

アオキは幹まで緑だから青木なのだが、雪の下になっても折れないしなやかさで、健気と感心するほどに常緑を保って雪の下から現れる。
そんな青々とした木だけれど、今の時季、先端に緑のつぼみを膨らませて、そのまま青木なら緑の花になって欲しいところを少し華やいで色が着く。
これで精一杯という地味さではあっても、シックとも言えなくもない感じ。
都会で見るアオキはほとんどが斑入り葉タイプで、田舎のわが家でも表の目立つ場所には斑入りアオキが植っていた。
でも斑入りはいつの間にか絶えて、普通のアオキが裏になんとなく生えている。
邪魔になる場所に生えてしまったのは、躊躇いなく引っこ抜く。
野放図に伸びるタイプではないので、あまり邪魔にはならないけれど、アオキはしょせん雑木でしかない。
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