冬期の3ヶ月間は玄関内に入れておいて水を一切やらない、というより留守にするのでやれない。
雨がちの時は軒下に移し、好天続きの時は気が向いたら水をやる。
そんな扱いでも増えはしないものの枯れてしまうことなく毎年花を咲かせるのがこのサボテン。
ちゃんとした世話をすれば、どんどん増えて、形良い鉢植えになるのだろうけれど、かまってやるゆとりがない。
とかなんとか言いながら、小さな虫が目にとまると、何だろうと時間をかけて観察しないではいられない。
このゾウムシは何という正式名だったか、以前調べてブログに載せたことがあるような気がする。
写そうと構えたら、この体勢のまま葉の裏に隠れた。
葉の下に手を近づけたら、また元の位置に戻ったので撮ったのだが、さらにもう一回と構えたら今度はポロリと落ちて下の草むらに紛れてしまった。
隠れたり脚を離して落下したりは、下になっているメスの意思であり、オスは少しくらいの異常事態が発生してもミッション・コンプリートの構えだったように見える。
意思疎通は一寸どころか三分ほどの虫にも、有りや無しやなどと思う。
カマキリの体内に寄生するハリガネムシは、カマキリを水辺に誘導しているそうだ。