

エンレイソウ(延齢草)がいつものように雪解けのこの時季、裏の木下闇にひっそりと咲いている。
広い葉を思いきり開いて、昔、こんな3枚羽根の扇風機があった・・。
その中心からポツンと首を伸ばしているのが地味なのに珍奇な花。
延齢草の名と字は調べた時にそのまま記憶として残り、『あーまたエンレイソウが咲いたな』と、おめでたい気分で観ることができる。
発芽から開花するまで10年かかり寿命は50年と教えてくれた人がいる。
50年と聞いて、『人間五十年』を思い出すけれど、宿根草にも寿命があるということに意外な気がした。
ウチのひと叢は誰が蒔いたとも植えたとも分からない、ほぼ自然発生的地生えなので、この場所でいつまでも毎春、同じ状態を見せ続けてくれるのだろう。
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