が久留米市内にあるとのこと。

喜んでお迎えしたい。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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13時発が15時、16時25分、17時に

2011年07月22日 17時43分43秒 | うろつきアーカイヴス
一週前の金曜、7月15日の西安での行状。


(7時前、宿21階からの西安旧市街地。見事なスモッグでした)

朝飯喰ってから、外歩きしました。


(宿前の杯城西路と大慶路・蓮湖路の交差点。南向きに撮影)


(宿は旧市街地を取り囲む城壁の西外にあります。蓮湖路を東に歩き、城壁外側
のお堀をオーバークロス)


(蓮湖路が城壁にぶつかる部分は「玉祥門」)


(城壁は西安の町勢が盛りを過ぎた明の時代に造られたものだそうですが、到底
5~600年も前に構築されたもののようには見えません)


(恐らく再々メンテナンスなど行なっているものと思われます)

秦の咸陽の時代からカウントするならば3000年の歴史を持つ町ではありますが、現
役の都市として機能しているあたり立派です。昨年12月に訪問した河南省にある北
宋の都、開封に較べると歴然とした差。


(城壁の内側、旧市街地に入り、蓮湖路を2キロほど東へ)


(蓮湖路と旧市街地真ん中を南北に貫く北大街の交差点を左折し北へ)


(北大街を1キロ弱で城壁北側に設けられている安遠門)


(城壁直下では露天の散髪屋)


(安遠門を北に抜け、城壁外側のお堀を渡ってからすぐに方向を西に変え、杯城北
路を歩きました)


(東西に一直線、城壁北辺)


(江蘇省の連雲港と甘粛省の蘭州を結ぶ隴海線です。蘭州から新疆ウイグル自治
区のウルムチまでの蘭新線、ウルムチ市と国境の阿拉山口を結ぶ北疆線を経由
してカザフスタン、さらには大西洋沿岸のオランダロッテルダムまで至る新ユーラシ
ア・ランドブリッジの一部となります)

と、線路の写真とっていると東屋の下のベンチではご年配者が二胡の演奏中でした。


(城壁に沿ってさらに西に歩いて尚武門)


(旧市街地を囲む城壁の北西端です)

城壁の西側に沿って南下し、宿泊している宿へ。90分で6キロ前後歩きました。

9時半過ぎにお得意先代理店に顔を出し、スタッフ皆さんへの最後のご挨拶と念押
しの営業トークなど。

当初13時に西安空港を離陸する予定だったMU機ですが、前夜、15時に変更となっ
たとのこと。おそらく搭乗者が少ないので少し遅く離陸させることで搭乗者数を増や
そうとの、日本では考えられない理由での変更だろう、と同行者の言。

ただし、元々13時発に乗る予定でチャーターしておいた車の変更は今更叶わず、
西安空港到着は11時半。

14時半の搭乗時刻までの3時間、飯喰って、本読んで、売店冷やかして、少数民族
帽探して、無為に過ごしました。さらには、14時半、上海以外の都市に飛ぶ予定の
便が続々と遅延扱いとなっていく中、いやな予感として保持していた「遅延」が現実
のものに。


(当初出発時刻13:OOからは3時間半近く遅くなる16:25発になるとの掲示)


(遅延理由の英語表記「delayed company plan」と。「会社都合」との訳が適切かと思
われます)

この搭乗口からの便、南京行きが16:15と16:20、上海浦東が16:25に出発するとの
こと。段取り良さが身上の我ら日本人だって一つの搭乗口から5分毎に飛行機出発
させていくことは無理です。時間感覚薄いこの国の皆さんがこんな芸当できるわけ
もなく、この表示自体がいい加減なものであることは即座に露呈。

問題の16:25を迎える10分ほど前に、掲示板では表示ないものの、搭乗口が変更に
なるらしいとの口コミ情報が流れました。ホントかいな、と思いましたが、如何にも中
国的情報開示手段です。移動してみるとどうやら本当の情報だった模様。しかし、
16:25には飛べず。

結局、16:30過ぎに搭乗、離陸17:00となり、会社都合で4時間のだらだら延発となり
ました。「お詫び」「お断り」など全く無しのまま、足元狭いシートに座らせられて離陸
しました。


(昼過ぎに見下ろす予定だった漢中平原を夕刻に拝みました)


(あー、この地域の集落形態は集村と街村だなー、などと疲労困憊の中で力無く独
り言)


(左側の窓下、城壁に囲まれた西安の旧市街地が見えました)


(中国大陸の西奥に位置する西安市ですが、この通り恐るべきスモッグぶり。環境
劣悪です)


(大陸上を2時間東進し、上海浦東空港着陸は19時でした)

午後遅めの時間帯に外高橋保税区のお得意先を再訪する予定が吹っ飛んでしま
いました。

西安旧市街地を取り囲む凄まじい規模の城壁・風情なく濃く漂うスモッグ・搭乗者の
事情など全く寸借しない航空会社・大遅延発生しても一言のわびも無く平然としてい
るスタッフ達、これら全て中国の一断面です。


あー、疲れました。これで今回の中国奥地ドサ廻り営業顛末アップはおしまい。



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きつい思いしつつ、内蒙古自治区九峰山でのプレゼン

2011年07月20日 23時58分01秒 | うろつきアーカイヴス
7月12日の内蒙古自治区九峰山へ出向き、お得意先代理店主催の部品セミナー
でプレゼンした際の前後の記録など。

8時30分に包頭市西部の宿まで、代理店副総経理のWさんが大型のワンボックス
車で僕を含む4名を迎えに来て下さいました。


(市街地を北東に離れ1時間ほど走ったあたり。樹木少ない乾燥した岩山。乾燥
に強いポプラなどが生える浅い谷間)


(見た目、ちゃんと舗装されている様に見えますが、基礎工事の際に手を抜いた
のは歴然。車は大きなバウンドと細かいガタツキ)


(所々に集落。漢族の村です。モンゴル族はこんな半端な浅い谷地には住まない
ものと思われます)


(農業を生業にする村落ではなさそうです。周囲の土壌は痩せ果てていますし..。
ここの人々がどうやって飯喰っているのか、想像が出来ません)


(とりあえず、電気は来ている様子)


(持参した気圧計で換算すると標高1500mぐらいと思われる付近、もはや寒々し
い小集落にも出会いません)


(陝西省や山西省の浸食されつつある黄土高原とはまた一味違った内蒙古西部
の準平原。土壌には鉄分が多く含まれているのか赤土。まず間違いなく酸性土)


(これでも地域の幹線道路らしい。荒地に通した泥濘の道を改良中らしいのです
が、ウィークデーの午前中、ひと気はありません。竣工まで長い時間がかかること
と思われます)


(車は露天掘り炭鉱の近場を通過。路面は粉塵で真っ黒)


(まれに水量の少ない川を渡ります。橋がかかっている場合もあり、そのままザブ
ザブ突っ切る場合もあり)


(先を走る四駆は、代理店スタッフが乗る車。一応舗装されていた幹線道路から
それて勾配のきつい未舗装路を駆け上ります)


(切り通し法面、両側ともに裸のまま、降雨の最中と直後は通過したくないです)


(切り通しの峠を過ぎると、次はダートの下り坂。ほぼラリー状態。一体どこへ連
れて行かれるのか)


(付近で何がしかの鉱物を掘っている様で、一面裸地)


(この「道」を通りました)


(そろそろ目的地が近いとの案内がありましたが、一体どこに)


(目的地、九峰山露天掘り炭鉱の飯場です)

掘り下げていく手間を省く為だろう発破の地響きが時々空気を震わせます。


(長屋風の平屋建て建築群に400名が寝起きしているとのこと。食堂・集会所など
完備しているらしい)


(飯場入口です。扉が閉まったところを想像してみるとナチスドイツの捕虜収容所
の趣き)


(石炭粉塵と砂埃が極端に酷いので散水車の登場となりますが、それこそ焼け石
に水)

早めに昼食を摂ろうとの現地お客様責任者のご提案を気楽にお受けした処、なん
と、真昼間から白酎でのプチ宴会でした。プレゼンや質問回答などあるので素面
でおらにゃなりません、と申すも「没問題(メイウェンティ)♪」とのお気楽なご返事。あなた
はいいでしょうが、こちらは「有問題(ヨウウェンティ)」なんだ、と言いたかったのですが、
言い出せず。

で、思った通り部品セミナー開始時刻は後ろに倒れ、スタートは14時過ぎでした。


(とんでもない僻地でのプレゼンでしたが、パソコン・ppt・プロジェクター使用出来
ました)


(3時間近く行なわれたセミナー中、僕の受け持ちは第2部の1時間。通訳入りです
ので、実際喋っていたのはその半分ぐらい)

訪問した飯場所有企業だけでなく、近隣別事業所のお客様方も聴講にお出でに
なりました。僕のプレゼン趣旨を理解していただけたか..


終了の後、お見えになった事業所総経理に挨拶して退散する手筈でしたが、総経
理が、晩飯も喰っていけ、との鶴の一声。

僕の、やばいなー、との予感はほぼ当たるのですが、この時も大当たり。21時頃
まで続いた止め処ない白酎一気飲み宴会で、同行の、全く下戸であるお得意先
日本人スタッフYさんは短時間で意識不明に。通訳のLさんも無理やり飲まされ
ていた様に見えましたが、実は口を押さえたハンカチに戻していたとのこと。その
Lさんと同行のもう1名Wさんが途中で宴会場を逃げ出した為、白酎慣れしたお客
方のまん中で僕独り孤立無援。挨拶中国語とでたらめ英語でお愛想しながら、白
酎を小さめグラスで計6杯ほど一気飲みしつつ時間稼ぎして過ごしました。

長屋作りの建屋外では雷鳴と屋根を激しく叩く大粒の降雨。気忙しく騒々しいこの
国における経験の中でも特筆すべき喧しい宴会でした。

21時過ぎ、翌日の包頭空港8時40分発の飛行機に乗らにゃならないのでそろそろ
宿戻りさせてもらう、と言い訳しつつ飯場を逃げ出しました。白酎飲まされて明らか
に飲酒運転となってしまう代理店スタッフがハンドル握り、午前中のハードな往路
を逆戻り。

車が転覆しそうになる幻影に怯えつつ日付が変わる頃、包頭の灯りを拝みました。



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ドサ廻り営業明けの7月19日

2011年07月19日 23時18分35秒 | 今日の東洋硬化
 台風6号が接近。四国から紀伊半島南部をかすめており..

上海のお得意先スタッフ方との同行営業活動で内蒙古自治区と陝西省に入り込
んでいた1週間の間に、机上に溜まった留守時堆積ルーチンワークをやっつけて
しまおうと悪あがきする1日でした。

9時、JTB久留米支店に、9月外国行きの航空価格と便数などチェック依頼。不釣
合試験成績表複数作成、等。

10時、ご近所の稲積合金Mさんがご来社になりました。22日(金曜)に開催される
CRAFT7月例会の事前打合せに。

11時、山口銀行久留米支店のYさん。外国送金の手順レクチャーと手配に。さら
には10月3日から山口銀行九州内支店群が北九州銀行として新法人化される
(予定)とのご案内。他に、低金利資金融資のご案内も。大変熱心に業務なさいま
すので好感持てます。と、言いつつ僕の方が遥かに沢山くっちゃべってましたが。

Yさんとお話している間に派遣会社A社ご来社、りそな銀行系生保代理店からお
電話が。役員保険検討しろと。

午後早めの時間帯、英文にて入ってくる外国からの打合せメールを鬱気味にタラ
タラと不正確翻訳し、返答メール作成、それを2回転。

夕刻、上海のお得意先への先週の営業活動レポート(と言っても4~500字の「雑
感」程度のもの)作成。数ヶ月前に作成し、お得意先中国人スタッフに中文化して
いただいていた、PR用新チラシの原文も含めて送信。今回より、当社のお世話を
して下さることになったお得意先日本人スタッフYさんからの送信依頼を頂戴して
いたので。

夕刻遅くなって、英文で送っていた先から、英文遣り取りの中で1点内容訂正と1
点特急作業依頼が入りましたので、ルーチンワークこなしをあきらめ、急ぎで文書
作成しPDFファイル化して送信作業など。

19時もだいぶ回った遅い時刻、営業担当のT君から、基山の鳥飼製作所さんから
福岡ドームの内野席チケットをいただいた、との報告が。8月の第1週目と2週目
に4席ずつ、そして明日7月20日に4席分。明朝、希望者に配布してしまうつもりな
のですが、今日の明日の話ですので、行けるヤツがいるかどうか。

いずれにしろ、鳥飼製作所さんには何をおいてもお礼を申し上げなきゃ、と。



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弊ブログ記事数が2000を超えました

2011年07月18日 19時47分04秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます
このブログ始めてから5年7箇月強で2000記事を超えました。

「世界民族資料によれば、ジャンジン・マルガエと」で2000。この記事で2001回目
です。

深刻な内容を書き込んで、せっかくお読み下さる皆様をブルーな心持ちにすること
のない様、出来る限りお気楽で能天気なものとすることを旨としつつ次の区切りで
ある3000記事を目指すつもりです。

今後とも宜しくどうぞ。



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世界民族資料によれば、ジャンジン・マルガエと

2011年07月18日 19時30分52秒 | 帽子ネタ
今回の中国奥地ドサ廻り営業中、内蒙古自治区の包頭空港から北京首都空港へ
移動する際、包頭空港での搭乗直前、モンゴル族の民族帽が空港売店に陳列さ
れていたのを目敏く発見。迷わず購入しました。言い出し80RMBを値切って70RMB
にてゲット。


(右前面です。赤い装飾ついた部分が正面)


(左後ろから)


(内側。縫い直し跡はあるものの、作りに手抜きは少ない様子。それなりにきちんと
パッケージして持って帰ってきたつもりだったのですが、少し歪んでしまいました)

動物由来のものではない様なので、ムシが湧くこともありますまい。

名称その他に対する知見が無いものですから、毎々、大阪にてお付合いしている
邁買底里さんのHP「世界民族資料」にて確認してみると、

『 名前:ジャンジン・マルガエ/將軍帽(janjin malgai), 「ジャンジン」が將軍、「マル
ガエ」が帽子を意味する。 』

とのことでした。邁買底里さん、ありがとうございました。


ご覧の通り、大変美しい装飾が施されていますが、久留米市内での実用性はゼロ。

頭のハチがデカい僕には被れないサイズですが、独り、手に取って悦に入ってます。



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地下鉄電車内流し

2011年07月17日 18時20分22秒 | うろつき実況中継、やや時差あり
上海浦東空港を夕刻に発つMUに乗る予定なので、昼前に定宿を出、地下鉄乗り継ぎ、1時間半近くかけて浦東空港第一ターミナルへ。

タクシーとマグレブならば40~50分で宿玄関からチェックインカウンター到着となるのですが、その代わり足代は100RMBほど。時間が充分あり雨降っていない場合は、宿から荷物引っ張って地下鉄で浦東空港へ移動することを旨としています。この場合は延べ2時間程度を必要としますが、足代はなんと7RMBこっきり。上海の公共交通機関を使いこなせなかった5~6年前までは、宿から浦東空港までタクシー利用していました。この方法だと300RMB前後を費やすことになり僕的には大変高価。現在はタクシーフル利用での浦東空港移動は無しです。

但し、最もチープな移動方法には落とし穴が。

今日は、日本ではあり得ない現象に出くわしました。
地下鉄2号線の満員に近い先頭車輌内に電源・アンプ・アンプに繋いだギターとヘッドセットと大荷物で見るからにフツーで無い40歳前後男2名が乗り込んできました。列車が動き出すとまもなくマイクから大音声。自分らの曲を聴いてくれ、と言っている様子でした。満員まで後少しの車輌内でやりだすはずはなかろうとの僕の日本的常識は瞬く間に瓦解。自分達が作った曲なのか他人のだか不明ではありましたが、例えるならば、昭和40年代の歌謡曲と1970年代のフォークソングを足して2で割ったものからサビを抜いたとでも言うか、毒にも薬にもならんとでも言うか、そんなのを数曲、車輌内でアンプ使用し大音響、ギタージャカジャカいわせつつ中途半端にハモること10分強。その間、車内案内は全く聞こえなくなってしまいました。

万が一、日本国内でこれがなされた場合は、周囲から大クレームの上で即座に鉄道当局に連行されること間違い無し。

ところがここは中国でした。捕まるも連行されるもないどころか、2人組のうち1人が、曲の出来は良かったはずだからチップくれ、と小銭貰いに狭い車輌をウロウロする始末。僕の目の前にも掌を差し出してきましたので、強く「没有(メイヨー)!」と言いましたが、周囲に座る現地の皆さん、怒りを顔に出す風少なく、人によっては5RMB・10RMBと小銭を渡していました。この手の輩に金やったりするから、人の迷惑省みず「地下鉄電車内流し」なんかしちゃうでしょーがと思いつつ、この国の皆さん、自分の意思と沿わない方向であれヘビーラウドネス環境への対応力が高いに違いない、もしかしてノイジーなのがお好きなのかもしれない、と改めて感じ入りました。

あーゆー場に行き当たると、やっぱり我々とは価値観異なった方々だよなーと思い返し、つくづく疲労感増します。もう帰るからいいけど...

写真は浦東空港内タックスフリーのパンダグッズ専門店「pandaQ 」です。最近出来たらしい。こんな店が、一体、成り立つのかと猜疑的に見ているうちにも客が複数。

こちらも不思議。

上海の定宿で体力回復に努めているのですが、思うようにいかず

2011年07月16日 20時57分17秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


昨日、西安発上海浦東行きのMU便は遅れに遅れ、当初13時発だったのが出発
数時間前の当日午前中に15時発と変更となり、西安空港で出発時刻を待つうち
さらに16時25分へ変更。そのうち、16時25分とは搭乗開始時刻だ、と変更。ダメ押
しに搭乗口もアナウンス無しで変更。最終的に離陸したのは、当初予定からほぼ
4時間が経過した17時頃。中国東方航空からは「ごめんなさい」の一言もありませ
んでした。

このあたり、いずれまた別の記事に。

で、上海浦東には19時着。バゲッジターンテーブル前で、今回の出張営業4名パー
ティーは解団し、僕はお得意先日本人スタッフYさんとともに虹橋地区の日本料理
屋に直行。さらに、今回ご参加なかった別の日本人スタッフも遅れてその料理屋
にお見えになり、3名で3時間ほど生ビールと芋焼酎を飲んでおりました。

今日は昼前まで定宿で眠り呆けており、正午とともにのそのそ起き出して近場の
日本食食堂へ。


(この定食屋が定宿から歩いて10分ほどの場所に出来ました。もはや上海では食
い物に困ることは全くありません)


(喰い終わって帰り道、上海スタジアムスタンド裏で何か催されている模様)


(好奇心にかられて中に入ってみると、就職斡旋会でした)


(日本では、大学生や専門学校生向けに開催されるものですが、当地では一般に
広く開放されているらしい。企業ごとの出店をチェックしてみると、求人条件にそれ
なりにレベルの高いハードルが設けられている様で、求職者は条件チェックに追わ
れていました)

中国ではホワイトカラー用の業務量に較べて大学生が多過ぎる状況があるらしく、
学校卒業後、数年たっても定職に就けない若年層が大発生している現実がありま
す。停滞気味である我が国とは異なった経済情勢ではあれど、中国にも現象とし
ては同じことが発生しています。


(そのすぐ隣には、フリークライミング用のウォール。女性や子供がトライしていま
した)


(上海スタジアムから南側の眺望。昨日の降雨で空気中の塵がとれているのか、
珍しく視界良好です)

午後、宿でまたまた惰眠。今から晩飯喰いにでかけます。

連日の付き合い白酎で内臓がおかしくなっています。正露丸服用しつつも下り腹は
治まらず。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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城郭の北西端

2011年07月15日 14時17分14秒 | うろつき実況中継、やや時差あり
朝早く、旧西安市街地の城郭内をうろつきました。陽にジリジリあぶられる中、旧市街地北西部を7kmほど。
宿への帰路、城郭外側から城壁北西端を撮影。これほどきっちり城壁が保存されている街もなかろうと思われます。

15時西安発の飛行機で上海に戻る予定。5日ぶりに日本食にありつけます。

大唐都城で

2011年07月14日 21時22分44秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


8時半過ぎ、西安旧市街の中心に位置する鐘鼓楼北側の一角で、朝飯買出し。宿
の朝食を喰い損ねたので。


(清真面食堂を撮ろうとした処で、回族の方々が団体で店前を通過。1300年前、
色目人と言われていた方々の子孫)


(で、元々撮りたかった清真面食堂の看板がこれ。ちょっとやそっとでは読めませ
ん。現地の方にうかがうと、「ピョンピョンメン」と読むとのご説明。頭捻ること数分、
「邊」だと思い当たりました。日本風に書くとするならば「邊邊麺」)

10時、西安市街地西部のホテル会議室にてお客様代理店主催の部品セミナーが
スタートしました。僕の担当パートは第二部。


(当社業務内容pptの1ページ目です。今回、従前のpptに2ページ分の新規内容を
織り込みました)


(僕が薀蓄ぶってチャラチャラ話す時間+専門用語含め通訳していただく時間、
トータルで40分前後でした。聴講の皆さん、理解してくれたか否か)

午後、お約束の謝恩宴会でまたまた白酎の一気飲み。そろそろ胃が受け付けな
くなってきました。


(夕刻、西安旧市街地(古えの唐の長安)を取り囲む城壁を東に見る宿に入りまし
た。明日早朝、城壁周辺をうろつく可能性あり)

明日は午後のMUで上海に戻る予定。夕刻、上海外高橋保税区のお得意先を月
曜日に続き再度訪問します。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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包頭から北京経由で西安に着きました

2011年07月13日 23時54分48秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


昨日21時、内蒙古自治区九峰山地区の露天掘炭鉱事務所食堂での白酎一気飲
み合戦での滅茶苦茶な宴会は一応終了し、意識朦朧のお得意先日本人スタッフ
含め、総勢8人で包頭へ引き上げ。泥濘と陥没だらけの真っ暗な山道を走ること2
時間半で、包頭市街地へたどり着きました。

今まで幾度となく行なってきた中国奥地ドサ廻り営業の中でもトップクラスエピソー
ドとなる「内蒙古九峰山篇」は、帰国後、数日してから詳細アップします。

本日は8時40分に包頭空港発北京首都国際空港行きCA便に乗り、10時前に北
京着でトランジット。気温25℃の北京発13時MU便で気温38℃の西安に15時過ぎ
到着。明日の現地ディーラー主催部品セミナーに備えるべく、夕刻にかけて打合
せなど行なっておりました。

明日は10時前にセミナースタート。僕のプレゼン持ち時間は1時間前後なんだとか。



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   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

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    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

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    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
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