2006年1月25日の打ち上げ時から節目節目で記事にしている太陽系外縁天体
探査機「ニューホライズンズ」ですが、どうやら、第一目標である「準惑星」冥王星
への行程の半分を消化した模様です。
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ニューホライズンズ、旅の中間点に到達
【2010年1月6日 New Horizons News】
ニューホライズンズは2006年1月19日に米国フロリダ州のケープカナベラル空軍
基地から打ち上げられた。4年間の飛行で、地球から約24億6300万km、冥王星
から24億6200万kmの距離まで到達。中間点を過ぎた。
ニューホライズンズの主任研究員をつとめる、米・サウスウエスト研究所(SwRI)
のAlan Stern氏は、「わたしたちミッションチームでは、まだ長い旅が続くことはわ
かっていますが、太陽系横断の旅において、重要な記念すべき地点に探査機を
到達させることができ、誇りに思います」と話している。
ニューホライズンズは、土星と天王星の軌道の間を1日に120万kmという猛スピー
ドで冥王星へ向かっているが、太陽系のフロンティアとも言える冥王星への到着
は、5年半先の2015年6月の予定だ。
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(昨年末12月29日現在の「ニューホライズンズ」の位置。距離的には半分を超えて
進んでいますが、時間的にはまだ半分に届いていません)
地球圏離脱時初速に較べ、4年間に太陽引力に引っ張られ速度がかなり落ちてし
まった為です。冥王星までの9年半の行程のうち、現在4年経過です。
(昨日現在の位置。上の12月29日図より、さらに0.12AU(天文単位)(≒約1800万
㌔)距離を伸ばしています)
昨日位置併載の現在速度は、16.42km/s。地球圏離脱時は歴代探査機の中で
最高速度である30km/s超を記録していましたが、現在、半分ほどに速度を落とし
てしまいました。
今年のうちにニューホライズンズは、ケンタウルス族小惑星の (83982) クラントル
に遠距離フライバイを行なう予定だとのこと。ここで、一部の観測装置を現在の休
眠状態から目覚めさせ、冥王星接近の本番に備えた稼動試験を行ないます。
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