鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

赤い国鉄電車

2019年06月09日 | 1:150 電車
土曜日に、年にいちどの排水管清掃がありました。
いわゆるマンションと呼ばれる集合住宅に住んでおりますので、
建物全体で、管理組合が手配して行うのです。
さもないと、建物の寿命が縮まります。

7階建て総戸数30数戸ですので、作業チームが1つだけでも夕方までには終わります。
もっと大きな建物ですと、そうはいかないのではないでしょうか?
大規模なタワーマンションでは、
複数のチームが取り掛かったとしても1週間以上かかりそうな気がします。

さてと。
意図したわけではないのですが、同じような塗り分けの国鉄電車が2編成、揃いました。

手前が475系の旧北陸色、奥が115系の身延色です。
ともにKATO製品。

北陸色は、金沢地区で急行列車用だった車輌を、ローカル転用に当たって塗り替えたもの。
身延色は、新たに投入された車輌に、線区の独自性をイメージするものとして採用されたもの。
いずれも、国鉄の赤字が拡大していた1980年代に登場したカラーです。
沿線地域に密着した鉄道を育てようとして、一線を画す色彩を採ったという共通性があります。

とはいえ、国鉄が標準として用意してあった色の組み合わせですから、似ることもある。
この両車が並ぶことは無かったはずですが、同じ路線で走っていてもおかしくない雰囲気です。

ちょっとおもしろくなりましたので、この模型に色差しをする気になりました。
ながらく、手元にしまい込んであったのです。
とりあえず、ベンチレーターを塗っておきます。
グリーンマックス#14「灰色9号」を使いました。

筆ムラを避けるには、塗り重ねることがいちばんです。
塗料の濃さをうまく調節することも大事ですが、あきらめずに色を重ねることも必須。
2~3回くらい、塗り重ねています。

パンタの配管も、塗り分けると楽しいですね。

これも、細かい部分ですが、概ね2回は塗り重ねています。

パンタグラフは銀色に塗りましたが、この時代はグレーであった模様。

模型では最も目立つのは、屋根上です。
製品では単色で仕上げられていたので、メリハリを付けたかったのです。

たぶん、つづきます。
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