Toshizoh's Bar

大阪を愛する編集者トシゾーのほろ酔いメッセージ。

蓮舫は台湾系

2010-06-08 21:33:12 | Weblog
村田 蓮舫。旧姓は斉藤。多重国籍当時の姓は謝の台湾出身だったのね。

台湾も中国も一緒と思うと大きな間違い。顔見たらわかるでしょ。台湾にはギリシャやインドからの民族流入があったと考える人もおるのだが、蓮舫さんの顔を見るとインド系ですね。

日本人はとかく台湾をあなどりがちがだ、一つは台湾と言えば「ばなな」くらいの認識しかない日本人の馬鹿さ加減なんだが、蓮舫さんをきかっけに台湾とのつながりが深まればええなあと思うのであった。

枚方は1800年前の先端都市

2010-06-08 21:13:27 | Weblog
で、電車を京阪からJRに乗り換えて藤阪で降りて歩きだす。目指すは王仁公園。王仁さんといえば、日本に漢字をもたらした人、ってこととになっている百済の人。もちろん日本にはそれ以前から文字もあったし漢字も入っていた! は、ええとして、その人の名を冠する公園に行けばなんかまた追加の情報が得られるだろうくらいのノリで歩き出す。と、伝王仁墓と、鋳物博物館の標識が。
ついでだから、鋳物博物館に寄ることにした。正式名は枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館。無料なのがうれしい。敷地内には弥生式住宅が再現されていたり、資料館も充実。枚方おそるべし、なのだ。ここで覚えとくべきことは、田中というと「田んぼの中の人で百姓」みたいなイメージがあるが、それが全くま違いだってこと。
で、さらに1キロほど歩いていくと住宅地の中に伝王仁墓が。最近整備されたもののようで、カラフルな門がたっているが、とっても沖縄なのだ。

枚方は前々から、大阪でもないし京都でもない。独自の文化があるなあとは思っていたが、それを再確認できるような旅だった。枚方の面白さは、百済と新羅が残っていること。この2国は朝鮮半島にあったとはいえ、犬猿の仲だった2国で、人種的にも別な気配がある。

で、磐船神社は物部で、天の川は天にかかる銀河の流れじゃなくて、「天孫降臨」の「天」の一族がらみだってこと。それにしても辺鄙なところだ。

私見では物部は海洋民族なんだが、野見神社と言いあまりに内陸。フェニキア人の陸派、海派なんだろうか。

巨石崇拝は縄文のものとはおもうが、どうもイメージが素朴な方向に行き過ぎてはいないか、とも思えたりして。

そうそう、枚方は「白肩」がもとなんだな。