地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

小規模竜巻、人知れず、かなり発生しているものなのかも

2006年11月14日 06時52分38秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます
まだ、竜巻について考え続けています。

8月13日付「人生、願えばかなう。ストームチェイス&トルネードハンティング
で、タッチダウンさえしていない極く小規模の竜巻を追いかけたこと、お馬鹿
な記事にしましたが、考えてみると、8月の夕立雲なんて、どこにだってあり
そうな極くありふれたもの、気象庁が本気になって、全国通々浦々にドップラー
レーダーを設備すれば、日本でも頻繁に竜巻が発生していることが認識される
んじゃないかな、と思います。

夏場の夕立雲からひっそりとお上品に垂れ下がっている「F0未満」なんてのは
論外として、台風通過時、進路東側にある、東側の海に開いた小平野に竜巻被害
が多発する傾向なんてのは、絶対に、「珍しいもんやのー」などといった程度に
軽視するべきものではありません。

9月19日付「延岡の竜巻 発生原因について考える」で書きました様に、強い台風
が長崎佐賀コースを辿った際、九州東岸の小平野で竜巻やダウンバーストが多発
すること、もしかすると、普通のありふれた現象なのかもしれません。

あのコースを台風が通過する度に、鹿児島県東部・宮崎県・大分県では、確認され
ていないだけで、実際は、極く小さなものは普通に発生しているのではないで
しょうか。

全国を、アメダスレーダー網並みに網羅したドップラーレーダー網が構築された
ならば、そのあたり、もっと統計的に把握できるんでしょうが。

昨年の羽越線の特急列車転覆・延岡竜巻・佐呂間竜巻、一年間に、これだけ人的
物的被害が出ますと、国内の竜巻に対する備えの脆弱さを感じてしまいます。


それと、9月17日の竜巻とダウンバースト、延岡・日南・臼杵、以上3箇所で
発生したとばかり思っていましたが、さらに追加して、日向でも発生していたと
のこと。

九州東岸の小規模平野で軒並み発生しています。

これほどまでに頻発していた事実から、佐伯・津久見・蒲江・門川・南郷・串間、
といった東岸・南東岸の小平野全てで、実際は発生していたのではないか、と
考えてしまいます。

その中でも、たまたま、全ての竜巻発生要件が最大になった延岡の事例が、
目立っただけなのではないか、とも思います。

来年の台風シーズン、九州西岸を通過する台風があるとするならば、東岸小平野
にお住まいの皆さんは、竜巻発生に充分留意すべきでしょう。



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