鉄道模型・色差し三昧

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お気に入りができますよ。

関東鉄道キハ3518を見る

2006年12月21日 | ともかく視る…実車観察記 
模型の工作は、今日もお休みです。
相変わらず調子の悪いキーボードか何かに振り回されています。


関東鉄道キハ3518は、もと国鉄キハ36形の最後の生き残りという話しを、昨日しました。
いやぁ、嬉しかったですよ。キハ36形に出会えて。
キハ36形という形式は、片運転台の通勤用ディーゼルカー、キハ35形式の便所なしバージョンです。
1962(昭和37)年度にのみ製作され、全車とも国鉄時代の末期に廃車となってしまいましたから、
わたしにとっては、ある意味で幻の形式でもあります。
関東鉄道には5輌が譲渡されましたが、すでに3輌は廃車、1輌が休車となっています。
残念なことに、形式写真は撮れませんでした。
乗務員ドアの手すりやテールライトの形状に、初期型の特徴が残っているのですが。

そのキハ36形の連結面寄りの車内の様子です。
最近の車両は窓を減らす傾向が強く、妻板がメクラのことも多いですね。
しかし、この車両は窓が多いので、なかなか明るい印象です。

ついでですから、もとキハ35形のキハ3519号車の様子も。

向かって右側のコーナーが、便所の撤去跡です。
窓を新設し、床を貼り替えたことが判りますね。
便所の利用者と視線を合わせないためという、逆サイドのクロスシートも健在です。

めったにないことですから、窓から連結面を覗いてみました。
こっちは貫通ドアの戸袋側。

エアホースのコックが赤や白に塗られています。

反対側です。

隣のキハ3519号車の標記が見えました。

扇風機も健在です。

しっかりJNRのロゴマークも見えました。
隣の丸いものは通風器。
夏の八高線で列車が走り出すと、
ここからゆるやかに風が入ってきて、あんがい涼しかったことを思い出します。
いまは冬ですから、左に見えるレバーを操作して、外気の侵入を防いでいるはずです。

次回はキハ102号車を取り上げたいのですが、
パソコンの調子が読めないのでどうなることか、わかりません。
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