鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

蜂蜜精製補助具を作ってみる

2019年09月10日 00時40分40秒 | 仕方






蜂蜜を採取したは良いけれど、糖度が低かったりすると、泡が出てきて上澄みならぬ上濁りの状態になることがある。
一旦そうなると、泡をすくっても縁の汚れを取っても、人に渡せる状態の瓶詰めにするのは難しい。
乾燥剤を使って糖度を上げてから、下にコックのある容器に入れ、表面の上濁りを入れないようにすれば良いらしい。
ところが蜂蜜をそのようにするに都合の良い大きさの容器が見つからない。
レジャー用ポリタンクは大きすぎる。
だったら、フタにコックを取り付けて、ひっくり返したら良いのではないかと考えた。
で、ホームセンターに行って水道部品を見て回り、作ってみた。
フタに穴を開けるホールソーは各サイズ持っているので問題なく開けて、組み立てた。
このフタは225mLから1.8Lのビンまでの4サイズのビンに共通なので便利。
ところが、実際に実行となりコックをひねっても、はじめだけドッと出るが、すぐに蜜が細く細くにしか流れ落ちない。
細く流れている最中に空気の泡がゆっくり上がっていって、上がりきると同時にその分の蜂蜜が少しだけ勢いつけて流れ落ち、また細くなって、また泡の上昇を待つの繰り返し。
一升瓶なんかを逆さまにしたらゴボゴボとしか水が流れ落ちないのは経験して充分知っていたのに、粘度の高い蜜がスーッと落ちるわけがないとは思い至らなかった。
少し考えてみれば当たり前のことで、これを改善するには、フタにもう一つ小さな穴を開けて、空気を送るストローのような管が必要だ。
歯科医院でうがいをした後に紙コップを戻すと、また新しい水が注がれる細い水管があるけれど、あんなのがあればベストだ。
ホームセンターでは手に入れられそうもないし、細く落ちる蜂蜜を眺めながら、しばらくは色々と戦術を練ってみる段階。
コメント (2)
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