三室戸寺参道の緩い坂道を上がり、さて、この石段を頑張れば本堂へ、となる登り口に石碑があった。
読みにくくなっていたけれど、すぐに判ったのは、関西に住んで半世紀経っているからか。
『おこしやす』は京都の店でよく言われるけれど、『ようおこし』のこともある。
『ようおまいり』は、『ようこそお参り下さいました』ということなのに、『良くよくお参りしなさいね』という押し付けかと思ったりする。
対面でのことなら言い方や仕草や表情で、たぶんニュアンスは微妙に違うのだろう。
この石碑はいつ造られたものか、『ようおまいり』と彫らせる意図や状況を想像しようにも、どうもよく分からない。
寺に参るのは徳を積むことだという。
『ようおまいり』に対して、『はて?』などと首を傾げる時点で、もう徳を積むことはできないと思わないではない。
八重山では、「おーきに」を、
「に(2)ーふぁいゆー」とか
「み(3)ーふぁいゆー」とかが、主導権を戦っています。
関西弁の感謝表現なら、おーきに・・ですか。
コメントしてもらっておいて何ですが、コメントの意味を考え込まなくちゃならないって変じゃないですか!?