鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

屋上配管の塗り分け~マイクロエース 新京成8000形・その5

2009年04月09日 | 京成電車の模型たち
東京では、あちこちで桜が満開です。
ほんと、あちこちに植えてあるんですね。
ふだんは忘れているような小さな公園や路地でも、
この季節になると桜が咲いて、あたり一面が明るい空気に包まれます。
急に存在感が出るので、ちょっと驚くこともしばしば。

桜という樹種は、一般的には寿命もそんなに長くはなく、虫も多いので、
街路樹などとして植えると管理が大変だと聞いたことがあります。
それでも、そこかしこに植えられているのは、
冬が終わって春が来たということを、ぱぁっと明るくなることで端的に感じさせてくれるからでしょう。

山陽・九州新幹線直通列車の愛称も「さくら」だそうです。
西日本の各地に、明るい空気を運んできますように。

さて。
ベージュとブラウンのツートンカラーという、一見地味な印象の新京成電車。
モハ8000形には、2丁パンタの車輌がいます。

屋上のディテールは、模型としてみたときにも編成中の見どころになりますね。
いつものように、配管やパンタグラフを塗り分けていきます。

配管を塗り分けるには、パンタグラフが邪魔になります。
床板を外して車内天井を見ますと、接着剤の跡。
マイクロエースは、なぜこんな組み立てをするのでしょう?
玩具じゃあるまいし。
補修もユーザーができて初めて、一人前の模型製品だと思うのですが。

と思いながら…。
ひねったら、難なく外れました。
接着剤が効いていないようです。
駄目じゃん…。

パンタグラフ直下の屋根板なら、いくらかは傷がついても見えません。
開き直って、テコの要領でドラーバーをひねりました。
さくさく、外せます。

使った塗料は、つぎのとおり。
屋上配管    :クレオス #332「ライトエアクラフトグレーBS381C/627」
ヒューズ箱   :GM #14「灰色9号」
ヒューズ箱引出線:黒
配管は、クーラーと似た系統のグレーにしたくて、この色を選んだのでした。

途中であります。
細かいですよぉ。
1輌につき、小一時間かかりました。

職場の先輩方をみていると、
目が利かなくなったと言い出すのは、だいたい40代半ばでした。
ワタシもあと数年もすると、このように色差しをして遊ぶことがしんどくなってくるのでしょうか?

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
↑“にほんブログ村”へはこちらから。






コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パンタグラフを見に行く 新... | トップ | 記念乗車券に京王帝都600... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とと)
2009-04-09 09:34:05
こんにちは。
いやぁ、コレは集中力ですよね。
私は破綻無しでやり切れる自信ないです・・・
返信する
視力 (H.Kuma)
2009-04-09 22:10:42
私は既に大台に乗ってますが、正直、Nゲージサイズの車両工作はキツいです。
最近の作品でも筆差しは大幅に省略してますんで。
ストラクチャーとかだと、何とか誤魔化しが効くんですけどね(笑)

マイクロエースから新京成8000形が出たんですね。
欲っしいなぁー、でも先立つものが…。
返信する
根気が続かなくなったかも。 (とりのさんぽ)
2009-04-11 01:31:00
こんばんは。

とと様/
1日で1輌分が精いっぱいでした。
仕事があった平日だったから、ということにしておきましょう。

H.Kuma様/
新京成までもが製品化される時代になったんですね。それだけ、ネタがなくなってきたのでしょうか?
「千葉ニュータウン中央」「鎌ケ谷大仏」などの字幕もあります。
無理してでも、おひとついかがでしょう?
なかなかの出来ですから。
返信する

コメントを投稿