先日乗ってきた、京王電鉄動物園線用の6722編成を取り上げます。
ワタシの故郷の電車です。
もともとは多摩動物公園への行楽客を運ぶため、1964(昭和39)年に開業した路線です。
1978(昭和53)年に中央大学が移転してきてからは学生の利用客も増え、
8輌編成の専属車が往復していました。
ところが2000(平成12)年に多摩都市モノレールが開業すると利用客が減り始め、
同年10月20日から4輌編成によるワンマン運転が始まりました。
6722編成は、この専用車として整備された編成です。
幼いころから親しんだ路線が、合理化の波に洗われるのは寂しいことです。
長いホームを持て余していたりします。
今回驚いたのは、線路内の除草が行き届いていないこと。
レールが半ば雑草に埋まったところもありました。
どこかの引き込み線じゃぁないんだからさぁ…。
再掲する画像ですが、編成の全体像です。
手前側が京王八王子方で、順にクハ6772、デハ6072、デハ6022、クハ6722と編成されます。
デハ6022のパンタグラフ周辺です。
画像が小さくて、ごめんなさい。
ヒューズ箱が二つ並んでいます。
こちらはデハ6072で、新製時はパンタグラフがありませんでした。
当時は5輌編成だったためで、4輌編成に改変されたときに搭載されました。
ヒューズ箱の形状が違うのがわかるでしょうか?
廃車発生品と思われます。
クハ6722の先頭部です。
車体裾の仕上げかたが、たぶん、それまでの6000系と違います。
外板の腐食対策が強化されているように見えます。
クハ6722の京王八王子方台車には、塗油器が取り付けられています。
動物園線は急勾配と急曲線が連続するので、いつの時代も塗油器装備車が専属車として使用されてきました。
レールと車輪フランジの摩耗を防ぐためです。
運転台に「セラジェット装備車」という表示がありました。
デハ6022の多摩動物園方台車に取り付けられているこの装置が、たぶんそれでしょう。
憶測でモノを言っていますが、セラミックの粉末を撒くことで、空転を防ぐものと思います。
機関車の砂撒き装置と同じようなものでしょう。
各車の妻板には、非常用ドアコックがあります。
赤い三角の表示がなかなか目立ちます。
奥に見える棒連結器は、JRのものと違って中心に継ぎ目がありません。
いずれ、側面の動物のイラストについても取り上げます。
ワタシの故郷の電車です。
もともとは多摩動物公園への行楽客を運ぶため、1964(昭和39)年に開業した路線です。
1978(昭和53)年に中央大学が移転してきてからは学生の利用客も増え、
8輌編成の専属車が往復していました。
ところが2000(平成12)年に多摩都市モノレールが開業すると利用客が減り始め、
同年10月20日から4輌編成によるワンマン運転が始まりました。
6722編成は、この専用車として整備された編成です。
幼いころから親しんだ路線が、合理化の波に洗われるのは寂しいことです。
長いホームを持て余していたりします。
今回驚いたのは、線路内の除草が行き届いていないこと。
レールが半ば雑草に埋まったところもありました。
どこかの引き込み線じゃぁないんだからさぁ…。
再掲する画像ですが、編成の全体像です。
手前側が京王八王子方で、順にクハ6772、デハ6072、デハ6022、クハ6722と編成されます。
デハ6022のパンタグラフ周辺です。
画像が小さくて、ごめんなさい。
ヒューズ箱が二つ並んでいます。
こちらはデハ6072で、新製時はパンタグラフがありませんでした。
当時は5輌編成だったためで、4輌編成に改変されたときに搭載されました。
ヒューズ箱の形状が違うのがわかるでしょうか?
廃車発生品と思われます。
クハ6722の先頭部です。
車体裾の仕上げかたが、たぶん、それまでの6000系と違います。
外板の腐食対策が強化されているように見えます。
クハ6722の京王八王子方台車には、塗油器が取り付けられています。
動物園線は急勾配と急曲線が連続するので、いつの時代も塗油器装備車が専属車として使用されてきました。
レールと車輪フランジの摩耗を防ぐためです。
運転台に「セラジェット装備車」という表示がありました。
デハ6022の多摩動物園方台車に取り付けられているこの装置が、たぶんそれでしょう。
憶測でモノを言っていますが、セラミックの粉末を撒くことで、空転を防ぐものと思います。
機関車の砂撒き装置と同じようなものでしょう。
各車の妻板には、非常用ドアコックがあります。
赤い三角の表示がなかなか目立ちます。
奥に見える棒連結器は、JRのものと違って中心に継ぎ目がありません。
いずれ、側面の動物のイラストについても取り上げます。