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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ガクアジサイ(額紫陽花)の開花

2025年07月03日 11時43分11秒 | 身の周りの植物




関東方面ではアジサイもほとんど終わりと聞いたが、わが雪国ではようやく開花。
拡大して観ると、雄蕊の先はパカっと割れるのだと分かる。
野球のキャッチャー・ミットのようだから、こちらが雌蕊なら相応しいのに・・・。
装飾花の多い普通のアジサイは結実しにくいらしいけれど、原種に近いガクアジサイは受粉して結実するのだとか。
アジサイは挿し木で増やせるので種なんぞ必要なしと思いきや、販売もされているようだ。
実際に結実の様子を観察したことがなくて、どのようなものか知らないできた。
とても小さくて風に飛ばされて散らばるサイズとのことだが、その時期に思い出すことがあれば採取してみたい。
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ホオズキ(鬼灯)もクセの強い花

2025年07月01日 08時25分08秒 | 身の周りの植物






ホオズキは宿根草なので何もしないのに毎年同じ場所に生える。
その場所は草刈りをしないでおく場所として雑草が生い茂るままになる。
そうして雑草に紛れて花は咲き、ホオズキの袋が赤く色付いてから、ようやく気づくことになる。
そういうわけで、花の咲いているのを意識したことがないのだが、撮る花が無くて気まぐれに接写してみた。
すると、地味なりにクセが強く、中心部近くの金茶の絞り模様がオシャレ。
毛羽立った花びらもなかなかのもの。
この花びらが落ちてからは、萼が袋状に発達して種を包み込んだ袋になるのだとか。
そんな過程をしっかり撮った記録のブログを観た。
下から順番に花が咲いて緑の袋ができていき、その後赤い鬼灯となってからようやく気づくのが例年だった。
今の状態で切り取って花瓶に差しておいたらどうなるのだろう、などと考えたが、むろんそんなことはしない。
今の時点でホオズキに気付いたので新しい発見をしたような気になった。

ホオヅキの花の毛羽立ちに似ているキリ(桐)の花はもうとっくに終わっているはずなのに、一昨日の早朝散歩の折に落ちているのを観た。
何となく撮っただけなのだが、毛羽立ち関連(界隈?)ということで上げることができるのも嬉しい。
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梅雨明けなのか

2025年06月30日 11時26分26秒 | 身の周りの植物




6月中の梅雨明けは記録的とかなんとか言っているようで、確かに暑い。
百日草が開き切って、太陽みたいになっている。
花弁のように見えるのは舌状花という雌花なのだそうで、紐状に見えているのが雌蕊。
丸く並んでいる黄色い花は筒状花という両性花なのだそうで5裂しているのが雌蕊、ということは中心のモヤモヤしているのが雄蕊か。
そして全体の中心部は苞片との事ですが、なかなか皆が曲者です。

いい加減に水をやったりやらなかったりしているサボテンが花を付けた。
もう5個目の花で、今年が最高数の咲き方。
真っ赤な太陽という風情で、これは雌蕊雄蕊がはっきりしている。
父親が大事にしていた形見なのだ、と言って私に分けてくれた幼馴染のおねえさんはボケてしまって施設に入っている。
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野生の花  その5

2025年06月26日 05時52分20秒 | 身の周りの植物






いつの間にかドクダミ(蕺)がそこら中に咲いている。
蕺を検索すると、『しぶき』と読むそうで、ドクダミの古名とある。
それはそうと、親戚からプランターいっぱいの八重咲きドクダミをもらってきて半日影に植えたのが、かなり勢いよく増えている。
普通の十字花ドクダミが蔓延る場所にも数本移植したら、十字花を駆逐する勢いだ。
こうなったら、ウチに咲くドクダミはどの場所でも八重咲きになったら良い。
ドクダミ茶にするために十字花の分だけを引っこ抜いたら、そのようになっていくだろう。
ところで、ドクダミの花弁と見えるのは総苞だそうで、花自体は黄色いブラシ部分に集合している。
そうなると八重咲の方は、ちょっと複雑で、十字花が重なってしまった状態なのだろうか。
ドクダミの種は今まで関心がなくて観たことはない。
地下を匍匐する根だけで増えていくものなのか、種がどのように育って散らばるか、どのように発芽するのかどうかなどを観察するのも面白いかもしれないけれど、時間がないので残念。
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野生の花  その4

2025年06月23日 19時18分17秒 | 身の周りの植物






イグサ(藺草)の正式名はイ(藺)だそうで、イロハ順ならいの一番だ。
ビオトープの縁に生えているのは確かにイグサなのかどうか。
背が低すぎるような気がするので、色々と確かめてみた結果、やはりほぼイグサと思われる。
それにしても、茎が真っ直ぐに生え、途中に脇芽のような形で花が付くというのが面白い。
画像は工夫せずとも放射状の奇妙な図となったので、じっくりと構えて撮るならば、なかなかの素材ではないかと思った。
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野生の花  その3

2025年06月22日 06時25分00秒 | 身の周りの植物


どこかで観たことのあるような花が、わが家の遊休地に咲いていた。
貸していた土地が要らなくなったということで返されたもの。
雪国仕様のドーム型ガレージが建っていた跡地で、わずかな広さだが更地にして返してもらったものの何かに利用する予定もない。
調べてみたら、コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)で、2020/7/20に『コウリンタンポポ』という記事を書いていた。
コウリンという言葉から思い浮かぶのは降臨で、前の記事にも同じ発想で書いている。
何年経とうが発想は変わらないのであれば成長がないようで、あまり面白くない。
不気味な感じのする色で遊休地部分が赤く染まったら、それはそれで良い気がする。
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野生の花  その2

2025年06月21日 10時36分50秒 | 身の周りの植物


ノビルと言えば自動的にを思い出すくらい、セットのような存在のアサツキ(浅葱)が葱坊主の薄皮(総苞)を破って咲き始めた。
まだ残っている総苞が品の良い帽子に見えて、オードリーヘップバーンを想い出した。
アサツキは敷地内の各所に生えてくるので、大切にしようなどと思えなくて、草刈りをするときに刈り飛ばすことが多いけれど、それでもいくらでも生えてくる。
すぐ近所の奥さんが、『浅葱味噌が食べたくなったすけ、ちっとばか、くんねかね』と毎年やってくる。
伸び切る前の若いものを掘り上げて根だけを切り外し、あとは総てを刻んで味噌を混ぜ酢も少し入れるだけだと言う。
ご飯をいくらでも食べられるし、冷凍にしておいたら長く楽しめるとのことだった。
見本を少し貰って食べてみたら、確かに年に一度の恵みだということが解った。
球根は分蘖していくらでも増える気がするけれど、董立ちは少なくて花は数えるほどしか咲かない。
咲いたら種ができるのだろうけれど関心を持ったことがなく、いつの間にか消えてしまう。
都会ではアサツキが店で売られているという話だけれど、こちらではノビルと同様に雑草でしかない。
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野生の花  その1

2025年06月20日 05時49分30秒 | 身の周りの植物


三日前に取り上げたノビル(野蒜)の花を珍しいと思っていたのに、あちこちで見られるようになった。
今までどれがノビルか分からなかったのだから、花の元にあるムカゴを集めて生える場所を決めたら良さそうだ。
そうすれば、春に一度くらいは食べてみてノビルの味を知っておけば、話がでた時に、知ったふうに頷いたりできる。
盛りの花を撮ってみたら、線香花火のようだ。
花を摘んで逆さまに持ち『ほら、線香花火!』などと子どもなら言いそうなものだけれど、そんなことをした記憶はない。
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墓場にノビル(野蒜)

2025年06月17日 18時56分18秒 | 身の周りの植物


毎朝のウォーキングの始めか終わりに菩提寺の墓場を通る。
わが家の墓の前の通路との隙間からノビルが生えて花が一輪咲いていた。
ノビルは子どもの頃には、倉の前の大きな踏み石の前に生える草と記憶している。
でも、大人になってから名は知っているものの、どれかこれかとノビルを観たことがない。
無人となっていた生家を任されることになってから、自分のところに生えてくる植物の名はできるだけ知りたいと思い、調べることが多い。
そうしてようやく名は馴染みだったのに実態を知らないできたノビルに出会った。
出会ったのが自分の家の墓というのもなかなかの偶然だ。
散歩途中の農道法面にこれが最近生えているのに気づいてはいたけれど、接写するには難しい位置だったので諦めていたのだった。
花にムカゴを付けるという珍しい植物だ。
ムカゴでクローンを作り、受粉で種ももうけるという仕組みなのだろう。
花を初めて観たわけだが、ネギの仲間に共通する姿形を、わが家の墓に背を向けて接写した。
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この頃の身近な花

2025年06月10日 14時28分14秒 | 身の周りの植物
通りすがりに気になって撮ってみたら意外に良いじゃないかと手前味噌の花たちを上げてみたい。


昨年はすでに咲いていてブログに取り上げた、わが家のアジサイ(紫陽花)。
これは他所で観るアジサイのどの種よりも奔放で野生的ではないかと思う。
全体が青く染まり上がる前の、この初々しさが好ましい。


ムラサキツユクサ(紫露草)は何と言っても花粉を包んでいるのだという黄色い葯が珍妙で面白い。
前のお宅の化学教師が言うには、細胞質流動が観られるので観察実験に最適なのだとか。


赤紫のムラサキツユクサも我が家に自生していて、ピンクと言った方が良いと思われるのも咲くのだが、私が刈りとばしてしまったのか今年はまだ見られない。
それでも必ずどこかで咲き始めるはずなので、色を意識して配置換えの移植などしたら良いのかもしれないのだが、どうしたっていくらでも生えてくるので雑草扱い。


5弁のはずのツルニチニチソウ(蔓日々草)が、昨年は6弁のものが見つかり4弁のものもあったと記事に書いている。
今年は4弁のものがかなり見つかり、6弁のものは今のところ見つからない。
探していたら、こんな矮性の斑入り花が見つかった。
異常が多く見つかったにしても、それらはあくまでも、たまたまの変異で一大勢力とはなり得ないのかもしれない。
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わが故郷のハコベはウシハコベ(牛蘩蔞)

2025年06月05日 13時32分00秒 | 身の周りの植物




ハコベはどこにでもあるような気になっていて、気にも留めていなかった。
でも以前、取り上げたような気がして検索したら、2025/1/18に宇治での散歩のことを書いた記事にコハコベ(小蘩蔞)の画像を載せている。
それで何となく本日撮った画像と比較してみると、花の様子が少し違うので検討してみた。
すると、わが故郷に生えているのは雌蕊(メシベ)が5個あるウシハコベであることが分かり、庭の各所や畑で撮って確認すると総てがウシハコベだ。
宇治ではコハコベ、田舎でウシハコベ、春の七草のいわゆるハコベラにはまだ出会えていない。
ウシハコベというのは牛運搬業者の商標にしたら良さそうだ。
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ミズタビラコ(水田平子)はムラサキ科キュウリグサ属

2025年06月03日 14時14分14秒 | 身の周りの植物






キュウリグサ(胡瓜草)かと思ってみると、葉がかなり違うので、すぐに別物と判断した。
調べてみるとミズタビラコはムラサキ科キュウリグサ属のものと判明。
わがビオトープの近くに群生している姿は、なかなかに儚げで涼しげ。
何々タビラコと付く植物には、オニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコと別に3種があるようだ。
オニタビラコはキク科オニタビラコ属で、後の2つはキク科ヤブタビラコ属だそうで、春の七草のタビラコはコオニタビラコだというからややこしい。
田平子は田んぼに平に張り付くように生えるからなのだとか。
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マユミ(真弓)の花

2025年06月02日 18時07分55秒 | 身の周りの植物


マユミの赤い果実は目立つし可愛らしいので、それができて初めてマユミだと認識する。
今のこの段階は、そもそも花と言える状態ではない。
マユミなどという可愛い名でありながら、この花はあまりに貧相ではないかいな。
そのように思って調べてみると、雌雄異株とのことで、これは花芯が短いので雄花ということのようだ。
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蔓延っても姿がそこそこなら許したい

2025年06月01日 16時27分16秒 | 身の周りの植物






ちょっと前に同級生4人で、ある道の駅に寄って特別な目的もなく徘徊していた時のこと。
1人が白くて華やかな花に目をとめて『買おうかな』と立ち止まった。
画像をスマホで撮り奥さんに送信すると、『すごく増える花だから買って帰らないで・・・』という返事だったという。
男女2人ずつ4人の同級生が今まで名も知らず、可愛くて良とした花だったけれど、彼の年下の奥さんはよく知っていて即却下。
『へーっ』と顔を見合わせたのだったが、その2日ほど後に、草抜きをしていた時に手が止まった。
雑草の中にその花、オルレアが咲いていた。
何年も同じ場所を草抜きしていて気づかなかったのだから、どこかから種がなんらかの理由と方法で運ばれたか飛んできたとしか考えられない。
調べてみると、零れ種で増えるとあるので、その辺りがオルレアだらけになってくれたらありがたい。

この頃は、貧乏菊とも貧乏草とも言われるハルジオン(春紫苑)がウチのどこにでも蔓延っている。
春先のロゼット状態で根気良く釘抜に似た草抜き道具で抜いたら良いものを、あまり邪魔にならないので放っておくと急に董立ちして収拾がつかなくなる。
咲いて目立って貧乏と言われればその通りだし、せっかく咲いたものを引き抜くのも勿体ない気がして、通行に支障のない部分や畑以外は放置する。
純白を保つものから赤に近いほど色づいているものまで混ざり合って咲いているのは悪くない。
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アヤメ(菖蒲)が咲き始めた

2025年05月30日 15時11分51秒 | 身の周りの植物








1番に咲き始めたのはツートンカラーのジャーマン・アイリス。
これはもらってきてからどこに植えようかと迷った末に小池の横にしたら、十分に水を吸い上げられる環境が良かったのか増えて、昔からここに生えていますという風情。
その後すぐに、昔から勝手に生えている感じの黄色のアヤメが咲き、これも勝手に生えていて草刈機で薙ぎ払われるのをかろうじて免れている紺なのか紫なのか青なのかといった色のやつが咲いた。
ところで、毎年これはハナショウブ(花菖蒲)なのかアヤメ(菖蒲)なのかカキツバタ(杜若)なのか迷って検索する。
ハナショウブは黄色い筋、アヤメは網目模様、カキツバタは白い筋ということで、ジャーマンアイリスはともかくも、他の2つはアヤメに間違いない。
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