じゅんこの部屋 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

「友愛」の躓き

2010-06-04 05:56:39 | 政治・経済
「国民が徐々に聞く耳を持たなくなった。残念でならないし、私の不徳の
致すところだ」。。。

ついに辞任を表明した。
「友愛」が何をめざしたのか、よく分からずに、終わってしまった。

理想だけなら、何を言っても自由だが、実現する厳しさを思えば、軽々しく
言えない言葉はいくらもある。

我利我利の凡夫が、相手の幸せを願って、平和な社会を作り上げることは、
なんて難しいことだろう。

私欲を離れて、国家のため、国民の為、他人のためと尽くせたら、どんなに
素晴らしいことか。

しかし、そんな政治家を望むなら、まず自身が、家庭という社会で、どんな
振る舞いをしているか、顧みると、どうだろう。

果たして、生涯「続投だ」と家族の信頼を得て、日々安定した幸せを築く行為
をしているだろうか。

「行き違い」「思い込み」「勘違い」。。。
身近な家族でさえ、様々な私欲が「友愛」を簡単に実現させないことに気づか
される。

やってみてこそ、理想の甘さや、実現の厳しさを思い知らされるもの。

まして、愛する家族でない、他人ならなおさらである。

誰でも自分の頑張りを認め、受け入れてもらえれば、どんなに嬉しいだろうが、
現実は厳しく、なかなかそうはいかないものだ。

やった行為の結果は、その人自身にあらわれるのだから、その頑張りを他人が
認めようが、認めまいが、もともと関係ないのである。

それを、なんでわかってくれんのだ、と腹を立てたり、相手に背を向けては、
因果の道理で、ますます孤独で苦しくなるだけ。。。

聞く耳を持たなくなった国民を責めず、自身の不徳を責めるのは当然であるし、
本音ならば、救いともなるだろう。

しかし、立場が変われば、同じこと。
置き換えてみて、自ら反省すべきことが多々見えるものである☆
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 苦楽のパラドックス | トップ | 処理も処分も »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治・経済」カテゴリの最新記事