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地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

ダスタル・ブランコン・イカットクパラ、またはブギス人の民族帽

2012年07月09日 06時23分11秒 | 帽子ネタ


一昨日シンガポールのアラブ・ストリートうろつきの際、、「サルミン」というマ
レー族系雑貨店にてゲットした民族帽について。


(左前から撮影。シックかつカラフルです)


(右後ろから撮影。真後ろ部に尻尾有)


(内側。かなりの清潔感。ラベルは正札です。12S$(シンガポールドル)≒750
円でした)

僕の少数民族帽関連の師である邁買底里さんが主宰する世界民族資料館
によると、ジャワ島マレー系の人々が被るこの帽子は、「ダスタル(destar)また
は、ブランコン(blangkon, belangkon, blankon)、別名イカット・クパラ(ikat kepala)」
とも呼ばれる男性用の帽子。元々は頭に卷く正方形のバティック布だったの
が、一体型帽子に段々と変形していったもののようです。


世界最大の島嶼国家にして人口2億人を大きく超えるインドネシアにおける
民族数は約300(!)です。その中でのマジョリティーはもちろんジャワ人。総
人口の約半数を占めます。その次に位置するのが、スンダ人・マドゥラ人、さ
らにはここでも華人がかなり幅利かせています。主島ジャワ島に並ぶかそれ
を凌駕する大きな島嶼であるスマトラ島・カリマンタン島・スラウェシ島にも少
数民族は多々。フローレス島やチモール島といった比較的小さな島々でさえ
複数のエスニックが存在しているとのこと。さらにはニューギニア島の西半分
である西イリアンなどでは民族識別の方法論も確立していないので正確な民
族数は分からないらしい。

要するに、僕にとっては少数民族帽の類稀れなる産地であると言うこと。い
ずれ追々インドネシア国内各民族の帽子を収集していきたく思います。

ちなみに、「サルミン」店番のおっちゃんが言うにはこれはブギス人の帽子だ
とのことでした。調べてみると、スマトラ島からスラウェシ島にかけて居住する
マジョリティーの中の一つなんだとか。


ゲットしたダスタルをさっそく被ってみました。


(難点は、僕の頭蓋骨です。鉢がでかいので被りづらい)



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による、短納期
での寸法・形状・機能の復元加工。

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世界民族資料によれば、ジャンジン・マルガエと

2011年07月18日 19時30分52秒 | 帽子ネタ
今回の中国奥地ドサ廻り営業中、内蒙古自治区の包頭空港から北京首都空港へ
移動する際、包頭空港での搭乗直前、モンゴル族の民族帽が空港売店に陳列さ
れていたのを目敏く発見。迷わず購入しました。言い出し80RMBを値切って70RMB
にてゲット。


(右前面です。赤い装飾ついた部分が正面)


(左後ろから)


(内側。縫い直し跡はあるものの、作りに手抜きは少ない様子。それなりにきちんと
パッケージして持って帰ってきたつもりだったのですが、少し歪んでしまいました)

動物由来のものではない様なので、ムシが湧くこともありますまい。

名称その他に対する知見が無いものですから、毎々、大阪にてお付合いしている
邁買底里さんのHP「世界民族資料」にて確認してみると、

『 名前:ジャンジン・マルガエ/將軍帽(janjin malgai), 「ジャンジン」が將軍、「マル
ガエ」が帽子を意味する。 』

とのことでした。邁買底里さん、ありがとうございました。


ご覧の通り、大変美しい装飾が施されていますが、久留米市内での実用性はゼロ。

頭のハチがデカい僕には被れないサイズですが、独り、手に取って悦に入ってます。



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    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
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   形状・機能の復元加工。

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トルコ料理喰いながら中央アジアの帽子見て悦に入り、

2010年11月04日 00時02分23秒 | 帽子ネタ


先月6日から8日までの3日間、インテックス大阪で「関西機械要素技術展」が開
催され、当社はブース出展していましたが、その中日にあたる10月7日夕刻、僕と
同じご趣味をお持ちの先達、大阪在住の世界民族資料館長 邁買底里さんと
四ツ橋でお会いしておりました。 今まで2度お会いし食事したペルシャ料理店
ハーフェズ(Hafez)
が残念なことに店休日だった為、数百㍍離れたビルの地下にあ
トルコ料理店コナック(KonaK)へ。大阪ほどの都会になるとこんな風にエスニック
料理屋がたくさんあり、田舎者には大変羨ましく思えました。


(トルコ料理店「イスタンブール コナック」店主は北キプロス出身。大阪弁の達者な
話者です)


(店内の雰囲気、グッドです。再訪したい)


(トルコの小瓶ビール「エフィス」。国内4大メーカーに較べ、やはり薄味)

さて、情報交換。僕は2月のベトナム・8月の雲南省シーサンパンナやタイのチェン
ラーイでゲットしたエスニック書籍と帽子類を、邁買底里さんは氏のHP世界民族資
料館
に掲載しておいでの、中央アジア諸国で着用されることが多いドッピをたくさん
ご持参になりました。 僕の書籍類をご覧いただいた後、各国のドッピについてご説
明いただきました。


(ウズベキスタンのバダム・ドゥッピ)


(タジク人女性のトキー)


(左:ウズベク人女性のチャマンダグル・ドゥッピ
                右:ウイグル人女性のドゥハワ・ドッパ)


(キルギス人女性の盛装帽、エレチェーク。大物です)


(エレチェーク側面。デジカメの寿命が尽きつつあり、とんだ処でピンボケに)

ビール飲みつつ帽子を手にとっているうちに注文していたトルコ料理が運ばれて来
ましたが、喰うより帽子。店主も母国と同系統類縁性の高い各国各民族の帽子に
興味を持った様子。


(イスケンデルケバブ「ドネルケバブにトマトソースとヨーグルトソースをかけていた
だくブルサ地方の名物料理」とのこと。よくわからなかったけれど、とりあえず旨かっ
た)


(トルコパン)


(水ギョウザ。これもいけました。ナンでも、トルコ料理はフランス料理・中華料理と
並び、世界3大美食料理と言われているんだとか。僕は、前2つ+イタリア料理だ
とばかり思っていましたが)


(ウズベク族・タジク族の男性用盛装帽チャルマ。結構しっかりした作りです)


(チャルマ正面。これまた大物です)


(アフガニスタン居住のパシュトゥーン人が着けるターバン、ルンギー。内帽の外側
に巻くらしい)


(いずれもウズベク族のドゥッピ。美しいです)


(何とっ!アフガン域居住のヌーリスターン人(Nuristani)、ブルショ人(Bursho)、
ホー人(Kho, Chitrali)が被るファルツィンを頂戴することになってしまいました。
望外の喜び。ありがとうございます)

以前、アラブ人が着けるクーフィーヤとイカールも下さいましたし、邁買底里さんには
何とお礼を申せばいいやら..


(トルクメン人とカラカルパク人が被るテルペク)


(畜臭がひどく、レストラン内に漂い始めましたので、早々にしまい込みました)

邁買底里さんのお仕事の時刻が迫ってきましたので、後ろ髪引かれつつ2010年
10月の帽子談義は終了。次回、来年にまた催せるならば嬉しく思います。



(昨日、しまい込んでいた頂き物ファルツィンを引っ張り出しました。類似の帽子に
パコールというものがあるそうですが、上縁がしっかりしたものをパコール、ふにゃっ
としたものをファルツィンと呼ぶ様です)


(被ってみました。タリバン兵がこれ被って写っているのを、しばしば報道写真に見
かけます)

ファルツィンを被ってみたいと思われる方、ご連絡下さい。



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   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

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    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
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モン族の帽子&胸飾り&ベトナム54民族

2010年02月20日 13時56分20秒 | 帽子ネタ


ハノイの民族学博物館敷地内のエスニックグッズ販売店で「モン族 (H'Mông)」
の帽子と胸飾りを購入した件、弊ブログ2月15日付け「ハノイで」に記載してお
ります。

今日はモン族帽と博物館の書籍売店で入手した「54エスニックグループ イン
ベトナム」のご開帳、さらにエスニック帽収集の師匠である邁買底里さんから
のご質問に対する調査結果発表など。

モン族(ベトナム語: H'Mông)は中越国境の北側で苗(ミャオ)族と呼ばれてい
る方々と同族。1999年現在、ベトナムに約79万人が生活しています。ちなみ
に、隣国ラオスには46万人(2005年センサス)、タイでは大まかに青ミャオ族、
白ミャオ族が居住しており、言語、伝統衣装、風俗において他国居住モン族
とは差異が大きいとのこと。古いデータでは、1960年のタイ政府の人口統計
で、青ミャオ族26,400人、白ミャオ族19,200人だったとのこと。

なお、10世紀にタイ・ランプーン付近にハリプンチャイ王国を建てた民族であ
る "Mon" もモン族と呼ばれます。東南アジア研究者の間では蔑称を避け、
ミャオ族をモン族と表記することが一般的である為、著作などでは必ずどち
らのモン族について言及されているか断りが入っているのが普通。こちらの
モン族は、ハリプンチャイ王国の後、ビルマのペグーに移り住んだのでペグー
人とも言います。ラーマンあるいはタラインとの別称も保持。現在80万人程度
がモン族(Mon)を自称しているらしいです。

以上「Wikipedia」からいただき。


(ベトナム北部居住の「花モン族」。これもWikipediaから)

民族名がややこしいですが、色々と調べていくうちにわかったのは、「モン族
(H'Mông)=苗族」の衣装類、もしかして中国南西部をも含めた東南アジア一
帯でもっとも美しく煌びやかであるのではないか、ということ。

さて、購入物のご開帳です。


(頭頂部。しっかりした作りです)


(裏地もきちんと作られています。ただ、被ると暑いじゃろなー、と想像)


(フーセンに被らせてみました)

次は、同時に購入したモン族 (H'Mông)の盛装胸飾り。


(事務所の僕の机の横壁に吊り下げました。イイ感じ。左隣の壁飾りは麗江
で買った納西(ナシ)族のもの)

邁買底里さんからのご質問は、以前お見せ下さった下の写真の布地がどの
民族の出自なのか、でした。


(この美しさ、花モン族の作に思えますが..)


(35万ドンで購入したこいつを捲ってみました)


(チベット・ビルマ語派のコン族 (Cống)が類似の布被りしていました)

チベット・ミャンマー語派は、シナ・チベット語族の一語派。シナ語派(中国語)
とともにこの語族を構成し、また独立の「チベット・ミャンマー語族」とすること
もある。チベットからヒマラヤ・アッサム・中国南西部・ビルマ(ミャンマー)・
タイにかけて分布。(以上「Wikipedia」)


(モン・クメール語派のカン族 (Kháng)にも布被り文化がありました)

モン・クメール語派はインドシナ半島とその周辺で用いられる一群の言語で
ある。人口の多いものではベトナム語、クメール語、モン語などがあるが、こ
れ以外は少数民族の言語である。この地方に現在多いタイ・カダイ語族や
シナ・チベット語族よりも古くから用いられていた語群と考えられ、インドのム
ンダ語派とともにオーストロアジア語族を構成するとされる。しかしこの語派
分類は近年再検討され、モン・クメール語派の範囲を狭めたり(Diffloth 2005)、
完全に解体してムンダ語派と一緒にしたり(Peiros 1998)する意見もある。ベ
トナム語のみ声調言語であるが、これはタイ・カダイ語族や中国語の影響と
考えられる。(以上、またまた「Wikipedia」)


上の被り布、「モン族(H'Mông)=苗族」、チベット・ビルマ語派のコン族 (Cống)、
またはモン・クメール語派のカン族 (Kháng)のいずれかの作ではなかろうか、
と考えます。特定するまでに至れませんでした。

邁買底里さん、こんな処です。次回お会いする際に「54エスニックグループ
イン ベトナム」を持参致しますので、ご覧いただいた上でご意見など頂戴し
たく思います。

宜しく



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排灣(パイワン)族の女性盛装

2009年07月07日 13時36分15秒 | 帽子ネタ
台北桃園空港でワンクッションする福岡発香港行きキャセイパシフィック。

桃園空港第一ターミナル内で、いつも楽しみにしているのは、「台湾原住
民文化芸術展示館」です。

年に一二回、台北ワンクッションする度に、土産物街の隅にあるこの展示
館を覗いています。少しずつ展示物が取り替えられますので、楽しみにし
ていた処、今回は、入口正面に前回見た時とは異なった少数民族衣装の
フルセットが飾ってありました。

拙い北京普通話で聞いてみますと、台湾南部に居住している排灣(パイ
ワン)族女性の盛装だとのこと。かつては首狩りの風習を持っていた方々
だとか。

この民族の女性達、刺繍の腕前は並じゃないそうです。



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四ツ橋のHAFEZでエスニック帽とイラン料理(その2)

2009年06月10日 01時05分29秒 | 帽子ネタ
昨日の続き。

雲南省や貴州省などの中国南西部高地少数民族には、コイン装飾帽文化
とでも呼ばれてしかるべき共通性があることを語りあっておりました処、
邁買底里さんのバッグの中から、面白げな帽子が出てきました。


(タイのアカ族のコイン装飾帽。前面。国境の向こう側、中国雲南省のハニ
族と同根の方々です。たしか、雲南のハニ族もコイン装飾帽文化を保持し
ていたはず。中央の大きな菱形薄板は錫板のたたき出しの様でした)


(筒状形態を頭頂部で綴じあわせ毛糸で装飾しています。これは巻き布文化
の産物ではなさそう)


(ミャンマーやラオスに多く住むモン族女性の正装帽「プア」。右前から。
モン族はカンボジアの多数民族であるクメール族の近縁民族)


(上から見下ろし。形態は中国の苗(ミャオ)族や白(バイ = ペー)族の帽子に
類縁性があると見てとりました)


(色調こそ違え、垂れ下ったボンボンが苗族や白族の正装帽に似ています)


(モン族の中の支族である青モン族女性の帽子。右前から)


(後ろにも装飾がありました)


(イスラムを信仰するマレー人男性用正装帽。中央アジアにも似たような
形状のものが多々あります)


(ぐっと毛色が変わって、西トルキスタン、キルギス人のフェルト帽。これ
を被った上からふさふさの毛の「テルペク」を被ることもあるらしいです)


(最後はインド人が大挙して被る(通称)ネルー帽。インドの方々はガンジー
帽と呼ぶらしいです)

注文したイラン飯が出てきたので帽子を引っ込めて喰いを主体にしつつ、
様々話を。四ツ橋近辺には別にトルコ料理店がある、とか、堺東には
ウイグル料理店が開店している、とか、エスニック飯屋情報を多数仕入れ
ました。今後、少しずつ出向くつもり。


(「クビデ」。ケバブ状に焼いた牛挽肉。それほど辛くありませんでした)


(「ナン」と、トマト・ポテト・そら豆・牛肉のスープ「アブクシュテ」)


(「アブクシュテ」のアップはボケ写真となりました。情けない。これも
美味かったです)


(ラム・そら豆・ハーブ・長粒米のピラフ「バガリポロウ」。ハーブ種が
不明ではありますが、思ったほど奇異な味ではなく、長粒米としては
大OKな食感)


(イランのヌードルスープである「アーシェンシュテ」。やや酸っぱい
味付けがグッドでした)

最初、レンズ豆を使ったアゼルバイジャンのスープ「アダスィ」を注文し
たのですが、残念ながら材料品切れで「アーシェンシュテ」に変更しま
した。どっちが出てくるにしろ初物喰いに違いはなく、こっちが良いの
あっちが良いの、言えないことだけははっきりしていました。

注文した4品、いずれもかなりイケるものばかり。日本人の薄味好み
に迎合した味付けなのか、それともイランそのままの辛さなのか、そ
の辺、不明でした。

最初にアニスティーなど飲み、その後これら4品頼んで五千円+α。

数ヶ月のうちに再々訪すると思います。



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四ツ橋のHAFEZでエスニック帽とイラン料理(その1)

2009年06月09日 23時52分13秒 | 帽子ネタ


16時前に本日のメーンイベントである川西市の大口見込み客での
プレゼンテーションを終え、阿波座の宿に戻りました。

荷を下ろし、四ツ橋の「HAFEZ」へ。世界民族資料館長の邁買底里
さんと11ヶ月ぶりにお会いし、ご持参のエスニック帽を拝見したり、
少数民族動向のレクチャーをいただいたり、情報交換したり、と忙し
くする為です。

邁買底里さんとは、弊ブログ「帽子ネタ」にコメント下さったことから
ご縁を持つようになった、エスニック帽収集という奇異な性癖(もしか
すると国内唯一無二かも)を同じくする同好の志です。

 
(四ツ橋筋東側に、エスニック飯屋「HAFEZ」はあります。小さなビル
の2階部分)

主にインド・イラン・トルコなどの料理や飲料なんかを出してくれます。

 
(左:階段上がって右側のカウンターとテーブル席。右:靴を脱いで
板の間に上がりエスニック座布団に座りこんで飯を喰えるスペース)

ご覧の通り、異国情緒満点。

邁買底里さん、約束致した時刻ピタリにおいでになりました。

11ヶ月ぶりの再会挨拶もそこそこに、アニスティー飲みつつ、ご持参
下さったエスニック帽の数々を拝見致しました。

来月、香港・フィリピン・台湾へ出向く件をあらかじめ申しておりました
処、その地域を中心とした少数民族の帽子を持ってきていただきました。


(ミンダナオ島の少数民族、モロ族の中で、中部ラナオ湖周辺のマラナオ
人、マレーシア・サバ州とまたがって住むタウスグ人あたりのものではな
いかと推定される男性正装帽。右前から)


(ジャワ島の「ブランコン」。正面から)


(元々はターバンの布端を頭の後ろに束ねたことから始まった尻尾
部分。この部分を特に指して「ブランコン」と呼ぶこともある。右後ろ
から)


(「ブランコン」が巻き布だった名残を色濃く残す頭頂部)


(沖縄、琉球王朝時代の官吏の冠。「ハチマチ(鉢巻の意)」。頭部を
何周もする長い布だったものが冠に変形していったもの。左後ろから)


(同じく「ハチマチ」。黄色がノーブルに美しい。西暦1650年以前に
この形態となったらしい)


(ベトナム人の多数を占めるキン族男性正装用「カンドン」。右前から)


(これも巻き布から派生したターバンの発展形態の一種。模様が、
中国の影響大なベトナムのものであることを表す。左後ろから)


(沖縄の「ハチマチ」やジャワ島の「ブランコン」同様、この「カンドン」
など含み、巻き布から冠などに変形していく頭部装飾品の形態変異
様式は、フィリピン付近を中心として、沖縄から台湾、南シナ海一帯、
南はジャワ島あたりまで、海の文化として広く伝わっていた可能性が
あります)


(ジャワ島の東隣、バリ島の「ウダン」。これも鉢巻からの変形。前面)


(左後ろから。正装用であり、後頭部は白)


(タイで多数を占めるタイ族のターバン。写真に写った面が前面と
なる様に上手く巻くらしいです)


(ベトナムの山岳民族が巻くターバンらしい、とのこと。族名は不明。
やはりこの派手な面を正面に持ってくるものと思われます)


南シナ海の海上交通を媒介としてインドシナ半島内陸部まで頭部巻き
布文化が広く伝播していたことに感慨を覚えつつ、イラン(ペルシャ)
料理など喰った件は、次回。



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   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

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   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
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 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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「アジアの民族造形」と「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」

2009年04月11日 23時42分31秒 | 帽子ネタ
 16時、気象庁HPアメダス地図形式での表示では、
久留米の気温は27.1℃。近年の傾向では4月に真夏日になることが
多いので、今年もここ数週間のうちに30℃超えとなりそうな予感。

昨日、23時ぐらいまで中洲で飲んでそのまま宿入り。今朝、遅めに起
きだして太宰府市の九州国立博物館へ向かいました。


(入口手前の催し掲示板には、目的としたトピック展示「アジアの民族
造形」と今日開幕した特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」が)


(博物館全景。総ガラス張りの壁面に青空が映り、美しい)

まず、4階の常設展示室内にて開催中の「アジアの民族造形」を見学し
ました。


(展示室内は撮影不可ですのでパンフを)


(「アジアの顔、アジアのまなざし」をテーマに仮面・偶像・人形・影絵)


(「アジアの民族造形」では衣類・祈祷品・芸能機器類などの展示があり
ました)

特に僕のターゲット、エスニック帽は「20世紀 タイ、チェンマイ メオ族」
「20世紀 パキスタン」「20世紀 ジャワ島」「20世紀 タイ メオ族」、
そして「20世紀 韓国」の冠もありました。写真撮りたかった。

4階の常設展示を一渡り見てから3階の特別展へ。


(未だ足を踏み入れたことのないチベット自治区ラサ市のポタラ宮です。
そのうち行けることと思います)


(ゲート手前右側にはチベットグッズ売店が併設されていました。売り
子さんたちは日方・中方半々ぐらい。聞いてみると中方は漢族でした。
蔵(チベット)族がいたら余計に興味深かったのですが)


(4月25日に椎名誠が来館し、西チベットにあるチベット仏教の聖山
「カイラス」について講演するそうです)


(展示内容は、予想通りのオドロオドロしい仏像群。我が国の大乗
仏教とは似て非なるものです。青海省西寧近郊にあるチベット仏教
ゲルク派(黄帽派)の塔爾(タール)寺を訪問見学した際にある程
度のイメージが出来ていましたので、そこはそれ違和感なく見学し
ましたが、来場した他の皆さんは果してどう感じたか?)

ニンマ派(「紅教」「古宗派」)・サキャ派・カギュ派(「 黒帽派(ギャル
ワ=シャナクパ)」はこの派の一派)・ カルマ派・カダム派(ゲルク派
に吸収)・ ドゥク派(カギュ派の一支派。 ブータンの国教)・ゲルク派
(「黄教」「黄帽派」) など、チベット仏教に数ある宗派の差異につい
て学習したかったのですが、所詮、博物館の期間限定展示です。
宗教的観念の世界に必要以上に踏み込める訳も無し。当たり前。

チベットグッズ売店に目当てのエスニック帽が数種ありましたので、
ゲット。2630円/個はあんまりじゃろーと思いましたが、ここは一応
日本です。「タイグイラ!(高過ぎる!)」と値引き作業に移行するのは
止しました。色目が気に入った品を正札通りの価格にて購入。


(右前から)


(右上から頭頂部)


(右後ろ)

中国で帽子購入する際に再々ボラれてしまう僕ですが、日本でも高モノ
買いの傾向にあるか。



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旧ソ連赤軍兵士がかぶっていた陸軍用ブヂョーノフカ

2009年03月30日 20時47分23秒 | 帽子ネタ


昨年7月に大阪四ツ橋駅近くの中近東飯屋(!) HAFEZで、僕のエス
ニック帽趣味の師匠にあたる「世界民族資料館」長の邁買底里さん
とお会いした件
、記事にしております。

その際、数十種もの世界各地のエスニック帽をご持参いただいた上に
こころよく着用させていただき、あろうことかアラビア人が被るクーフィー
ヤとイカールをお土産にいただいたこと、昨日のことの様に思い出しま
す。

ご持参下さった数十種のエスニック帽の中から、旧ソ連赤軍の陸軍が
使用していたブヂョーノフカと呼ばれる赤で縁取られたフェルト地の
軍帽の写真を掲載させていただきます。


(大石内蔵助が被った頭巾のイメージか。衣装までフル装備すれば
そんな印象も吹っ飛ぶんでしょうが)


(それほど気温が低くない場合は、首と耳に垂らした部分を後ろに
巻き上げることが出来る様になっています)

邁買底里さんの「世界民族資料館」によれば、『西暦1919~1941
年の間に用ゐられた軍帽。耳當の上げ下げができる。寫眞のもの
は陸軍用。ブヂョーノフカの名前の由來は赤軍騎兵隊を結成した
セミョーン・ミハイロヴィッチ・ブヂョーヌイ(Semyon Mikhailovich
Budenny)元帥から。』とのこと。

Wikipediaにて旧ソ連の赤軍について確認してみると、

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赤軍(せきぐん;ロシア語Красная Армияクラースナヤ
アールミヤ)は、1918年から1946年にかけてロシアやソビエト連邦
などに存在した軍隊である。赤は、革命によりソビエト国家が誕生
するまでに流されてきた労働者の血を意味している。

なお、赤軍とは厳密には1918年に組織された労働者・農民赤軍
(ろうどうしゃ・のうみんせきぐん;
Рабоче-крестьянская Красная
Армияラボーチェ・クリスチヤーンスカヤ・クラースナヤ・アールミヤ、
略称:労農赤軍;РККАエールカーカーアー)のことを指すが、広義
には革命直後から存在した赤衛隊(Красная гвардия
クラースナヤ・グヴァールジヤ)も含めて「赤軍」と呼び習わす。特に
ロシア内戦期には、赤軍という名称はボリシェヴィキの軍隊を指す代
名詞としてしばしば用いられることがある。

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その邁買底里さんから、この間ご連絡をいただきました。先週遂行
した関西出張に引っかけて、久し振りに会ってエスニック帽談義で
も行なわないか、との非常に魅力的なお誘いでしたが、残念ながら
全く時間が取れずご無礼してしまいました。次回または次々回の関
西出張の際には是非お会い出来る様、あらかじめ段取りしておきた
いと思っています。

そう言えば、筑後中小企業経営者協会の来春の海外研修はロシア
行きの可能性が高いとのこと。ロシアと言ってもそこはそれ言わずも
がなの世界一広い国。手前側のヴラジオストク・ハバロフスク・イル
クーツクへ行くのか、それとも向こう側のモスクワ・サンクトペテル
ブルクがターゲットなのか、現時点では全く未定です。実施数ヶ月前
の経済情勢次第でツアー成否も流動しましょうし、わからないこと
ばかりではありますが、手前側のロシア行きが実行に移されたとす
るならば是非参加してみたいものだ、と思っています。シベリア&
極東あたりならば商談に結び付く材料がありそうな気がしておりまし
て、その地域の偵察をしてみたいと数年前から思っていたところでは
あります。



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ワ族(ゴールデントライアングルに住むヘヴィーデューティーな方々)

2008年10月05日 18時18分11秒 | 帽子ネタ


体調が下がるところまで下がってしまっており、陰気に雨も降っていることもあり、
一日中、家の中でじっとしてます。

何も面白げなことのない日は、「帽子ネタ」か「うろつきアーカイヴス」か「大気圏
外ネタ」か、はたまたブログアップしない、このどれか。

今日は、7月1日に昆明の少数民族パフォーマンス&料理店で見かけたワ族に
ついて。

一応「帽子ネタ」にカテゴライズしますが、ワ族の帽子について予備知識もエピ
ソードも何も無し。



(雲南料理を食べながら少数民族のパフォーマンスを見ておりましたが、この
おっちゃんを最初はてっきりダイ(タイ)族だとばかり思っておりました。
雲南の出身というよりもっと南方系の風貌をしておいでな上に、チョッキ状の
衣類がタイ族系の様に感じられましたので)

草笛の類稀なる使い手でした。


雲南省の中でこのワ族の居住地方は、雲南-ミャンマー国境の極く近く、瀾滄江
(メコン川上流の中国域内での呼称)に沿った臨滄市を中心とした地域。俗に言う
ゴールデントライアングルエリア内に住むヘヴィーデューティーな方々の様です。

雲南省の少数民族地図


香港在住の旧友S君と、昆明からミャンマー国境を陸路越境しミャンマーのかつて
の首都ヤンゴンを目指そうか、と数年前に本気で話していましたが、その計画が
実行されていた場合は、このワ族の方々のお住まい地域を通り抜けることになって
いたわけで。

S君との計画、今のところ実現していませんが、今後何年かのうちにはやっつけちゃ
ろー。

そうだった思い出した。雲南省最南部シーサンパンナからメコン川を乗合船で下り、
ラオス首都のビエンチャンからタイ北東部をバスで斜断する話も実現していないし、
ダージリンでカンチェンジュンガを拝んでからシッキムとGNH世界一のブータンへ
出かけよう、というのもまだだし...

どれもこれも、新たに広東にて商売を始めたS君が落ち着くのを待たねばなりませ
ん。

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ワ族( Wǎzú )中国南部から東南アジア北部の山間部に分布するアウストロアジ
ア語族(南アジア語族)モン・クメール語系の少数民族。カンボジア人のように
皮膚の色は黒い。竹で作った高床住居に住み、男性は黒いターバンで頭を包む。
自称を「アワ」といい、近年まで首狩りの風習があった。

メコン川以西サルウィン川以東の中国雲南省南部とミャンマー北部、ラオス北部
に約70万人が住む。1990年の調査では中国内に住居するワ族は約35万人であった。
中国内の分布は次の通り。

雲南省臨滄市
滄源ワ族自治県(約125,000人)
耿馬タイ族ワ族自治県(約37,000人)
双江ラフ族ワ族プーラン族タイ族自治県(約12、000人)
雲南省普洱市
西盟ワ族自治県(約56,000人)
孟連タイ族ラフ族ワ族自治県(約27,000人)
瀾滄ラフ族自治県(約52,000人)


ワ州連合軍
1949年、ワ族の居住地に流れ込んだ中国国民党軍がケシの栽培を始めたが、後に
ビルマ共産党軍に取って代わられた。ワ族はビルマ共産党軍の下でケシの栽培に
従事したが、1989年に反乱を起こしワ州連合軍(United Wa State Army)を組織
した。1996年、クン・サの停戦合意に伴いモン・タイ軍が崩壊し、ワ軍が最大の勢
力となった。兵力は2万人を数え、パンサンに司令部を置く。最高司令官はパオ・
ユーチャン。指導者にはクン・サの側近であったウェイ・シューカン(第171軍区司令
官)、ウェイ・シューインらがいる。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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ワ族(西盟) 人口 347,738人

分布:雲南西南部思茅、臨滄地区の山地  言語:南アジア語系、モン・クメール語族

ワ族は、中国雲南省、ミャンマー、ラオスの山地に住んでいる。古代、プーラン、
ドアン族といっしょにワ族は「濮人」と呼ばれていた。もともと雲南西部に広く住んで
いた「濮人」は、唐代南詔王国に押されて、狩猟採取の移動生活をしながら南下した。

唐代には「望蛮」と呼ばれた。元明時代になって、漢、タイ族がやってくるとさらに南
下していった。清代にはタイ族に支配されていた。

ワ族は、中華人民共和国成立前まで、首狩りの風習を持っていた。

現在、ワ族は、主に畑作を行っている。新築式があったときに村人に出されたものは、
畑で作った陸稲のご飯だった。青菜や、豚の干し肉を炒めたものをおかずにして、ピ
ンク色をしたご飯を食べた。

ワ族は女性もタバコを吸う。帽子の後ろにタバコ用のキセルを刺して持ち運んでいる。

一部のワ族村には、タイ族の影響で南方上座部仏教の寺がたっている。

電網写真館 ワ族の項 より

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wa zu   Va ethnic minority group

人口は35万1974人。主に雲南省の西盟、蒼源、孟連の3県と周辺の山間部に集中
して住んでいる。ワ族は南アジア語系のワ語を話すが民族としての文字を持って
いなかったが、1957年にラテン語文字を原形としてワ族の文字をつくった。

ワ族は、西盟県の西約60キロの阿?山にある洞窟から祖先が生まれ出たという“司崗里”
という伝説がある、歴史の長い民族。ここは以前は穴居生活をしていたワ族の聖地と
されている。なお、ワとは、“山の中で暮らすもの”という意味がある。

ワ族の人たちは万物に魂があるとする自然宗教を信仰している。檳榔の実を噛み、歯
を黒く染める風習がある。また酒がなくては礼儀を欠かすといって、欠かすことので
きないもので、竹の筒に入れて飲用する。歌舞に長けており、“圓圏舞”や“舂碓舞”
などが有名。農業と養蜂に従事していることが多く、ミツバチのさなぎは食用にする。

雲南少数民族 より

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ほーっ、60年ほど前まで首狩りの風習を持ち、(おそらく現在も)ケシを栽培し、
国境の向こう側ではミャンマー政府軍と戦闘しておいでの方々だったですか。

その方々の居住地域に分け入ってフレンドリーに振舞おうか、と画策しているわけ
でして、まずはココロして当らねばなりますまい。



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「苗(ミャオ)族」の帽子

2008年09月24日 00時01分17秒 | 帽子ネタ


昨日は、近場の山歩きでもしようと思っていたところが、連日の飲みごとプラス
工程調整に体力を取られてしまって疲労が蓄積し、日中5時間も眠りかぶる始末。
夕刻、ようやく起き出して、善導寺のスパリゾートに風呂入りに行けました。



目立った出来事のない日の為の「帽子ネタ」。7月初旬に、洪水の昆明空港でGET
した「苗(ミャオ)族」の帽子について。

7月8日の弊ブログ記事、「疲れ果てたけれど結構笑えた7月2日の昆明空港
にて帽子の購入を記載した苗族(ミャオズー)について気になったので調べてみま
した。


(昆明空港の土産物屋の陳列棚隅に人目を憚るかの様に置かれていた苗族の
帽子。と言うか頭飾り。売り子の言い出し35RMBを30RMB(500円弱)に値切っ
て購入した逸品です。祝祭用のデコレーションが、これでもかっ!、と施されて
おり、もちろん実用性零でしょう)


(白髪がやや目立ち始めた僕の頭に被せて写真撮影しましたが、面白くないこと
この上なし。現在、当社事務所2階の書庫内、「少数民族帽一時保管棚」に収蔵)

さて、それでは、苗族(ミャオ族) miáo zu Miao ethnic minority group について。

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ミャオ族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ミャオ族(-ぞく、苗族, 英語: Miao)は中国などに住む少数民族である。モン族
(英語: Hmong)ともいう。中国では貴州省に最も多く、他に湖南省、雲南省、四
川省、広西チワン族自治区、湖北省、海南省などに住むほか、タイ、ミャンマー、
ラオス、ベトナムなどにも住む。歴史上移住を繰り返した流浪の民である。

名前に関する議論
ミャオ族と言う言葉は中国の漢民族からの呼称であって自称ではない。ミャオ族
の中には「ミャオ」の呼称を嫌うものもいて、また、ミャオ族自身もモン族を自称
している。このため中国などのミャオ族居住諸国以外では、ミャオ(東南アジアで
おおむねはメオと呼ぶ)を蔑称として、公式の場では自称であるモン族(Hmong)
と言う呼称を使う傾向が多い。ただし、ミャオもモンも語源は同じであると考えら
れている。

言語
苗(ミャオ)族は独自の言語をもち、ミャオ・ヤオ語族(別の表現ではモン・ミエン
語族)に属している。この語族に属しているのはミャオ語、ヤオ語以外には中国
東南沿海部(福建・浙江方面)に残存しているシェ族の言語だけである。

住む国によって中国語やタイ語などに通じている場合もある。


民族分派
以下の4つの派に分かれている (呼称・・・居住地域)

白ミャオ、青ミャオ、短裙ミャオ(たんくん-)・・・四川省南部、貴州省西部、雲南
省南部など
黒ミャオ・・・貴州省南東部
赤ミャオ裙・・・湖南省
阿蒙(あもう)、長裙ミャオ(ちょうくん-)・・・貴州省北西部、雲南省北東部

宗教
精霊信仰(アニミズム)である。


食文化
多くの場合、米を主食とし、野菜、肉類、魚などをトウガラシ、塩、酢などで味付け
した副食と共に、1日3食食べる。漢族の料理に似た炒め物や蒸し物、魚の唐揚
げなどの揚げ物もある。もち米で餠を作る習慣もあり、揚げ餅も作られる。豆類も
重要な食品である。蕎麦も作り、トウガラシと醤油の味付けで食べる。漢族の習
慣に合わせて春節を祝い、餅や豚料理などのハレの料理が用意される。北京など、
中国の大都市にはミャオ族料理を出す専門店ができている。

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調べてみると、苗族の歴史は紀元前26世紀頃から書かれ始め、伝説の「黄帝」が
蚩尤(しゆう)を破り、蚩尤がミャオ族と黎族(リー族)に分裂したことに始まる、と
史書にあるらしいです。

中国の歴代王朝に様々に圧迫された苗族は、唐時代に貴州・雲南など西南中国
へ移動し、その後、雲南に建国された南詔(なんしょう)国は、苗族が建国したと
する説もあります(チベット・ビルマ語系の別民族が建てたとの説が本流ではあり
ますが)。

元時代にいわゆる中国の版図に組み入れられ、明代になると、貴州・雲南一帯へ
の漢族の移住が多くなり、土着のミャオ族との摩擦が増加、大小100回を越える苗
族反乱が起こっています。

清代にはミャオ族地区への漢族の移住がさらに増加し、中央への同化政策が進めら
れました。これに抵抗する苗族は三次(1735年 - 1738年、1795年 - 1806年、
1854年 - 1873年)にわたる大反乱を繰り広げましたが、100万人が巻き込まれた
最後の大反乱の結果、苗族人口の30%がやっと生き残ったとされています。

清軍の残酷な討伐や弾圧のため、19世紀には多くの苗族が東南アジアのベトナム・
ラオス・タイ・ビルマに移住していきました。1936年7月1日に実施された仏印総督
府下の国勢調査では、ベトナムで7万8400人、ラオスで4万7000人の苗族が数えられ
たとのことです。


2008年現在、ウイグル族やチベット族(蔵族)に対する激しい弾圧を行なう漢族中心
の中国政府ですが、、中国南西部に居住する多くの少数民族たちに対する圧制の歴
史は明時代から連綿と続いていたわけで、周辺諸民族に対する圧迫は、何も現在の
共産党政府の発明ではなく、漢民族の中華思想というか文化人類学的DNAとでも
言いますか、ひとえに歴史的漢民族的価値観の王道ここにあり、です。

歴代王朝と同じ政策をとる共産党政権です。やはり「党」だとか「政権」だとか、格好
良さげな言い方に誤魔化されずに、共産主義を気取っていこそすれ、れっきとした伝
統にのっとった漢民族の絶対王朝(コミュニスティック トラディショナル ダイナスティーとの言い方が
僕のオキニ)なんだ、と認識すべきでしょうか。


帽子ネタのはずが、歴代王朝と現政権の連続性の話になってしまいました。



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クーフィーヤとイカール、正しい被り方はこれでOKやろか?

2008年08月04日 00時13分25秒 | 帽子ネタ
邁買底里さんから「被り方に誤解がある」とご指摘頂戴していた、我がフーセン
星人が被るクーフィーヤとイカールでしたが、先ほど正しい被り方に向かって
再トライしてみました。

ご紹介いただいた「アラビア村」の「クーフィーヤ(ゴトラ)をかぶってみよう?」を
参考にフーセン星人に被ってもらいました。

先々週に較べ、空気が若干抜けてしまったのか、小頭になったフーセン星人です。


(クーフィーヤを先々週より大きく拡げ、房を頭の後ろ側に位置する様に被せて
みました)

これで良いとかいな?


(更に、小洒落た感じにするべく、顔面脇の布端をイカールにたくし上げてみま
したが、雰囲気出たかな?)

僕の民族帽趣味に久留米で唯一ご理解下さっている島鉄工所H社長に、次に
お会いする機会に被って貰い、写真撮影してみたいと思っています。結構似合
うんじゃないか、と予想しています。



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● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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クーフィーヤとイカール

2008年07月21日 00時33分38秒 | 帽子ネタ
7月12日(土曜)に大阪四ツ橋のイランカフェ(!)「HAFEZ:ハーフェズ」
にて、「世界民族資料館」長の邁買底里さんとお会いした件、既に記事にしま
した。

お会いした際、何と初対面である僕にお土産をご用意いただきまして、感激した
ものでした。

下さったものは、アラビアの方々がよく被っているクーフィーヤとイカールでした。

世界民族資料館クーフィーヤ(kufiya)の項には、「アラブの傳統的な頭巾。内帽は
ターキーヤ(taqiya)、留輪はイカール(iqal)と呼ばれる。アラビア半島外では、柄物
のクーフィーヤの方が一般的である」とのこと。

被り方は「1、内帽を被る。2、正方形の頭巾を對角線で二等邊三角形に折る。
3、長邊が前、直角の角が後ろになる樣に頭巾を被る。 4、留輪をはめる」様に
被らねばなりません。


先ほど「ダイソー」に行って、風船を買ってきました。膨らませた風船にクーフィーヤ
を被せてイカールで押さえてみた処、


(こんな感じ。フーセン星人がアラビア人に扮装したかの様にも見えます)


(真正面からストロボ焚いて撮るとフーセン星人は1つ目であることが
わかります)


(フーセン星人の後ろ頭を撮りますと、イカールの固定紐が目立ちます。イカール
の素材はラクダの尻尾の毛なんだとか)

4年半前にサウジアラビアの首都リヤドを訪れた際、残念な事に現地の被り物を
収集する時間が取れず悔しい思いをしたものでした。

今回、邁買底里さんから頂戴できたお陰で、その時の無念さを少しばかり晴らす
ことが出来ました。ありがとうございました。

今後、クーフィーヤとイカールを着用しても違和感が漂わぬ様、ダイエットを図り
眼をギョロつかせた上で髭を蓄え、出来るだけ中東風の面立ちとなるべく努力する
つもりです。

その為にも、宴会事出席回数を減少させてメタボ傾向を解消せにゃなりません。

明確な目標が無ければ減量は難しいものですが、今回の減量目的はクーフィーヤと
イカールを着用しても違和感を発生させぬこと、と明快に意図しておりまして動機は
充分過ぎるほど。

さっそく実行していこうか、と思っています。

極く近い時期にクーフィーヤとイカールを着用した胡散臭い東洋人が久留米の街中
を歩いているのをお見かけになったら、それが僕です。

お見かけの際は、引いてしまわずに、どうぞ暖かく接してやって下さい。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
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    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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チュニジアのサフサリーをお借りしました

2008年07月16日 12時59分30秒 | 帽子ネタ


昨15日午後、CRAFTメンバーの中の御一人、御近所の島鉄工所H社長
がご来社になりました。

何やら袋をご持参。

中を見せていただくと、白い布地が見えました。チュニジアの民族衣装だと
のこと。

先週、「世界民族資料館」長の邁買底里さんと大阪でお会いした際に同行
いただいたH社長ですが、僕のマイナーな趣味に興味を感じて下さり、
お知り合いのチュニジアご出身の方から民族衣装を借用いただいたのでした。

どうもありがとうございました。


で、つい先ほど、きちんと写真撮影を行ないました。


(これはカッコいいです。麻生地が涼しげ)


(手首を布中にしまい込んでキザ気に歩いて廻るのに丁度いい感じ。ただし、
ちょっとイヤミかも)

これなら、夏場に街歩きに使えるかもしれません。多少は奇異の視線に曝さ
れるでしょうが。

昨年春に展示会現場で購入した市田ひろみさん著「世界の衣装をたずねて」
の242ページ「北アフリカをたずねて」欄を開けてみました。


(事あるごとに開けている愛読書の中の一つです)


(ツタンカーメン王墓の墓守のおっさんが着ている服がそれっぽい
と思いましたが、この服の名はガラペイヤ)


(チュニスの街歩きしているおばちゃんが着ている服の名はサフサリー)

ほぼ同じ系統の衣服でも、アラビア語圏のエジプトとベルベル語圏のチュニ
ジアでは全く異なった名で呼ばれていることがわかりました。

たいして価値の無い蘊蓄が一つ増え、喜ばしく感じています。


被り物というわけではないのですが、大枠民族衣装関係のネタですので、
強引に「帽子ネタ」にカテゴライズ致しました。

邁買底里さんに中近東・中央アジア・グルジアなどの帽子を様々見せて
いただきましたので、暫くの間、「帽子ネタ」系の記事が増えることが
予想されますが、悪しからず宜しくご承知下さいませ。



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ブルカ

2008年07月13日 09時42分05秒 | 帽子ネタ


昨日14時過ぎから、四ツ橋のイランカフェ(!)「HAFEZ:ハーフェズ」
で、「世界民族資料館」長の邁買底里さんとお会いしました。

同行は島鉄工所のH社長。


(オリエンタルカフェ&ダイニング、と入口に書いてありました)


(このお店で第2・第4金曜日の20時30分からベリーダンスショーが
開かれるらしいです。そのうち機会を見つけて出向こうかと思っています)

バナナラッシーを飲みながら初対面の邁買底里さんと、色々と親しくお話
致しました。

中近東・中央アジア諸族の被り物を様々ご持参下さったので写真撮影を
させていただきました。

それら、おいおいブログアップしていく気でおります。

「ラストに大物があります」とおっしゃった後、取り出されたのは、
アフガニスタンのパシュトゥーン人女性が被る「ブルカ」。

これは、きちんと着用せずばなりますまい。


(目の部分が網かけで外部に視野が開けます。顔面はもちろん、髪の毛
さえ曝すのを憚られるイスラム社会の女性に対する厳格さを思い起こさせ
ます)

撮って下さったのはH社長です。僕が被り物に対し面白がっているのを、
その横に座って面白がっていただきました。

次回またお会いすることを約束して、邁買底里さんとお別れしました。



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