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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

霧雨の日

2025年04月25日 08時44分33秒 | 散歩は夢中


いつもの農道で、ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)が地べたに貼り付いてしまっていた。真夏日に近いような陽気になった折に羽化したものの、繁殖相手を探せたのかどうか、すぐに朝晩の寒さで力尽きたのだろうと思われる。



蜘蛛も冬眠するのかどうか、卵で越冬して孵化したての小蜘蛛の作品だったのだろうか。『霧雨』と名付けられたネックレスはあるだろうかなどと思った。



小さな溜池に水を供給する一段上がった湿地にひと叢だけの水芭蕉があった。水の流れに沿って並ばずに、おしくらまんじゅ状態にあると、らしさがなくて残念な姿だ。



蕗の薹はすでにボケ始めたのもあるくらいに、どこにでも吹き出しているようになった。雌花は白っぽくクールで地味で、苦さが強い。



蕗の薹は虫媒花なので、雄花は派手に黄色くて、虫を呼び寄せるための蜜も花粉も多いそうで、苦さは雌花より控えめ。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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麗しき画像たち... (Lune)
2025-04-29 04:24:15
とんびさん、こんばんは。
この記事の画像たちは、5枚揃って美しいですね。
「美しい」と言うよりは「麗しい」...
雌雄で姿が異なるのは、地球上の命ある者たちの共通点かもしれませんね...
蕗の薹は鳥たちの世界と似ているような気もします。
蕗の薹は、自力で移動はできませんけれどね。
雌株の苦みは...もしかして、子孫を残すためでしょうか。
蕗の薹の雌雄それぞれの考察に説得力を感じています。
「おしくらまんじゅ」と、「う」抜き水芭蕉。
確かに水芭蕉は凛とした印象の立ち姿が印象的ですものね、少しばかり残念な「まんじゅ」状態。
いっそのこと「おしくらまんじゅっ」と「っ」を付けて呼びかけてみたくなります。
そうそう、皇帝ペンギンたち...雌雄を識別できますか?
素敵な記事をどうもありがとうございました。
返信する
迷いに迷った画像でした。 (とんび)
2025-04-29 13:29:23
>Lune さんへ
>麗しき画像たち...... への返信

蕗の薹画像は、もっとそれらしく相応しい画像があったのですが、タイトルを決めてしまったので、その当日に撮った霧雨が着いているのでなければいけなかったので、このようになりました。
褒めていただいて意外な感じを持ちながらも嬉しいです。
蕗の薹の雌花には蜜がないけれど、虫を欺いて呼び寄せるための見せかけの花が・・・というような記述があって、それを出すか出さないでおくかでも迷いました。

あーそうだ、ルリシジミは、その後同じ道を何度も通り、チラチラ探すのですが、痕跡は見つかりません。
もしかして、貼り付いていたのは仮死状態だったのかも知れません。
そうして陽が差してきたら、生気を取り戻して飛び立ったのかも。
そう思ったら、そのように考えた内容を盛り込みたかったなぁ、と後の祭りでしたけど。

>まんじゅっ
それいいですね、それが良かったかも知れません。

皇帝ペンギンの雌雄別は全く知りません。
顔の辺りのどこかに印があるんでしょうか?
検索するかどうか迷っています(笑)
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