



朝食を摂らないことにしたということは、作らないでよいということで、朝起きが楽になった。
寝床であれこれ考えないでもよいので、ぐずぐずする理由がなく、むしろ、うずうずするくらいのもの。
早く歩きたいと思うあまり、寒くて嫌だなということまで押しやられる。
昨日は霧の朝だったから、いつもの気に入りコースから河向こうの景色を望むことができず、いつもの様子が歩くにつれて霧の中から現れるのを楽しんだ。
積もっていた雪はほとんど消えて、桜がそこここに咲き始めた。
雪に痛めつけられた雪国の桜は端正な樹形を保つことができず、折れたり曲がったり、それでも春の面目を保つために精一杯という風情。
平成の大圃場整備で、ほとんどの田が耕地整理され、昔から続いた畔の曲線は消えた。
どの田にも農業機械が入れるように農道ができて、散歩をするのはジグザグにどこまでも自由自在。
線路脇の農道を歩いていたら飯山線の朝の1番列車(1両だから列車にあらず)がやってきて、向かってくるところと去るところを撮った。
脇の石碑は近寄って見なくても、圃場整備の記念碑のはずで、ふるさとの景色が変わってしまった記念でもある。
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