鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

ちまちまデカール~GM西武新2000系・その14

2009年04月27日 | 西武所沢の模型たち
風の強い、日曜日でした。
お天気は良かったのですがね。

表で吹き付け塗装なぞ、まず、無理です。
で、机に向ってちまちまとデカール貼りを続行。

乾いてくると、こんな感じです。
昨日もお見せしましたが。

窓を抜かねばなりません。

カッターで、ざっくりと。

抜けました。

縁を整えるのが、なかなか大変。

これは上手くいったほうです。

ペロンとはがれたものもある。
タッチアップで何とか済ませるつもりでいます。

8輌編成ですから、64箇所で同じことを繰り返さねばなりません。
ちっとも、簡便でない。
手間を考えたら、マスキングして吹きつけたほうが早かったかもしれません。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
↑明日は誤魔化し…もとい、タッチアップで切り抜けます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デカール貼り~GM西武新2000系・その13

2009年04月26日 | 西武所沢の模型たち
雨の土曜日。
次男が肩をたたいてくれると言います。
「30分で100円ね」
勝手に値をつけていますが、ど~せ、30分も持たないだろ。

高をくくっていたら、ホントに30分頑張りました。
で、夜になって少々肩が張っています。
たぶん、たたかれ過ぎ。

さて。
西武電車といえば、ステンレスむき出しの乗客ドアです。
なかなか大胆なデザインセンス。

塗り分けてもいいのですが、キットにはデカールが付属しています。
貼ってみましょう。

ドアの部分に浮き出た、成型時の歪みを隠せるかな、という目論見もあります。

台紙が厚いせいか、糊が溶け出すまでに時間がかかりました。

とりあえず、貼ったところ。

マークソフターを、びしょびしょに塗ります。
ちょっと、臭い。

ドアの縦筋と手掛けの表現だけは、きちんと見えてくれなくては困ります。

あらかた乾いてきたところは、こんな感じに。

慣れているひとにとっては、どうってことないデカール貼り。
でも、ワタシはふだんはやらない作業です。
ちょっぴり難しいし、そこが新鮮であり、面白くもある。

8輌編成では64か所です。
それまでには、飽きるのでしょうか?

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
↑作りたいキットは山ほどある。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・修復~GM 西武新2000系・その12

2009年04月23日 | 西武所沢の模型たち
桜は散りましたが、ハナミズキやツツジが美しい季節になりました。
って、東京の話しです。
TVのニュース番組では、青森の桜が満開になったとのこと。
桜前線は、津軽海峡を越えたのでしょうか?

さて。
昨夜塗っておいた溶きパテが乾きました。

完全に乾いていないと、ロクなことになりません。
最低限、ひと晩は置いておかないと。

400番の耐水ペーパーで、水研ぎを。

ペーパーによるヤスリがけではありません。
あくまでも、研ぎに徹すること。

屋根面をひたすら舐めること25分。

細かい傷を消す目的で、#2000のペーパーで、さらに水研ぎ。
怖いのは、耐水ペーパーの縁のあたり。
エッジが立っていると、そこで傷を付けたりしますから。

ほどほどにしておきます。
あとは屋根色を塗ってから、確かめましょう。

何とかなりそうな気がします。
光明が差してきました。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ“にほんブログ村”へはこちらから。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修復?~GM西武新2000系・その11

2009年04月22日 | 西武所沢の模型たち
ちょっと、いろいろと切羽詰まっております。
そんなわけで、ごくごく僅かな進捗報告。

ちょっと傷をつけて、仕上げようと思ったら下地が出てしまった屋根ですが…。

屋根色を吹き直し、磨き直し。
磨いているうち、またまた下地が…。
もういちど、屋根色…。

作業がループする…。

今日現在、この状況。

はっきりと、艶が違います。
塗膜の厚みも。
もはや、塗料を盛ってどうこうという状況ではありません。
仕方なしに、溶きパテを。

乾いた後の仕上げが大変だろうなぁ。

気をとり直すために。
無事に仕上がりつつある先頭車のひとつに、隈取りを入れました。

やや、西武らしくなった。
ステンレスの飾り板がないので、まだまだ間抜けですけれども。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ“にほんブログ村”へはこちらから。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

屋根の塗装~GM 西武新2000系・その10

2009年04月20日 | 西武所沢の模型たち
新聞屋さんが、きました。
「あの~、来月からまた3か月、お願いできますか」
契約の更新です。
サインしながら…
「先日はマリンスタジアムのチケットありがとうございました。おかげさまで勝ちまして」
すかさず、あいさつ。
首尾よく(?)、またあったら持ってきますよ、という返事をいただきました。
ま、いつもいつもと云うわけにはいかないでしょうが。

週末にだけ進捗する西武新2000系です。

屋根を塗り分けるために、マスキング。
8輌で65分ほどかかりました。
車体もマスキングテープも黄色なので、位置出しのやりにくいことったら…。
さきに屋根色を塗ったほうが楽だったかしら。

境界線でにじむことを防ぐため、いちど車体色を吹き重ねます。

いい天気だ。

…日が傾いてきましたね。
屋根色は、クレオス#25「ダークシーグレー」を選びました。
ちょっと黄味がかっているのが、この色のミソ。
イギリス空軍機の迷彩色だそうです。
たぶん、彼の国の曇り空に近い色なのでしょう。


傷があったので、ペーパーをかけていたら…。

剥げ落ちました。
下地の洗浄が甘かったのですね。
まいったなぁ。

とりあえず、筆で重ね塗り。

パテの代用的に、乾かしてから仕上げる魂胆。

#1000耐水ペーパーで水研ぎ。

このあと、別のところも剥げ落ちました。
そんなわけで、続行中。

シンナープールに直行という手は、とりたくないのです。
何とかして、上手く直すというか、ごまかしたい。

ほかの7輌はいい感じで仕上がっています。

近くで見れば、はみ出したりしているのですがね。
タッチアップで何とかなりそうです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へひさびさに、工作の記録を書きましたね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車体の塗装~GM西武新2000系・その9

2009年04月13日 | 西武所沢の模型たち
土曜日のこと、晩ごはんを食べ終わってから家族で近所の公園に。
夜桜見物です。
もう、かなり葉桜になっていてね…。
この季節としてはわりと暖かな晩でしたが、人っ子ひとりいない公園で、桜を見上げてきました。

そういえば、朧月夜だったな。

あくる日曜日。
この日も、暖かい一日。
昼すぎ。
知人からメールが来ました。
フェニックス製のキットだったかと思いますが、京成3500形を完成させたというのです。
たぶん、5年以上はかかっています。
彼の粘りに、拍手。

そこで、ワタシも仕掛かり品を減らそうという、殊勝な心がけ。
西武新2000系は11月30日以来の工作です。

風呂場で、お洗濯。

お風呂洗い用の洗剤を溶きましたが、結果としては薄すぎたようです。
塗料ののりが、いまひとつ、よくない部分がありましたから。

マスキングを考えると、屋根色よりも車体色を先にしようかと考えました。

ここまで、だいたい4時間ほど。
5回くらい、塗り重ねています。

さて、乾かしておきましょう。
いつまで??

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
↑結局、読んでいて飽きないのは、手を動かしているひとのブログですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨樋が埋まる…~GM西武新2000系・その8

2008年11月27日 | 西武所沢の模型たち
ときおり触れていますが、
ワタシが育った町は、当時東洋一の規模を誇ったという動物公園があります。
レジャーといえば動物園かハイキング、海水浴ぐらいしかなかった時代です。
観光客も今とは比べものにならないくらいに多く、ネオンサインの光る旅館もあったくらい。
泊りがけで動物園にやってくる人が、そこそこいたのでしょうねぇ。

ところで、小学校の初めの2年間は近くに学校がありませんでした。
車庫のある隣町まで、電車通学です。
あれは、愉しかった。

帰りの電車で外人さんに会うことがありました。
あのころは珍しかったですからね。
「はろー」「はろー」
友達と外人さんを囲んで盛んに呼びはやしました。
外国語っていうと「はろー」しか知らなかったんですから。
苦笑いするひとが多かったのは、今から思えば当然でしょう。
なかには、明らかに気分を害した表情の人もいたような気がします。
フランス人だったかしら?
小学生は、怖いもの知らずです。

背中にハングルの会話を聞きながら、ふと昔を思い出した朝の通勤でした。

さて、西武新2000系。
昨日の続きで同じこと、すなわち幕板の引けの整形をやっております。
これで、8輌編成中4輌半が仕上がりました。

下手くそです。
なにが?

溶きパテを塗るときに、どうして雨樋をマスキングしなかったのでしょうね?
溝が埋まってしまうと、車体と屋根の境界線を一直線に走る影が見えなくなります。
全体の印象を、壊しますね。

しかたがないので、ヤスリがけ。

右利きなものですから、画像に写っている左指は、ヤスリがずれないように添えてあるものです。
1回1回、押しながら溝を整形していきました。

1輌仕上げるのに20~30分ほどかかっています。
ということは…。
週末までには仕上がるか?にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逃げのペーパーがけ~GM西武新2000系・その7

2008年11月26日 | 西武所沢の模型たち
読み終えたのは、3回目か4回目。
藤沢周平の最後の作品です。

学生のときに世話になった先輩が、ある年の賀状で薦めてきたもの。
「ウツクシイ物語」と先輩は言いました。
ようやく、すこしだけ、
彼が言いたかったことが分かるようになってきた気がします。
まだまだだなぁ。

さて。
逃げ出したい気分です。
屋根の整形に失敗しつつある475系北陸色
妻板が一様に丸まらなかった京急400形
なにか、気分転換はないものか。

蔵出しです。
前回は、「また3日ぐらい放置します」と書きました。
あれら半年、西武新2000系です。

このキットは、側窓の上部、幕板の部分にヒケが大きくあるのです。
だから、溶きパテで埋めていたのでした。
それの乾燥待ちをしているうちに、夏が過ぎ、秋も過ぎて初冬です。

ペーパーがけしたら、おぉ、いいんじゃないの。
きれいに仕上がりそうな気がしてきました。

自己陶酔といわれればそれまでですが、
この一瞬があるから、
模型は作れる。

でも。
これもまた、まだまだ残っています。

少しでも進んだから“よし”としましょうか。

明日の予告は、できません。にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中締め~鉄コレ 大井川1000形と一畑80形・その4

2008年07月07日 | 西武所沢の模型たち
日曜日は、蒸し暑い晩となりました。
もったりと、重たい風が窓から流れ込んできます。
かすかに、潮の香りがします。
東京湾からの海風ですね。
ワタシが住んでいるところは、海岸からは数キロ離れています。
その昔遠浅だったという千葉の海ですが、埋め立てられ工業用地となってから久しいものがあります。
それでも、ときには海風が、こんな内陸にまで来るのですね。
太古から変わらない地球の営みを感じる晩です。

さて。
鉄道コレクション大井川鐡道1000形と一畑電気鉄道80形の色差しは、
ひとまず、
ここで、
おしまい。

あとは動力ユニットを手配すれば、だいたいモノになります。
もっと手をかけて泥沼にはまるのもいいですが、
なにぶんろくに写真を撮らなかったものですから、資料がありません。
ですから、すっきりまとまる範囲で逃げておこうというのです。

で。
こんなところに色差ししていました。

お約束のパンタグラフ。

パンタグラフは銀色に塗りましたが、屋根の色と比べると生々しいですね。
原色の銀色を使ったせいでしょう。

避雷器の形は、よく解らず。
国電のようなカバーがなく、碍子が露出しているのでしょうかね?

一畑のパンタグラフは、黒を混ぜた銀色で。

かすかな差かもしれませんが、鈍い銀色となりました。

なお、両形式ともパンタグラフは手持ちの代用品。
そのうちPS16形に換装するつもりです。

乗客ドアーの戸当たりゴムは、エナメル系の塗料で色差し。

この形式は、乗務員ドアーの靴ずりだけ、ステンレスの無塗装のようです。

一畑も。

こちらは、銀色の靴ずりはありません。
戸閉め表示灯には、クリヤーレッドを載せておきました。

もと西武電車ですから、貫通ドアーもステンレス無塗装かな?

確証はないのですが、銀色に。

七夕の日に竣工した2編成を、記念撮影。

この形式がプラ成形の量産品で製品化されるとは、夢にも思いませんでしたね。


背景が真っ白だと、殺風景です。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄コレ大井川1000形と一畑80形・その3

2008年07月06日 | 西武所沢の模型たち
真夏かと思うくらいに暑い土曜日でした。
もっともそれは、気温30度の空気に体がまだ慣れていないせいで、
夏の盛りのころには、このくらいの暑さならごくふつうに感じているはずです。

汗だくになりながら缶スプレーを持ち出すのですから、ただの馬鹿ですな。

まず。
床下機器と台車を塗っておこうと思いました。
調べたら、一畑80形は電気連結器がついています。
西武時代の装備をそのまま、朝の増結に活かしていたようです。
これはぜひ、作らねば。

製品のダミーカプラーのポケットを平らにしてしまいましょう。

電気連結器つきのダミーカプラーは、GMキットから流用。
たまたま手元にあった京王6000系用ですが、形は同じでしょう。

じつはこのように接着するまでに、現物合わせであちこちを削っています。

これで、元通りに取り付けができました。

ホチキスの針を寸詰めして、台車排障器も接着しました。
わかりますよね?

このあと「ねずみ1号」を吹き付けておきます。

「ねずみ1号」といえば、屋上のベンチレーターも。

製品は屋根、ベンチレーターとも、赤茶がかったグレーで塗装されています。
完成品に塗ってあるものとしては、ちょっと変わった色です。
くたびれた地方私鉄らしさをイメージした色でしょうね。
なかなかいい感じだと思います。

それでもベンチレーターは塗り分けて、メリハリをつけたいところ。

屋根板を外さねば、ベンチレーターは外せません。
無理に表から外そうとすると、艶消しで仕上げられた屋根の塗装を傷めそうですから。

屋根板の爪をここの溝から押し出すのですが、ちょっとたいへん。
力をかけると、車体がたわむのです。
壊しそうで。

屋根板に一体成形されているランボードや配管は、筆塗りで仕上げ。

行き先表示はこちらのステッカーから。

GMの西武451系キットに含まれているモノです。
一畑も、大井川もありますよ。

プラ板で裏打ちしてから切り出します。

なお、鉄コレの箱絵からすると、大井川鐡道の前サボはスタイルが変わったようです。
この旧いタイプの行き先サボが、1000形入線時まで使われていたのかどうかはわかりません。
でも、無いよりはマシでしょう。

一畑80形のほうは、そのまま裏から貼ると奥まってしまいます。
プラ成形の前面ガラスに厚みがあるためですね。

なるべく前になるようにと、ガラスの段差の部分にイモ付け。
ゴム系接着剤を使っています。

大井川1000形の前サボは、両面テープを使って固定しました。


つづく

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする