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峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

地震は予知不能

2013年04月14日 | 自然
昨日の朝5時33分に淡路島で震度6の地震が発生しました。朝7時過ぎに起床したら娘が揺れた(岐阜で震度2)と騒いでました。阪神淡路のときと似たような時間帯でしたが、今回は一度目が醒めただけで揺れたことも気が付きませんでした。

近畿圏では朝から鉄道各社が点検に追われてたようですが、人的被害などは軽微なのが幸いでした。

ところで地震学会とか気象庁とか政府関係筋は1970年頃から東海地震だの東南海トラフだの言い続けてます。しかし今までに起こった大きなもので1983年日本海中部、1993年釧路沖、同年北海道南西沖、最1995年阪神淡路、2000年の鳥取県西部、2003年十勝沖、2004年新潟県中越、2007年能登半島、2008年岩手・宮城内陸、そして2011年東日本。つまりことごとく外れてますね。

マスコミも起きてしまってから「歪みのデータがどうの」などと後出しじゃんけんの話を載せるから、どうにも困りものです。まるで株価の上下をしたり顔で話す証券会社や経済学者みたいです。

その辺のところを3月末のたかじんのそこまで言って委員会でロバート・ゲラー教授が話してました。「日本はどこでも起こりうるのだから正確な予知はできない」とのことでした。
http://www.youtube.com/watch?v=AjERbarkTRk



武田先生も次のように話しておられます。



おふたかたの話を総合すると、東南海地震と騒ぐのは研究費とか対策利権。すなわちお金だからだそうです。
ご参考、武田先生のブログ「地震予知はなぜ当たらないか?」

「地震・雷・火事・おやじ(台風)」と言いますが、前へ行くほどどこで起きるかわからないものです。だから怖いのです。それでも備えあれば憂いなしです。でも私ゃ何の備えもしてないのであきませんわ(ー_ー)

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あれから2年

2013年03月11日 | 自然
今日は東日本大震災が起こった日です。あれからもう2年が経ってしまいます。

2011年3月11日の金曜日、大震災当日、私は何をやっていたかといいますと、お仕事でした。私たちは夜勤の仕事を始める前に休憩室で時間待ちをしていました。その瞬間14時46分。1人の人が「なんか揺れとるなあ?」とつぶやいたのが始まりでした。テレビを点けると東北で大地震というところまでは把握しました。その後仕事を始めたため、後の大津波のことは夕食時に戦慄とともに見ました。

その後の大惨事の様子、福島原発の事故など、震災後の対応などで、当ブログも記事は震災関係記事一辺倒(3月記事一覧4月記事一覧)のようになりました。

しかしその頃の記事を読み直してみると、ニュージーランド地震の記事とか父の17回忌や車に轢かれそうになったこととか、生死に関わるような話ばかりで、緊張感がみなぎってました。

これが1年経った昨年3月11日こそ「3.11は天罰か」とか「東日本大震災復興支援事業「3・11こよみのよぶね」in長良川 」などと緊張感のある記事を書いていますけれど、総体的には2012年3月の記事一覧のように日常的な記事とか再アップ記事などでお茶を濁しています。

しかし昨年は実際に津波に呑まれた三陸地域もこの目で見てきました(東日本大震災・津波の跡)。とんでもない惨状でした。



そして2年が経った昨日も震災特集とかニュース番組で震災特集とか現地から中継なんて番組がありました。最近は奇跡の一本松くらいしか目新しい話題がありません。

私も当日くらいは注目すべきと思ってアップしました。

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地球寒冷化

2013年03月06日 | 自然
先日北海道で起きた暴風雪は死者が9名(NHKニュースより)、また今冬は13地点で積雪が過去最大だそうです(産経ニュースより)。最近、爆弾低気圧やゲリラ豪雨とか異常気象とひとくくりにされる現象がとても多いように感じます。

こういうニュースや天気情報が流れると気象庁は
『偏西風が南に蛇行したため、北からの寒気が流れ込んだ』とか『エルニーニョ』
とか言います。

原発のSPEEDI以来、気象庁の言うことは信じられなくなりました。もともと天気予報は当たるも八卦、当たらぬも八卦な世界でした。それが気象衛星のおかげで精度が増しただけの話です。

もっと長いスパンのことで言うと本当に地球は温暖化しているのでしょうか?

専門的な説明は冗長になりますので、サラッと武田先生のサイト地球温暖化(第一話))や(集中講演録)にリンクを張り付けときます。

上の図にあるように宇宙が誕生した時できた元素H(水素)C(炭素)Si(シリカ)Fe(鉄)O(酸素)がそれぞれ酸素と化合して水(H2O)大気(CO2)土・鉄などで地球を構成しました。そこから炭素を使って生物が生まれ、酸素が多くなったわけなのでCO2は増えても何の問題もない。

いや、増えなければ生物は自らを司る元素がなくなって死滅すると説明されています。理論的にはそのとおりです。植物は炭酸同化作用で炭水化物を作りだします。動物は植物から炭水化物を摂取して活動してますからCO2が無くなったら生物は絶滅するわけです。

そして地球は太陽の活動や太陽との距離などで氷河期と普通の状態(温暖期、地球上に氷が全くないとき)を繰り返しています。今は厳冬期にさしかかる前だそうです。

ご参考
地球温暖化(第一話)集中講演録(第一話)
地球温暖化(第二話)集中講演録(第二話)
地球温暖化(第三話)集中講演録(第三話)
地球温暖化(第四話)集中講演録(第四話)
地球温暖化(第五話)集中講演録(第五話)

パソコンをやりながら集中講演録を聞くと自然と頭に入ってきます。まさに目からウロコですよ。

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ホワイトアウト

2013年03月05日 | 自然
ホワイトアウト(Whiteout)とは、雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象です。ホワイトアウトになると、錯覚を起こしてしまい、雪原と雲が一続きに見えたりして遭難の原因になったりするそうです。

この言葉は織田祐二が主演した同名映画で知りました。そのホワイトアウトが先日北海道で多くの人が亡くなった猛吹雪の中で起きていたらしいです(NHKニュースより)。

車が雪に埋まり親子4人が死亡するなど猛吹雪の被害が相次いだ北海道中標津町の当時の状況について、釧路地方気象台は「夕方から急激に強まった風で運ばれた雪が吹きだまりとなったうえ、目の前が真っ白で何も見えないホワイトアウトと呼ばれる現象が起きた可能性が高い」と分析しています。

そういえばニュースの中で語られている3月2日はウイングヒルズの尾根筋で猛吹雪に晒されていました。尾根筋で最初に転けたときは猛吹雪で目の前が真っ白になって進行方向がわからず、足元もモヤモヤッとしたかと思ったら新雪に脚をとられたみたいになって転けました。



たぶん凄い風と吹雪でホワイトアウトのようになっていたのかもしれません。上の写真は結構クリアですけど、猛吹雪のときにカメラなんか出しておられませんから、転けたときは瞬間的に五里霧中になっていたのでしょう。

私ら遊びで外にいたのですけど、北海道では日常的にそんな状態になるのですから自然は怖いですね。

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爆弾低気圧2

2013年01月15日 | 自然
昨日は久しぶりの雨でした。東海地方では。

山間では絶対に雪になると思っていたので、京都北山の雪遊びも1日予定を早めて日曜日にやられたようです。私も行きたかったけれど、土曜日お昼と夜と宴会続きだったので回避しました。

そんなお天気が回復したと思ったらえらく風が吹き出しました。天気予報では太平洋に抜けた低気圧が急速に発達して950phsになるらしく、もう爆弾低気圧です。

しかもそれ以前に昼の間に太平洋側を進む南岸低気圧だったらしく、爆弾低気圧、首都圏に雪を降らせたそうです。



それにしてもふだんから雪に慣れてない首都圏の人って、ニュース見てると「かったるい」ですね。雪に対するリスク感覚が全くないです。あの程度の雪でスリップしたり、横向いたり、情けないです。成人式だけはかわいそうですがね。


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サンゴやお魚たち

2012年12月20日 | 自然
先月の石垣島ネタです。南の海といえばサンゴとお魚たちです。

そんなサンゴとお魚たちを手軽に見られるのがグラスボートです。船の底がガラス張りになっていて海中が簡単に見られます。八重山のネコたちの話でも出てきた川平湾でそのグラスボートに乗りました。



この日は旅行中で一番天気の悪い日でしたから、海の中も暗くサンゴやお魚さんたちや海もさほどきれいではありませんでした。これで天気が良いと同じものかと思うくらいきれいに見えるそうです。

前日、昼食を食べた竹富島の星野リゾートにあった水槽です。晴れてたらこれくらいきれいだそうです。



そんなサンゴやお魚さんの動画です。シャコ貝も見逃さないでくださいね。




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動物づくしの八重山諸島

2012年11月24日 | 自然
昨日は石垣島からさらに西にある八重山諸島巡りに出かけました。せっかくここまで来たのだから一気に行きたくなりますものね。だって東京より台湾の方が近いのですから。



ということで西表・由布・小浜・竹富4島めぐり(昼食付)<9時間00分>です。西表島ではマングローブ林探索船、もちろんイリオモテヤマネコは出てきません。

由布島へは水牛が引く車で渡ります。おじいが三線をひきながら海の道行きです。引っ張ってるのは裕次郎という名の男の子です。




小浜島はちゅらさんのロケがあった島です。きれいな景色やサトウビキ畑などを見て、ツァーバスの運転手さんがみんなにくれたお土産は草で編んだバッタでした。どうやって作ったんでしょうねえ?



最後の竹富島は星の砂がある島です。
星の砂は有孔虫が死んだ抜け殻だそうです。



その星の砂を拾った砂浜にあった簡易売店で店番をしていたネコです。



ネコ好きの私のことですからナデナデしてあげました。
その後、港近くの博物館にもネコがいまして、タッチできたので満足で~す。

PS.お知らせ
日時:2012年12月1日(土)午後1時~4時30分
第19回 名古屋地理学会・岐阜地理学会合同シンポジウム
でパネリストをさせてもらいます。
詳しくはこちら

       

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月にトンビ

2012年10月24日 | 自然
金華山に飛ぶ渡りのタカを見て以来、退行するときはいつも空を見上げています(アホですね)。
そのおかげでノスリやハチクマの渡りとかタカ柱を拝ませてもらいました。

昨日は季節外れの暴風雨が日本列島を通り過ぎていきました。岐阜はさほど酷くなく、雨も少し降っただけでした。帰る頃になると雨も上がって風が強くなってきました。職場から出て、いつものように水道山方面を見ると、何羽ものタカ?が旋回していました。折しも月が上がってくるところを飛んでますから、いつぞやの「月に鷹」みたいになるかなあとデジカメで撮ってみました。



けっこう寒くなってますから、まだタカの渡りがあるのかと例のサイトで確認してみましたが、23日は基本的に雨でしたから調査されなかった可能性もあります。とするとあれだけ飛んでいたのはトンビのように思います。いや全国的にはトビ(鳶)と言いますね。



でもトンビという言い方の方があの悠然と浮かんだ姿にピッタリのような気がして私は好きです。ですから、これは月にタカではなく月にトンビかなあと思った次第です。ということで今までに見たトンビの姿です。まずは長良橋下流の河原から飛び立つところ。



次に長良橋付近の上空を旋回する姿です。

調べてみるとトビの方がタカ科では大型の部類ですね。もちろんクマタカにはかないませんがオオタカよりトビの方が大きいのですから笑っちゃいます。渡り鳥のハチクマがトビより少し小さいくらいで、ノスリはオオタカと同じくらいの大きさだそうです。それより少し小さいサシバと続くようです。



今までのトンビの飛翔の様子です。



最後に月にトンビの動画です。




     

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長良川の瀬張り網漁

2012年10月19日 | 自然
岐阜市の長良川では、産卵のために下ってくるアユを川底に張ったロープやシートなどで脅して捕まえる漁があります。瀬張り網漁と呼ばれています。10月6日には金華橋の下流のところでその仕掛けを作っていました。



1週間くらいすると長良橋の上流にも仕掛けができ、10月15日に今シーズンの鵜飼が終了すると時々舟が来てアユが来るのを狙うようになってきました。



この漁は、上の写真のように川を横切って設置してあるロープやシートをアユが警戒しているところへ網を投げ入れ、網が水面をたたく音に驚いて、動きを止めたアユを捕えるというものです。



実際の漁の様子などは昨年のNHKの番組をご参照ください。

ダンダン秋が深まっていきますね。


     

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コウノトリ、金華山に飛来

2012年10月12日 | 自然
昨日の岐阜新聞1面の写真は「コウノトリ、金華山に飛来」でした。

コウノトリ金華山に飛来

新聞に書いてあるように金華山タカの渡り観察グループの中学生が写真撮影に成功したものだそうです。兵庫県豊岡で放鳥したコウノトリがここまで飛んできたのかもしれません。豊岡は女房の母親の故郷ですし、学生時代に何度か通ったので親しみがあります。

余談はさておき、発見したのは金華山タカの渡り観察グループでした。先月末にタカの渡りタカ柱などの記事を書いたときに参考にしたサイトの人たちです。

それによると、先月のサシバやハチクマに代わって今はノスリが多いのだそうです。そんなこととはつゆ知らず、昨日なんとはなしに金華山を眺めると、半端ない数の飛行物体が山頂近くを舞っていました。



麓から撮影して例のサイトで調べてみると、ノスリが飛んでいることを知りました。



その後、長良橋付近では上空をV字型編隊になって西に飛んでいく一団を発見しました。必死になってズームし動画撮影したつもりでしたが、動画モードになってなくカメラで追っていただけでした(~_~) 遠目でわかりませんでしたが渡りの編隊だったかもしれません。


     

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月に鷹

2012年09月28日 | 自然
24日の夕方に見たタカの渡りとタカ柱ですが、
タカの渡り全国ネットワークによると、24日の金華山ではタカ類は500羽弱飛んでいったそうです。

翌25日以降は日々少なくなり、100羽前後しか報告されてません。実際に眺めても飛んでいないので今シーズンの渡りは終わりかと思っていましたら、昨日27日の夕方は24日より多くのタカ柱ができていました。



乗鞍の中腹・白樺峠の報告によると前日の26日に3127羽と2回目のピークがあったそうです。それが昨夕、金華山に到達したようです。

いつもより遅く勤務先を出ましたので丁度お月様が金華山上空に昇ってきました。そこを渡りのタカが飛んでいきます。これは浮世絵の「月に雁」ならぬ「月に鷹」図にならないだろうか!とワクワクしながら写しました。

月に雁

一生懸命デジカメを構えるも、遠すぎてピントすら合いません。そこで動画に撮っておいて切り出すことにしました。その結果が下の写真です。



これでは「月に鷹」どころか「月にタカ」とか「月にカラス」いやいや「コウモリ」でも通りそうなレベルですから汗顔の至りです。こういうものはやはり一眼とか望遠レンズが要りますねえ。



タカの渡り全国ネットワークによると昨日27日乗鞍・白樺峠付近では1000羽以上が確認されたそうです。ですから本日28日の金華山も相当期待できそうですよ。


PS.
26日に写した月の写真に偶然、飛んでいる鳥も写り込んでいました。パッと見は鳩にしか見えません。後ろの方のはタカのようにも見えますが、どうなんでしょうねえ?






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タカの渡りとタカ柱

2012年09月25日 | 自然
昨日の朝は涼しいのを通り越して寒いくらいでした。
そんな季節を見越してタカの渡りが本格化しているようです。

タカの渡りの話を初めて見たのは下呂の奥にある観音峠でした。





信州方面にいたサシバハチクマ白樺峠野麦峠観音峠→金華山と飛んでいくとあります。思わぬ所で我が岐阜市の金華山の名前が出てビックリした記憶があります。

昨日通勤帰りにふとその金華山を見上げると、何やら飛んでいます。
「アレはなんだ」「鳥だ」「飛行機だ」「いやスーパーマンだ!」
てな名セリフが出てくると嬉しいのですが、大量の鳥が旋回しています。

これはテレビなどで見知ったタカ柱だなと思い、動画撮影しました。



タカの渡り全国ネットワークで調べてみると、今シーズン金華山では9月23日にサシバの大群(1789羽)が飛来したようです。そして翌24日の夕方も動画のような状況だったわけで今がピークのようですね。

このタカの渡り全国ネットワークの報告を追っていくと、9月22日・白樺峠サシバ3362羽→9月23日・岐阜金華山1789羽→9月24日・滋賀 猪子山1,138羽、京都岩間山1316羽と移動している様子がわかり面白いです。

皆さん、ちょっと上を見上げてみましょう。身近なところで大自然の営みを感じられますよ。


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2012年08月17日 | 自然
昨日の「コウモリ」1昨日の「雨上がりのシロ」と
ここんとこ雨がらみの記事を書いたので、
今日は雨記事の仕上げとして「」について書くことにする。

10日ほど前のアビスパ福岡戦でのこと。
雷が鳴り、スタンドから東方を見ると明らかに夕立が降っていた。
下の写真の左側、ライトの後方は明らかに降っているのが見えた。



スタジアムも間もなく雨になったが、すぐに止んだ。
そして先ほどまで降っていた空にはうっすらと虹がかかっていた。
山の端にうっすらとかかっているんだけど、見えるかなあ?

それと1昨日の夜に親戚んちから帰るとき、
堤防から一日市場にあるインドアゴルフ場のイルミネーションが見えた。



ここは前からそうだけど、ネットの張ってあるポールが
夜になるとイルミネーションになる。またその色が変わっていくものだから
まるで虹のようなのである。

場所は鏡島弘法から小紅の渡しを渡った対岸にある。



昼間はのどかな川面だが、夜こういうイルミネーションが見えると
きれいだけれど、ビックリするよね。

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初蝉(はつせみ)

2012年07月27日 | 自然
1昨日、今年初めて蝉の声を聞きました。たぶんそれまでにも鳴いてはいたのでしょうけど、耳に入るほど近くで鳴かなかったり、数も少なかったのでしょう。最盛期にはやかましいほどですものね。

セミは7年間地中にいて、木の根っこから養分を吸って大きくなり、地上に出てきて脱皮、羽化してから1週間しか生きられないといわれます。そんな儚さ(はかなさ)が小説「八日目の蝉」とか源氏物語「空蝉(うつせみ)」などの題名に使われたのでしょう。



でもそう思われているのは飼育するのが難しく一週間くらいで死んでしまうからというだけで、実際には成虫になってから1ヶ月くらい生きるらしいです(参照)。では地中生活はというとセミによって短いものは3年、一般的には5~8年、長いもので13年とか17年というのもいます。

岐阜で一般的なセミはニイニイゼミ(今はあまり見かけません)、アブラゼミ(代表的なもの)、ミンミンゼミ(あまり見かけませんが)、クマゼミ(最近多くなったらしい)、そして山間に行くとツクツクボウシやヒグラシですね。ヒグラシ以外は鳴き声はやかましいです(セミの図鑑参照

ところで私の住まいの近くに南蝉(みなみせみ)という地名があります。
律令制時代の官道である東山道(とうさんどう)に面しています。

東山道、蝉

この蝉という地名は何を意味しているのでしょう?
地名語源辞典によると「せまいところ」の意味で「狭(せま)」と同根の語だと書いてあります。漢字を当てた地名では瀬見が多いようで、岐阜でも山県市谷合に瀬見渓谷とか瀬見峡温泉がありました(地図)。

でも南蝉のどこが狭いのでしょう?ひょっとすると長良川が分流していた時代には田圃とか自然堤防上の道とかが狭いなど、そう名付けるだけの要因があったのかもしれません。



セミに関しての「たわごと」でした m(_._)m

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夕べが池(池田山のネーミング)

2012年07月17日 | 自然

日曜日にFC岐阜vsカターレ富山を見に行く前に母と食事会をしました。ブログでも紹介したしゃもじというお店です。そこでスマホの地図(グーグルマップ)をいじっていたら、この店の近くに夕べが池があることがわかりました。

シンプル地図:夕べが池、岐阜県岐阜市曽我屋4-35

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夕べが池は郷土の昔話絵本によく登場する伝説の池のことです。岐阜県のサイトから引用しますと

『その昔、この池は股まで埋まる沼地であった。ある年、作男が「明日は股までつかってこの沼地に田植えをしなければならないとはいやなことだ。田植えしなくていいように池にでもなってしまえばいいのに・・・。」と独りごとをつぶやいて、苗をおいて家に帰った。翌朝再び沼地に来てみると、驚いたことに昨日までは沼地だったところには水があふれ、すっかり池になってしまっていました。それからこの池は、夕べのうちにできた池ということで、「夕べが池」と呼ばれるようになったそうです。』

ということで、昔からその名前だけは知っていましたが、正確な場所を知らなかったので行ったことがありませんでした。そこで食事後の腹ごなしに行ってみることにしました。池は自然公園になっていて、釣り人がいっぱいいて釣り堀みたいでした。



池の中にはコイとかフナとかがいるようです。しかし水面にプカプカ浮いていたのはカメでした。よく見るとミドリガメです。首の横にどぎついラインが入ったやつ。やっぱこういう身近で長閑な所に捨てられるんですね。

池の真ん中に写真のような橋がかけられていました。竜宮城か神社にあるような擬宝珠(ぎぼし)が付いた橋です。



橋のたもとにある案内板に夕べが池の伝説が書いてありました(画像をクリックすると大きくなります)。



1番目は岐阜県のサイトにも載っている一般的なものです。しかし『池田山まで一面池になっていた』とは驚きです。おおっ、いま初めて気が付きました。池田山という名前が既に夕べが池から付けられたようなネーミングじゃないですか!書いててビックリしました。


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この事に較べたら、後の3つは取って付けたような話です。2は「金の斧」の類型ですし、3は「バベルの塔」に似てるし、4は「牛に引かれて善光寺参り」ですもの。


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