もうちょっとしたら、新門司港へ車で向かい、大分からのT君と合流します。
阪九フェリーで関西へ。
先週火曜日に発生した佐呂間町でのF3竜巻の分析記事を転載します。
-----------------------------------------------------------------------
竜巻の発生時、小型低気圧か アメダス観測
2006年11月11日16時00分
9人が死亡した北海道佐呂間町の竜巻被害で、被災地周辺で小規模な低気圧が発生
した可能性があることが、気象庁の風の観測記録からわかった。竜巻が発生した7日に
は、北海道の上空には偏西風のジェット気流がかかっており、低気圧を発生させたり、
竜巻が起きたりしやすい状態になっていた。気象庁はこれらの気象条件と竜巻発生と
の関係を調べる。
アメダス(地域気象観測網)や気象台などの観測記録によると、被災地の西側を中
心に、周辺から吹き込むような反時計回りの風の動きが見て取れる。気圧の高いとこ
ろから低いところに空気が移動する性質から、小規模な低気圧がこの地域に発生し、
大気の渦をつくっていた可能性が出ている。
(11月7日午後1時の風向き)
一方、北海道の上空には7日、偏西風のジェット気流が南から北に流れていた。北
海道の南で、シベリア大陸から流れてきた「寒帯前線ジェット気流」と南からの暖か
い「亜熱帯ジェット気流」が合流し、秒速70メートル以上の非常に速い気流をつくっ
ていた。暖かい気流と冷たい気流がぶつかり合っており、非常に大気が乱れやすい状
態になっていた。
ジェット気流が上空を通ると、少なくなった空気を補うように上昇気流が起きる「上
空の発散」と呼ばれる現象があり、竜巻を発生させる一因とされている。
------------------------------------------------------------------------
今回の竜巻のキーワードは「ジェット気流の合流」ですか。なる程...
でも、記事の説明だけでは、説得力がいかにも弱い。言葉としても「小規模低気圧」と
書くより「メソサイクロン」と書くほうが実態に即していると思います。
(竜巻発生当時のアメダス画像。再掲載です。寒冷前線の最先端部分に、特別に暖
かい気流がぶつかって、メソサイクロンが発生した、と考える方が自然じゃないかなー、
と、個人的には思っています)
竜巻発生のメカニズム、まだまだわからないことだらけです。
ドップラーレーダーが日本には極く少ないのも事実ですが、合衆国にたくさんあること
をもって、「だからアメリカはすごい」的報道がなされているのは解せません。
必要に応じて、先端機器の導入を図らざるを得ない合衆国の事情が厳然とあるからなの
です。
今後、我が国でも、竜巻多発地を皮切りに導入が急がれるのでしょうが。
----------------------------------------------------------
● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
または、TEL:0942-34-1387 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工はじめました。
-----------------------------------------------------------
人気blogランキングです。押してくださると嬉しいです。