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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

スイバ(酸葉)の花を拡大で撮ると

2025年05月29日 13時02分13秒 | 身の周りの植物




スイバに関しては、子どもの頃から馴染みなので、以前に2回取り上げて記事を書いた。
2015年4月25日に『スイバの花』
2023年3月23日に『ギシギシ(羊蹄)とスイバ(酸葉)』
2回共に宇治での散歩中に見つけたことを記していて、やはりかなりズレがある。
こちら十日町は今冬の大雪の影響もあって、春が遅くやってきたのでかなり遅い。
今回は、自分の敷地内で草抜きをしていて、スイバの花が今まで観た感じと違うことに気づき、拡大してみようと思った。
昔から馴染みのものだから注視注目したことなどなかったけれど、よくよく観ればカラフルなイソギンチャクの群生のようだ。
たまたま焦点がまぁまぁ合って撮れたボケ方も味があるなどと偶然を楽しんだ次第。

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現在の姿と以前の姿 その1

2025年05月25日 09時11分00秒 | 身の周りの植物




花木には真っ白い花を咲かせるのが多いような気がする。
一昨日は散歩の終着地点で〆として撮った。
そして昨日は庭の隅(密かに秘境と名付けている場所)でも同じ木を見つけて撮った。
スマホの『調べる』機能で探してもなかなか『これだ』という画像に出くわさない。
諦めかけた時に、瑠璃色の実が生ることを併記掲載してある記事に行き当たり、昨年末の情景を想い出した。
確かに瑠璃色の実がついていて、『あおいとりことり なぜなぜあおい あおいみをたべた』の北原白秋作の歌詞を想い出したのだった。
前にも調べていたのに全く忘れてしまっていて日々新た。
これでまた今度の同定も完璧、サワフタギ(沢蓋木)に間違いない。
邪魔なので切り倒したいところを昨年末は通行に支障のある枝の剪定にとどめた。
今春こうして危機感からか満開となった花を見れば、ますます切り倒すことなどできない。

2枚目の画像は昨年末12月5日に撮ったもの。
鳥に喰われる前の、もっといっぱいに生った時に眺めたい。
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花木(かぼく)盛んな頃

2025年05月24日 09時55分55秒 | 身の周りの植物




花を付ける木を花木ということは知っていたけれど、『かぼく』と読むとは意外な気がした。
それはともかく、今は花木の花盛りでどれを取り上げたら良いかと迷う。
華やかさ美しさを紹介したいなら、この時季のウチの周りでならピンクのタニウツギ(谷空木)だ。
火事花などと言って嫌い、家には持ち込まないそうだが、サクサク検索の鬼のような人が教えてくれるには、お骨を拾う箸の材だとか。

本日散歩中に撮って調べて、ちょっと心動かされたのがヤブデマリ(藪手毬)。
ガクアジサイ(額紫陽花)に似ているので、仲間かと思いきや、似て非なるもののようだ。
ガクアジサイはアジサイ属だが、ヤブデマリはガマズミ属とのこと。
とにかく飾り花が蝶のようで可愛く面白い。
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スノーフレーク(Snowflake)

2025年05月20日 18時16分30秒 | 身の周りの植物






最近はようやくスノーフレークという名を覚え、頭から出てくるようになった。
しかしこれを昔からわが家ではスズランスイセン(鈴蘭水仙)と呼んできた。
でも、和名はオオマツユキソウ(大待雪草)とのことだ。
マツユキソウ(待雪草)はスノードロップ(Snowdrop)で確かにスノーフレークとよく似ている。
待雪草と大待雪草はスノードロップとスノーフレークだから分かりやすくて納得できる。
通名の鈴蘭水仙が私の中で消えて欲しいのだが、なかなか消えなくて困る。
1週間留守にしたら、わが家の鈴蘭水仙が一斉に咲いていて、久々に納得の画像が撮れた。

1週間前には咲いていなかったクレマチスとヤグルマソウ(矢車草)もついでに撮った。
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紫の花々が地べたにも木の上にも

2025年05月12日 07時40分20秒 | 身の周りの植物








地べたにはスミレ(菫)にカキドオシ(垣通し)、木の上にはフジ(藤)にキリ(桐)。
いつもなら咲くのはキリよりフジが先なのだが、以前にもあったことで、異常気象から同時開花だ。
キリの咲く前にジャガイモは伏せよ、ということになっているようで、なんとか間に合った。

4/27の記事『足元の花』でスミレサイシン(菫細辛)としているスミレに似て、葉の違うのを、また庭で見つけた。
スマホが自信有りげにアメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)と教えてくれる。
葉は円心形のハート型が最大の特徴で、検索してみると花は色んなのがあり、全く同じ模様も載っていたので間違いない。

カキドオシは昨夜インスタグラムで生でも食べられると言っていたので、今朝の散歩で家を出たところで試してみた。
美味しいというものではないけれど、何かしら口寂しかったりしたときに味わってみるのはアリかもしれない。
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アケビ(木通)の雌花雄花

2025年05月08日 08時02分02秒 | 身の周りの植物








タイトルの内容は拙ブログで取り上げたことがあったはずなので、ブログ内検索をしてみると、観たまま印象のままを書き下ろした記事が2つあった。
子どもの頃は花にあまり関心がなくてアケビの花というものを、つい6年前に初めて知ったことが判る。
2019/5/3 『木の芽はアケビ属の新芽』
2022/4/29 『遠出して観てきたもの その① アケビ(木通)の花』

今年もアケビの新芽(こちらでは木の芽という)を採る時期がきて、花も同時に咲いた。
雌花はミツバアケビ(三葉木通)の方が蠱惑的な魅力を感じ、雄花はアケビの方にオシャレなダンディズムを感じる。
大きくてひとつだけ咲いているのが雌花で、小さく群がっているのが雄花。
いずれも薄い色の方がアケビで濃い色の方がミツバアケビ。


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ヤマブキ(山吹)が咲き始めた

2025年05月07日 07時41分41秒 | 身の周りの植物








1年前のここ数日の記事では、フジ(藤)が杉の木を覆うように枝垂れ咲いて、地上ではシャガ(著莪)が咲いていたのに、今年はその気配がない。
夏日は時折あるけれど、いつまで経っても寒くて、遅かった雪消えを引きずっているようだ。
ヤマブキはどうだったのか自分のブログ内検索をしてみると、早い年は4月28日で満開なら、遅い年は5月12日なので、あまり影響のない花のようだ。
実をつけない花だから虫などは居ても居なくても良いわけか。
とは言え、アップ画像を見てみると蚊が止まっていたはどういう理由があったのだろう。

先日取り上げた、わが家の瀕死の桜の松月が長持ちして咲き続けている。
夏日がやって来たりすると急に咲き急いで散るので、しばらくは寒くても良い。

散歩途中で前方(北)と後方(南)の景色を水の張られた田に反映させて撮ってみた。
毎朝の散歩コースは、こうして見ると、なかなかに贅沢なコースだ。
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わが家は椿の家 

2025年05月05日 08時37分09秒 | 身の周りの植物








わが家の表を飾るツバキ(椿)は赤と白のシンプルなタイプがかなり前から咲いている。
普通過ぎるので記事にはしなかったのだけれど、ここにきてようやく、ピンク系と薄っすらピンク系が咲きだした。
雪囲いをしなくても折れることなく毎春当たり前に咲くので、種類を調べようとまでは思わないできた。
近所の歩いて行ける範囲で、うちほど椿のある家はないので、わが家は椿の家。
道路際を全部椿にしてしまいたいと思ったりするが、どこまでやれるか。
雪さえ降らなければ、すぐにでもできるのだが、そこそこの大きさに育ってしまわないと雪に負けるので、今までに挿し木も購入したものも根付かなかった。
ふるさとの話になると、最後に必ず付け足すのは、雪さえ無ければ良いとこなんだけどね・・・。
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ひそやかに瀕死の桜咲く

2025年05月04日 07時39分39秒 | 身の周りの植物




今春はダメかもしれないと悲観的だった桜が大雪にもなんとか持ちこたえて咲いた。
今まで八重桜をいろいろ観てきたけれど、うちの八重に勝る品の良さはちょっと見当たらない。
などと手前味噌なことを感じつつ愛でてきたが、もう本当に今春が限界かと思うほどのダメージを幹に負っている。
主幹の折れた部分が腐り、そこに居付く虫を狙ってキツツキ(啄木鳥)がほじくり傷を大きくしていく。
もしかしたら順序が逆かもしれない。
初めにカミキリムシ(天牛)が幹に穴を開け、その幼虫をキツツキがほじくり喰い、その繰り返しのあげく、主幹が折れたのだろう。
そうして他の虫も居付き、またキツツキがつついて瀕死の限界がやってくる。
それはともかく『八重桜の種類』で検索してみた。
これも違うこれも違うと観ていって、最後に『松月』という種類にたどり着き、これこれ、きっとこれに違いないと思った。
最高位の桜なのだろう、たぶん。
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シダ(羊歯)類の季節

2025年05月02日 05時40分05秒 | 身の周りの植物








オニゼンマイ(鬼薇)が、わが家の池の縁や竹藪の下に生える。
食用のゼンマイと比べると、確かに見た目が鬼の様相で、だからか誰も手を出さない。
でも食べられないことはないそうだ。
それにしても羊歯といい薇といい、すっと書けたら嬉しい漢字だ。

ゼンマイ干しが始まった。
山で採ったら頭に付いている綿を取り除き、茹でて、干して、揉み揉みを繰り返し、カラカラモジャモジャに干からびさせて保存する。
数ヶ月経つとアクが無くなるというのだったか、ヒジキ(鹿尾菜)の乾燥させたものとよく似た見た目となる。
ウチでは干しゼンマイを戻して食べるのは正月料理としてだけだったような気がする。
私は大好物だけれど、戻し方も難しく、その前に手に入れることもまれで、今や食べる機会は少ない。

コゴミ(屈)は屈と書くのか。
それより散歩中に他所様の放置された畑とか、信濃川沿いの崖上農道から見下ろす河川敷には、採られることもなく伸びてしまったコゴミが沢山観られる。
これが開き切ったらクサソテツ(草蘇鉄)だ。
近所の同級生が言うには、山で採れる山コゴミじゃないと旨くないそうで、そういう理由があったか。
数日前に前のニイチャンが裏山からの帰りにやってきて呉れたので、言われたように茹でてマヨネーズをつけたり鰹節を振りかけ醤油を垂らしたりして、食べてみた。
味はほとんどないものという認識だったけれど、ほんのり苦くて食べやすく、野菜には違いないからせっせと食べて1食にこの量を完食してしまった。
胡麻味噌和えなんぞにもしてみたら良かったのに、と後で悔やんだけれど、自分で採りに行ってまで食べたいほどの食材でもない。

もうすぐワラビ(蕨)も出てくるけれど、これのおひたしも大好物。
アク抜きをしなければならないので、自分で調理しようとまでは思わない。
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青木と言うけれど

2025年05月01日 07時51分22秒 | 身の周りの植物




アオキは幹まで緑だから青木なのだが、雪の下になっても折れないしなやかさで、健気と感心するほどに常緑を保って雪の下から現れる。
そんな青々とした木だけれど、今の時季、先端に緑のつぼみを膨らませて、そのまま青木なら緑の花になって欲しいところを少し華やいで色が着く。
これで精一杯という地味さではあっても、シックとも言えなくもない感じ。
都会で見るアオキはほとんどが斑入り葉タイプで、田舎のわが家でも表の目立つ場所には斑入りアオキが植っていた。
でも斑入りはいつの間にか絶えて、普通のアオキが裏になんとなく生えている。
邪魔になる場所に生えてしまったのは、躊躇いなく引っこ抜く。
野放図に伸びるタイプではないので、あまり邪魔にはならないけれど、アオキはしょせん雑木でしかない。
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端正の反対語は不細工

2025年04月30日 05時55分55秒 | 身の周りの植物








水仙は手をかけていないのに随所に咲いて分蘖(ぶんけつ)して増えている気がする。
どこにでもあるほぼ黄一色のラッパ水仙は撮る気もしないけれど、時々イレギュラータイプがある。
品種改良された高級金魚のフリルを思い出させる水仙が何本か咲いていた。
これは端正という表現が当てはまるのかどうかなどと考えた。
その他にも1〜2本しか咲いてはいないけれど、八重咲の、あまり他所では観ないのが咲いている。
白に薄い橙色の八重咲は咲くべき場所ではないところに出たのを移植したもの。
あとの2つの八重咲は今春になって初めて観た。
種で増えるものではないから、印をつけておいて、球根を掘り上げて移植して咲くべきところに集めた方が良さそうだ。
それで、端正の反対語はどういう表現だろうと調べて不細工に行き着いた。
不細工なイレギュラーばかりにしたいと思った。
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地味だけれど  その2

2025年04月29日 07時55分07秒 | 身の周りの植物




エンレイソウ(延齢草)がいつものように雪解けのこの時季、裏の木下闇にひっそりと咲いている。
広い葉を思いきり開いて、昔、こんな3枚羽根の扇風機があった・・。
その中心からポツンと首を伸ばしているのが地味なのに珍奇な花。
延齢草の名と字は調べた時にそのまま記憶として残り、『あーまたエンレイソウが咲いたな』と、おめでたい気分で観ることができる。
発芽から開花するまで10年かかり寿命は50年と教えてくれた人がいる。
50年と聞いて、『人間五十年』を思い出すけれど、宿根草にも寿命があるということに意外な気がした。
ウチのひと叢は誰が蒔いたとも植えたとも分からない、ほぼ自然発生的地生えなので、この場所でいつまでも毎春、同じ状態を見せ続けてくれるのだろう。
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足元の花

2025年04月27日 11時18分11秒 | 身の周りの植物






何年前からか同じ場所で青いキクザキイチゲ(菊咲一華)=キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)の花が咲いているのを裏のビオトープ脇で見る。
他の草が蔓延る前の雪解け後わずかな間が、この手の儚げな仲間の勝負時。
はじめに見つけた時は、文字通りに一輪草が一輪だけだったのだが、何となくこの場所を他より気を遣うからか増えてきたようで、今春は10輪ほど咲いている。
これでまた、もっと大事にしようと考えてあれこれやると逆効果になるに違いない気がするので、さりげなくそっとしておくしかない。

道路からわが家に車で入るコンクリートスロープの傍に、菫(スミレ)が咲いていた。
宇治の散歩コースの道路の縁石周りに生えている一般的な濃い紫の菫ではなく、雪国仕様で儚げ。
日本のすみれ族は約60種あるそうで、ちょっと検索したくらいでは同定は難しい。
スマホの『調べる』で調べる限り、どうもスミレサイシン(菫細辛)のようだ。
花の裏には天狗の花のような蜜を貯めている距もあって不足はない。
ただ、葉っぱの形状が少し違うようだが、これも雪国仕様になっているとみなしたい。
蟻が運んできて隙間にハマり込んだ種から発芽して居場所を見つけた状態なのかもしれない。
端に寄ったギリギリの走行をしない限り踏むことはなさそうなので、これもまた雑草扱いとしない程度に気を遣いたい。
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色々な紅梅

2025年03月03日 08時32分08秒 | 身の周りの植物






桃の節句に桃の花を出してみようと、山間に植えられている桃らしき木を観に行ってきた。
先日までつぼみがいっぱいだったから、もう良い塩梅に咲いているだろうと踏んでのこと。
そうしたら、何だか変だなと毎年調べることになる梅と桜と桃の花の違いを見てみたら、花びらが尖っていないし軸もないので明らかに梅だった。
住宅地に戻って歩いていたら、低い木に桜の花のようにびっしりと咲いた梅があった。
先のものより薄くて桃色だが梅に間違いなく、急な温かい陽気に蜜蜂が数匹花から花へと飛び移っていた。
次にいつもの散歩コースの、ある事業所横の梅の花を撮ったのだが、つぼみを見る限り紅梅だが、開いた花は白梅かな、と迷う。
検索中に、白梅と紅梅は花の色ではなくて、幹の断面が白っぽいか赤っぽいかで白梅紅梅という、との説明があったけれど本当だろうか。
白い花びらに赤が差している花は、どちらかと画像を見比べていたら、全く同じ様子の花があり、紅梅の八重旭とのこと。
大体において紅梅は八重で白梅は5弁ということのようだが、例によって例外はいくらでもありそうだ。
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