じゅんこの部屋 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

幻想がユメと散るとき。

2010-01-07 08:46:57 | 政治・経済
小沢一郎幹事長が元旦に、自宅で開いた新年会に、過去最多の166議員が詰め掛けたと言う。
いわゆる「小沢詣で」が過去最多。。。

今夏の参院選での単独過半数獲得に向け「選挙の小沢」として、ますます気合が入ってきた、その
期待値の表れのようでもある。

年始の挨拶に訪れる人の数で、その人のその時の権勢が計れると言ってもいいだろう。

上機嫌で得意満面な姿が目に浮かぶ。。。

しかし、これがいつまでも続かないことは、これまた非情なまでに歴史が証明していることでもある。

かつての総理、田中角栄が住んでいた豪邸は東京の目白台にあり、「目白御殿」と呼ばれていた。
政財界の要人など、出入りする人は引きもきらず「目白詣で」と言われたそうだ。
だが、ロッキード事件や脳梗塞と、権力や名声を失うにつれ、集まる人も潮を引いたように減って
いく。。。

「政治は数であり、数は力、力は金だ」と、金で政治を動かした彼も、最後は金で失脚し、力を失い、
人も離れていった。

あの時、笑顔で握手を求め、好意的に近づいてきた人達は、一体なんだったのか。。。

一人ぼっちの自分と向き合った時、残された何を心に見たのだろう、と想像する。

金や権力に近づき、それらを得るために頭を下げていた人達なのに、自分自身に値があると錯覚して
いた。。。

金や名誉は、人生を華やかに酔わせるが、失えば、たちまち幻想と散り、値のない厳しい裸の実体を
知らされる。

そして、これは大なり小なり、すべての人が、進む終末に必ず向き合う現実なのだ。

不実な金や権力や名声に、幻惑されることなく、真実求めてただひたすら進むのが親鸞学徒。
一時的な幻想を求める人達が、どんなに近づこうと離れようと、それを名誉として、浮かんだり
沈んだりはしない。
親鸞聖人の教えを求める同志は、見聞知の仏様相手だから、名誉とするところが違うのである。

だから、どんな苦難や非難攻撃にあっても、折れず引かず屈せず。。。
無碍の一道に向かってたくましく、転じて一層元気に進まずにおれない☆
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (JJSG)
2010-01-07 23:11:51
遅くなりましたが、昨年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
返信する
こちらこそ (じゅんこ)
2010-01-08 07:11:16
こちらこそ、お世話になりました。
コメント、嬉しく励みになりました。

今年もよろしくお願いします。
返信する

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