じゅんこの部屋 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」

2009-09-09 21:44:51 | 政治・経済
「ジャパン・アズ・ナンバーワン」
1979年、ハーバード大学教授だったエズラ・ボーゲル氏の著書。
日本の驚異的な経済発展を支えた労働慣行など、日本的システムを称讃し、多くの日本人に
自信を与えた。
今も聞けば、どこか懐かしい響きがある。

なぜなら、この本が評判になったのは、まさに華やかなりし学生時代。
当時は、好景気で、売り手市場。学生はどこでも優遇され、体育会出身者はなおさら、主将を
つとめた、マネージャーをしていたともなれば、どの企業でも引っ張りだこ。

在籍していた体育会バドミントン部の先輩達は、毎日、のん気に羽を打っていたにもかかわらず、
卒業となれば、みな一流商社や名の知れた一部上場企業に就職していったものだ。

当時、証券会社に勤めていた母も、羽振りが良かったのを思い出す。
3人の子供を、大学まで進ませながら、学費の工面で大変だと聞いた覚えがない。

経済が、未来に希望を持たせ、心を明るくする実感があるのは、こんな時代を知っているからである。

それから30年。
社会・経済構造の変化で日本的な慣行は輝きを失ってしまった。
転職、リストラ、家族形態も変わり、老後の安心がゆらいでいる。
若い世代の貧困で、子育て環境は悪化し、暗い将来に向けて、子供を生んでも、と躊躇する人も
多いのでなかろうか。

だから、景気対策が最重要、の主張にも一応頷けるのである。

しかし、この30年で大きく時代が変わったように、今の不況を脱したところで、好況には留まらない。
まるで振り子のようなもの。
それにしがみついては一喜一憂を、死ぬまで繰り返すだけでなかろうか。

好不況にかかわらず、ものの有る無しに左右されない、心の輝き、生命の歓喜の世界がある、
と教えられたのが仏教である。

どんな時代でも、生まれて、生きてて良かったとなれば、苦しみも転じ喜びとなるもの。
そんな無碍の一道を教えられたのが、親鸞聖人であり、政治、経済を超え、すべての人の心を照らす、
世界の光・・・。

その正しい教えを発信してこそ、日本は自信を取り戻し、世界をリードする幸せ大国となるだろう。
胸を張って真に誇る『ジャパン・アズ・ナンバーワン』。
早くその日を迎えたいものである☆
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