地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

遥かに凌駕

2014年03月21日 23時32分40秒 | 今日の東洋硬化


火曜以降、ずーっと飲んでいるので、昨日あたりから胃痛持ちになってい
ます。飲み方回数も大概にしとかにゃ、内臓やられそうです。

春分の日の今日、もちろん当社は休業日でしたが、湿式鍍金課と乾式鍍
金課では数人が出社していました。湿式鍍金課は大物の剥離処理。平日
では他業務の妨げとなる為、日祝日を狙って作業を行なう第一回目です。
乾式鍍金課では受注量過多からのボトルネック現象解消を目的とした休
日出勤。2台目のイオンプレーティング装置を購入して作業者増員すれば
ボトルネックが解消するのはわかっていますが、資金と人材の調達こそ最
も難しい課題です。中々簡単にはコトは運びません。

そうした中、外国人技能実習生受入機関「公益財団法人国際人材育成機
構(アイム・ジャパン)」からの斡旋で、10月よりベトナム人技能実習生を4
名受け入れることにしました。湿式鍍金各種作業とバフ研磨作業を覚えて
もらうことになります。2月末にハノイ-ホーチミン市と訪問した際、ハノイに
ある「アイム・ジャパン」の予備研修施設を訪問し、日本で技能実習する予
定者たちが予備研修に真剣に取り組む様子に感銘を受け、当社にも実習
生を受け入れることとしました。実習期間は、現状3年間がMAXなのです
が、法制度改正により近々5年間となるはずです。実際、3年程度で当社の
技術を全て覚えるのはほぼ無理。きちんと教え、がんがん覚えたとしても5
年はかかります。当社だけでなく、技能実習生を受け入れている他社も同
様にお感じになっている所が多いはずです。

「アイム・ジャパン」は東南アジア各国から日本向け実習生を招き入れる機
関です。ベトナム以外にもタイ・インドネシアの技能実習生を日本国内の中
小企業に送り込んでいますが、今回、当社がベトナム人実習生を受け入れ
ることにした理由は、

①仏教国であること
②箸文化の国であること
③(僕が聞いている範囲では)勤勉な国民性であること
④ハングリーな若者が多いらしいこと

これら勘案しベトナム人複数を技能実習生として受け入れることにしました。

10月以降、彼らには湿式鍍金課を中心に技能実習に就いてもらいますが、
事前に実習内容を可能な限り最大限マニュアル化し、普通に入社してくる
日本人新人たちにも適合できるように、入職時研修を整備していきたいと
思っています。今の処、まだまだ整っていないので、これを良い機会とした
く思います。

2月末にハノイ訪問した際に縁故が出来た
「HANOI SOUTHERN SUPPORTING INDUSTRIAL PARK(HANSSIP)」
関係者と「在福岡ベトナム総領事館」の総領事と副領事合わせて7名が、
今朝、当社を訪問なさいました。休業日なので、僕のpptでの業務説明を
聴いた後は止まっている機械類を見ていただくだけでしたが、当社業務に
たいそう興味を持っていただけたようです。本来ならば、「HANSSIP」の皆
さん、昨日の午後、当社を訪問なさるはずだったのですが、事前に、大阪
からの無理っぽい移動予定を言ってきていたので、おそらく予定崩れるじゃ
ろーと予想していた処、案の定、昨日夕刻近くになって予定変更の連絡が
副領事から入ってきました。やれやれ致し方なし、と休日の今日、お迎えす
ることに。

アバウトな見学者と言えば、来週の25日から28日までの間の1~2日、イル
クーツクのエネルプレーデ社のスタッフ数名が当社見学においでになるは
ずです。この会社とは昨年7月に僕が訪問したことによってご縁が出来ま
した。当社業務にかなり興味を持っている模様なのですが、しかし、予定日
が迫る今日になっても、何日の何時頃から何時頃まで久留米に滞在し、当
社を何時間程度見学したいのか、いまだ詳細を言ってきません。ロシア人
の常、「どうせアバウトに流れるんだから、時間はテキトーでいいじゃろ。予
定は未定、決定じゃない」との感覚のようです。奴らロシア人、いつだってこ
んな風にこちらを振り回すので、たいそう疲れます。26日の午前中には、
セントルイスの工作機械メーカーと商社の担当者複数が当社来訪すること
になっており、バッティングすると面倒臭いことになるかも。

やはり、僕ら日本人って、綿密に予定策定すること・時間をきっちり守ること
について、世界水準を遥かに凌駕しているようです。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
  または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
  所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
  ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
  全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
  と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● シリンダーの分解・組立・油圧チェック作業が出来るようになりました。
  お客様での分解組立作業の必要がなくなり、大変便利にご利用いた
  だけます。

● 窒化クロム・窒化クロムアルミ・窒化チタンアルミ・酸化クロム・
  窒化チタンクロム・窒化チタン他、各種高硬質被膜を

  アークイオンプレーティング生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する、最も付加価値の高い
  窒化クロムアルミ膜の厚付成膜可能です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
  ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
  膜の再生加工も開始。

● 内径18mm・深さ2000mmの細孔内への厚付硬質クロム鍍金が可能に
  なりました。
細孔内の耐摩耗性向上を図れます。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
  今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
  ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
  平面研削も行ないます。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による短納期
  での寸法・形状・機能の復元加工。

 内径500mm・深さ3000mm超の大口径パイプ形状品への厚付クロム
  鍍金・ホーニング仕上げまたは自動バフ研磨仕上げ
が可能です。


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3月16日20時過ぎの時点でウクライナについて思う

2014年03月16日 20時16分15秒 | 時事ネタ


20年ほど前の旧ソ連崩壊時は、その影響下にあった東ヨーロッパ諸国が
数十年ぶりにソ連の軛から脱したことによるカタルシスと喜びを西側諸国
ともども共有したものでした。崩壊後設立された独立国家共同体(CIS)は
旧ソ連構成国だった15ヶ国のうち、躊躇なくEU入りを決断したバルト3国は
元々非加盟。親欧米をあからさまに標榜するザカフカスのグルジアは、ロ
シアの圧力で途中で加入したもののロシアとの揉め事絶えず脱退。中央ア
ジアのトルクメニスタンは独裁国家ながら表向きは永世中立国を目指すと
のことで準加盟国の扱い。そして、今回大揉めに揉めているウクライナもト
ルクメニスタンとともにCIS憲章を批准していないため公式な加盟国とはみ
なされていません。トルクメニスタンより面積一回り大きい程度のウクライ
ナですが、旧ソ連邦の中では、ロシア連邦に次ぐ経済規模と人口規模の
国です。一の子分として手なずけていこうと思っていたロシアとしては、政
変によって親欧米政権が誕生しそれが固定化するのを面白く感ずるわけ
もありません。

元来「ウクライナ」との国名からして、ロシア語話者は「場末」「辺境」「はず
れ」という意味として理解しているようですし、別の言語からの見立てでも、
「僻地」を意味する近世のポーランド語の「オクライナ」が語源であるとのこ
と。ウクライナ人たちからするとあまり面白い話ではないようです。

当社に勤務しているロシア人のOTさんによれば、ロシア語とウクライナ語
の近縁性はかなりのものらしく、両者の会話成立度を日本国内に例えて言
うならば、久留米弁話者と津軽弁話者の意志疎通程度らしい。これがポー
ランド語とロシア語になると全く通じなくなるとのことですから、平均的ロシ
ア人感覚を代弁するならば「ロシアの一辺境地域が勝手にNATOに入りた
がっている、困ったもんだ」ってな感じでしょうか。僕も理解可能なロシア語
・ウクライナ語の違いと言えばやはり固有名詞。地名に違いを見てとれます。
ウクライナ語でドネツィクはロシア語でドニエツク、だとか、ウクライナ語で
ハルキウがロシア語ではハリコフだとか。

ソ連の最初にして最後の大統領たるゴルバチョフやロシア連邦初代大統
領のエリツィンにとっては、時代背景的にロシア以外の旧ソ連諸邦の状況
をどうこうできるほどの余裕など全くなかったのですが、資源輸出によって
国力に余裕が出てきた現プーチン大統領は、旧ソ連崩壊以前の冷戦時の
東側ブロックに可能な限り最大限近い国土を回復したい意図を明確に保
持しています。例えが適切か否か微妙ですが、東西に分裂したローマ帝
国のうち、先に滅んでしまった西ローマ帝国領を取り返そうとゲルマン人
駆逐に努力した東ローマ皇帝ユスチニアヌスのような心持ちなのではない
かと思われます。

しかし、自分たちの領土を蹂躙し支配したロシア人のノスタルジーなど知っ
たことかと、ロシア以外の旧ソ連構成国家の幾つか、そしてロシア連邦の
中でもカフカス山脈北麓のイスラム系諸族が、域内の「パックス・ロシアー
ナ」に異を唱えているのは周知の通りです。

今回の、ウクライナ政変とクリミア自治共和国のロシア再編入有無も、この
大きな文脈の中の一事例です。

ただし、ウクライナという、それなりの大国が親ロから親欧米に大きく舵を
切るという状況は、ロシアにとって穏やかな心証継続できるわけもなし、否
応無しに旧ソ連が行ったハンガリー動乱やプラハの春的力技を使うところ
まで選択肢を狭められているというのが、僕の見立てです。


2月23日に上海でウクライナ情勢についてFBアップしたところ、「おそらく」
ですが、人海戦術にて「危なげな個人記事」を全て削除するとの中国公安
当局によってFB記事削除されてしまいました。ウクライナ政変、他人事な
らずなのでしょう。3月2日にホーチミン市にて同様のFB記事を発信した処、
あの国ではネット記事削除人海戦術を使っていないのか、それとも極く瑣
末な記事なので御目こぼしにあずかったのかわかりませんが、そのままF
Bアップ出来ました。

クリミア投票の今日、3月2日の段階より既に事態が進捗していますが、大
枠、こちらの予想に近い状態で流れているようなので、改めて、その時のF
B記事を転載します。



「元々、宗教的バッグボーンなど文化要素に差異の大きいウクライナの西
北部と東南部です。数年前に起こったオレンジ革命の際に大統領となった
ユーシェンコ、その失脚後に後継したティモシェンコともに、首都キエフを
含む、親欧米の西北部を地盤にしていました。対するにウクライナは自分
の一の子分だと堅く認識しているロシアのプーチン大統領は、傀儡たるヤ
ヌコビッチに親ロ政策を採らせ、脅しすかしなだめしながら、ウクライナをロ
シア傘下に入れようとしていましたが、今、あの有り様。現時点では、旧ソ
連時代にフルシチョフがロシアからウクライナに割譲していたクリミア半島
以外は、親欧米の民主政権に統治されていく可能性がありますが、プーチ
ンの考え次第で、まだまだ激しい動きがあるのではないかと考えます。元々
ロシア領だったクリミア半島を奪還させて手打ちとしたい、との思惑が、ウ
クライナ新政権とEUに内在しているはずですが、それで終わるでしょうか。
ウクライナ国家全体を影響下に置くことを断念したプーチンは、親ロ意識が
強いウクライナ南東部だけでも切り取りにかかる可能性があります。現在
は、クリミア半島だけを「奪還」しに出ましたが、いずれ、ウクライナ国家を
親欧米の西北部と親ロの東南部に分裂させる画策を行なうのではないか
と。何しろ、グルジアやモルドバあたりの小国と違ってフランス並みの面積
と人口を抱えた旧ソ連第二の大国にして、ロシア連邦の一の子分だったは
ずのウクライナが欧米に日和るのは、プーチンの、ロシアの、プライドを著
しく傷つけるに違いないですから。数ヶ月、もしくは数年間、ウクライナ国家
分裂の可能性を油断せずにウォッチしておこうと思います。とりあえず、ク
リミア半島がロシア領となる確率は80%、ウクライナ国家が分裂する可能
性は50%と見ます。で、暖かくなったら、ドンバス炭田のロシア側、ロストフ
・ナ・ドヌーに出向き、その後勢い付けてウクライナに越境し、ドネツィクと
ハルキウを訪問しようと思っていましたが、情勢余りにも風雲急をつき過ぎ
ている為、無期延期です。桑原桑原。」



先ほど、ウクライナ国家内の地域別使用言語分布図をwikipediaから仕入
れました。


(ウクライナ語使用比率図)


(ロシア語使用比率図)


(クリミア・タタール系言語使用比率図。11世紀から18世紀後半までモンゴ
ル・タタール系国家があった名残で、ロシア帝国領となった後もタタール系
言語話者が多い。スターリンの民族強制移住政策によって、クリミア半島
に住むタタール人の数十%がウズベキスタンなどに移された歴史がありま
す)

これ見ると、フルシチョフの時代にロシアからウクライナに振り替えたのが、
やはり今回の事態の元凶だなというのが理解できます。

もし、ロシア語話者優先地域が全てウクライナでなくなったならば、ウクラ
イナ国家は黒海への出口のない内陸国になってしまいます。チリとの戦争
に負けて内陸国となってしまい国力衰退したボリビアと同じ憂き目を見るこ
とがないようにしたいというのが、ウクライナ側視点での今回の事態の最
終決着点ではないかと考えます。



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  全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
  と書くのが日本語的には正解)が得意です。

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  窒化チタンクロム・窒化チタン他、各種高硬質被膜を

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  平面研削も行ないます。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による短納期
  での寸法・形状・機能の復元加工。

 内径500mm・深さ3000mm超の大口径パイプ形状品への厚付クロム
  鍍金・ホーニング仕上げまたは自動バフ研磨仕上げ
が可能です。


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ホーチミン市から戻ってくると、目論んでいた生産設備が入り始めていました

2014年03月11日 00時02分36秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます
3月3日午後、事務所に出て工場内を見てみると、数ヶ月前から目論んで
いた生産設備が数台、所定位置に鎮座していました。


(まず、なんだか顔の無いスフィンクスみたいなこの装置は...)


(シリンダーの分解組立装置です。組上げた後の油圧チェック装置付き)

この手の機械、市販のモノはどこを探してもありません。「中小製造業経営
研究会CRAFT」の仲間内で、設計と部品製造・組立を実施してしただきま
した。

皆さん、ありがとう。


(made in CHINAのクロム鍍金用整流器。なにせ価格が価格、大中国特
価だった為、えいやっ、と清水の舞台から飛び降りてみました。producted
by JAPANESEなので多分大丈夫だと思います。17日に2次側結線を終え、
試運転することになります)


(豊田工機製の中古汎用円筒研削盤。芯間1200mmぐらい。CNC機では
出来ない研削加工用に必要なので)


(同じく豊田工機製の中古CNC円筒研削盤。これとほぼ同等の研削盤を
既に1台稼働させているので、操作に特段の不自由はありません。これは
芯間1500mmくらいだったかな)

芯間2000mm以下程度の円筒研削作業は、トヨダ-ジャンドロンの主軸流
体軸受が最強であると僕は感じています。しかし、芯間3000mm超えると
研削面がビビってくる可能性があるので、あまり長いモノには向かないよ
うに思います。


(昨年6月に導入した滝澤鉄工所製の芯間3000mmCNC旋盤の稼働率を
上昇させる為にCAD導入して旋盤に付随させました)


(CNC旋盤の操作性がかなり向上した模様)

さらに2~3ヶ月を目途にスルファミン酸ニッケル鍍金浴を2槽増設します。
2月現在、現稼働している2槽だけではキャパ過小となっています。この
作業には女性従業員をあたらせる為、2名を教育訓練中です。4月に入
社してくる新人4名中3名(うち女性1名)にもスルファミン酸ニッケル鍍金
作業を仕込むつもりです。

その後、イオンプレーティング増産用設備の設計と製作、さらに、夏時分
に今年最大の目玉となる設備2基の導入を予定しています。


メイン銀行からまたまた借銭することになりました。これはこれで気が重い
限り。



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  窒化チタンクロム・窒化チタン他、各種高硬質被膜を

  アークイオンプレーティング生成します。
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  窒化クロムアルミ膜の厚付成膜可能です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
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の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
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  なりました。
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  平面研削も行ないます。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による短納期
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 内径500mm・深さ3000mm超の大口径パイプ形状品への厚付クロム
  鍍金・ホーニング仕上げまたは自動バフ研磨仕上げ
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2月下旬から3月月初にかけての、上海・ハノイ・ホーチミン市

2014年03月10日 00時36分57秒 | うろつき実況中継、やや時差あり
2月22日から3月2日まで、上海・ハノイ・ホーチミン市と動き回っていました。


(極く小振りながら国際線ターミナルビルが完成した「有明佐賀空港」です。
現在は、上海行きとソウル行きLCCが週に数本ずつ飛んでいるだけ。ただ
し、鼻息荒い佐賀県知事の思惑では、近々、台北行き・香港行き・成田行き
LCCも飛ばしたいとのこと。当社から「絶対に渋滞しない」筑後川右岸沿い
に田舎走りすること40分で、何日留めても駐車場代完全タダ(夜間警備員
付き)の空港前駐車場に到着です)

福岡空港も交通至便な上に各地行き便豊富ですが、国際LCCに志向性持
つ佐賀空港が近くにある久留米っちゃー、ホントーにありがたい街です。

22日と23日の晩にそれぞれ別系統と取引先との「飲み」を、上海で行ない
ました。



(上:22日夕刻、虹橋賓館20階からの夕景。空気の対流次第では、上海は
視界ボチボチ良い時もありますが、下:翌23日、PM2.5が濃く滞留するとこ
の通り)



(上:電力足りないとか言いつつ日本では有りえないイルミネーションピカピ
カさせて電気無駄食い。その電力製造はPM2.5産出元の石炭火力発電所。
で、下:PM2.5に霞みます)

23日夜、ウクライナ政変についての自分なりの考えをフェイスブックにアップ
した処、数時間後に削除された模様。独裁首班が国政から追放される流れ
について、中国人が普段目にすることが出来ないFBのしがない記事であっ
ても、中国国内では即刻削除しているようです。何とまあ、人力のいることよ
と、呆れます。


(24日、上海浦東空港発のベトナム航空でハノイへ3時間強。ベトナム航空
機の機体色、ボクのオキニです)

この時期、ハノイの天候はずっとこーだ、との運転手の話を聞きながら霧雨
のノイバイ空港からハノイ市街地へ。


(3泊したハノイの宿がココ。Wi-Fi接続できるはずが出来ない!。やる気皆
無のフロントのオネーサンにプライマリー英語で文句言ってもニュアンス伝
わった気配ゼロ。はるばる日本の旅行社に文句言い、2社ほど経由して僕
の怒りが伝わって、ようやくネット環境に復帰できました)


(外国行っても和食喰える時は出来るだけ喰っとくのが、僕のやり方です。
尾籠な例えをするならば、「特段もよおしていなくとも、行ける時にはトイレ
行っとく」のと同じこと)


(市街地中心部の名所「ホアンキエム湖」です。湖とは付いていますが、大
き目の池ていどのサイズ。四国の満濃池の方がはるかに大きい)

25日は、午前中、取引銀行のハノイ支店を表敬訪問し、午後、日本向け企
業研修生用の研修施設と寮を見学させて貰いました。

26日から28日までの3日間は、現地コンサルのアテンドで、ハノイ近郊の工
業団地・立地日系企業訪問と当社業務見込み客向けのFSを行ないました。


(どんより重い空の下、ベトナム北部最長ホン河を渡ります。この川の上流
は中国の雲南省です)


(毎夕、宿に戻ってくる都度、ホアンキエム湖周辺を独りうろついていました)


(湖周囲には、こんな風に周遊路が設けられており、良い雰囲気)


(湖に面したカフェで暗くなる湖面を眺めながらハノイビール飲みつつ読書。
至福です)


(朝食はホテル併設の食堂で「フォー」とキュウリサラダ。身体に良すぎて元
気出ません)


(27日の昼飯は通訳さんにお連れいただき、地元の麺料理「ブンチャー」を
喰わせてくれる「ブンチャーハンメン」という有名店へ)


(同じ米麺でも「フォー」と「ブンチャー」の違いは、蕎麦でいうならカケソバと
ザルソバの違い。「ブンチャー」は焼肉や春巻とともに食します。結構アブラ
がきます)


(昼飯喰い終わってから、ハノイ市内に数ある湖の中で最も大きな「タイ湖」
の湖岸を走って見込み客訪問を繰り返しました)


(ハノイ最終晩も和食の店へ。この店は、3年ほど前に深セン在住の旧友S
君とともに入ったことがあります。あの時はトンキン湾産の50センチモノの
「クエ」を30米ドルで出してくれるというので、半身刺身・半身煮つけにして
もらい、ハノイ産芋焼酎の芋一(イモハジメ)とともにいただいきました。焼酎は
美味くなかったのですが、クエは絶品でした。今回はカウンターで普通の居
酒屋料理を)

28日、午後早めの時刻にFS切り上げてノイバイ空港からホーチミン市のタ
ンソンニャット空港へ移動。田舎出で道知らないタクシー運転手にホーチミ
ン市中心街の道をアチコチ指示しながらも目的果たせず、ハイバーチュン
通に着けさせるはずが隣のドンコイ通に。致し方なしと諦め、荷物ゴロゴロ
引っ張ってハイバーチュン通に面した安宿へ歩きました。


(で、宿に荷物を置いた後、サイゴン川岸に建つ老舗中の老舗、格式高い
「マジェスティックホテル」へ。屋上のカフェで333ビール飲みつつ熱帯の夜
風に当たっていました。このよくわからない写真は、マジェスティックホテル
屋上からのサイゴン川と対岸の灯り。ベトナム戦争終結間際の1975年当時、
対岸からベトコンがこのマジェスティックホテル目がけて砲撃しかけ、ホテ
ル外壁に大穴がいくつも開いたとのこと)

翌3月1日は、カンボジアへの越境バスに乗ってプノンペンに行こうと思って
いたのですが、バス定員と出発時刻の兼ね合いで計画断念。6月にホーチ
ミン市再訪するつもりなので、その時、もう一度トライアルしてみます。ベト
ナムのついでにカンボジアでもFSしてみたいと思っています。


(で、暇になった昼日中、日本人向けのレストランが集中しているレタントン
通へ。広島お好み焼きの店があったので、暖簾くぐりました)


(サッポロビール飲みながら広島風お好み焼き(オタフクソースがきっちりか
かっています)を喰っていると、ベトナムにいることを忘れます)

オーナーの日系のおばちゃんと世間話をしていました。


(さらに時間持て余したので、レタントン通に面したカフェで、茶しばきつつ
読書。至福です)


(夕刻まで街中ウロウロし、宵の口、旧知の取引先とベトナム春巻など喰っ
ていました)


(3月1日、23時50分発のソウル行き大韓航空に乗りました。ソウルで同じ
KEに乗り継いで福岡戻りするのが最も安かったので、KEごときに日和りま
した)

東南アジアからの深夜便は疲れます。特に、早朝着陸後にトランジットして
再度離着陸してようやく福岡っつーのはつらい。若いニーチャンたちならば、
こんな「ヤッツケ移動」でも体力持つんでしょうが、既に54歳に近づきつつあ
る身、貧乏臭い移動は控え目にしておくのが身のためか。

しかし、ベトナムではしっかり大飯喰いましたので、体重はかなり増えてしま
いました。チャンチャン..



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  ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
  全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
  と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化クロムアルミ・窒化チタンアルミ・酸化クロム・
  窒化チタンクロム・窒化チタン他、各種高硬質被膜を

  アークイオンプレーティング生成します。
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  窒化クロムアルミ膜の厚付成膜可能です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
  ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
  膜の再生加工も開始。

● 内径18mm・深さ2000mmの細孔内への厚付硬質クロム鍍金が可能に
  なりました。
細孔内の耐摩耗性向上を図れます。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
  今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
  ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
  平面研削も行ないます。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射・アーク溶射による短納期
  での寸法・形状・機能の復元加工。

 内径500mm・深さ3000mm超の大口径パイプ形状品への厚付クロム
  鍍金・ホーニング仕上げまたは自動バフ研磨仕上げ
が可能です。


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