【2007年・日本】試写会で鑑賞(★★★★★)
水木しげる原作の妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」を実写映画化。
人智の及ばぬ彼方に存在する妖怪世界。そこでは、鬼太郎(ウエンツ瑛士)、目玉おやじ(声:田の中勇)、猫娘(田中麗奈)、子なき爺(間寛平)、砂かけ婆(室井滋)らがのんびりとした時間を過ごしていた。そんなある日、妖怪ポストに投函された手紙が鬼太郎の元に届く。助けを求めてきたのは、小学生の三浦健太(内田流果)。健太が父・晴彦(利重剛)と高校生の姉・実花(井上真央)と暮らしている団地では、テーマパーク建設が始まってから毎日のように妖怪たちが出現して、住民を恐怖と混乱に陥れていれているという。さっそく調査に向かった鬼太郎は、ねずみ男(大泉洋)が妖怪を使って小遣い稼ぎをしていたことを突き止める。妖怪たちは鬼太郎に窘められ妖怪世界へ帰っていく。ふてくされたねずみ男は、ある神社に潜り込みそこで不思議な光を放つ石を見つける。ねずみ男は石を質屋に売り払ってしまうが、その石は【妖怪石】といい、かつて織田信長や天草四郎など、歴史を揺るがす大事件を引き起こしてきた人間たちの邪心と、滅ぼされた悪しき妖怪の幾千年もの怨念が宿ったパワーストーンだったのだ。偶然その質屋に居合わせた健太の父・晴彦は、石の魔力に惑わされて思わずそれを盗んでしまう。我に返った晴彦は、息子の健太に妖怪石を託すことにする。一方、妖怪世界では妖怪石が無くなったことに大騒ぎ。妖怪世界と人間界の支配を目論む狐の妖怪・空狐(橋本さとし)は、石を持っていると思われる健太に襲い掛かる…。
子供も楽しめる妖怪映画としては、二重丸ではないでしょうか。
しかも水木ワールドを忠実に実写化しようとしてる姿勢が真摯に伝わってきます。
CGで描かれた妖怪も出てくるんだけど、ちゃんと水木テイストだしね。
ツッコミが入ると思われた配役も、違和感無いんですよ~。
26歳になる田中麗奈が猫娘って…思うかもしれませんが、これがめっちゃ良いです。
可愛いんです。
専門用語で言うとギザカワユス!
ローソンのフリーペーパーを見ると、この猫娘衣装が売ってるんですよね。
(ニヤリ!)
あっ、ともやが着るんじゃないよ。
普段はエンドロールをじっくり観る人なんだけど、バックで流れる猫娘の踊りに心を奪われ、スタッフロールをほとんど観られませんでした。
マンガではほぼ三等身の鬼太郎もどうなるかと思いましたが、ウエンツ頑張りました。
調べてみたら鬼太郎は過去2回実写化されてるんですね。
1回目は月曜ドラマランド(1985年)。
配役は
鬼太郎:六浦誠
ねずみ男:竹中直人
子なき爺:赤星昇一郎
砂かけ婆:由利徹
これは何だか観た記憶が微かにあるぞ。
そして2回目はOVなのかな?
「妖怪奇伝ゲゲゲの鬼太郎 魔笛エロイムエッサイム」(1987年)。
配役は
鬼太郎:和田求由
ネズミ男:うえだ峻
砂かけ婆:奥村公延
子泣き爺:不破万作
こちらは完全に観たこと無いですね。
かな~り満足な1本なんだけど、ひとつだけイチャモンを着けたいのは宣伝文句。
【鬼太郎史上、最大のピンチ!】ってあるけど、もっと壮絶なエピソードはいっぱいあるよ。
しかも【ニッポン、ゲ・ゲ・ゲ!】っていう、頭悪そうな最低のコピー。
いい映画なのになぁ~。
監督は本木克英。
2007年4月28日公開
公式HP:ゲゲゲの鬼太郎
■こんな実写版「ゲゲゲの鬼太郎」もありました
■アニメ版の鬼太郎はこちら
■鬼太郎の関連書籍はこちら
水木しげる原作の妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」を実写映画化。
人智の及ばぬ彼方に存在する妖怪世界。そこでは、鬼太郎(ウエンツ瑛士)、目玉おやじ(声:田の中勇)、猫娘(田中麗奈)、子なき爺(間寛平)、砂かけ婆(室井滋)らがのんびりとした時間を過ごしていた。そんなある日、妖怪ポストに投函された手紙が鬼太郎の元に届く。助けを求めてきたのは、小学生の三浦健太(内田流果)。健太が父・晴彦(利重剛)と高校生の姉・実花(井上真央)と暮らしている団地では、テーマパーク建設が始まってから毎日のように妖怪たちが出現して、住民を恐怖と混乱に陥れていれているという。さっそく調査に向かった鬼太郎は、ねずみ男(大泉洋)が妖怪を使って小遣い稼ぎをしていたことを突き止める。妖怪たちは鬼太郎に窘められ妖怪世界へ帰っていく。ふてくされたねずみ男は、ある神社に潜り込みそこで不思議な光を放つ石を見つける。ねずみ男は石を質屋に売り払ってしまうが、その石は【妖怪石】といい、かつて織田信長や天草四郎など、歴史を揺るがす大事件を引き起こしてきた人間たちの邪心と、滅ぼされた悪しき妖怪の幾千年もの怨念が宿ったパワーストーンだったのだ。偶然その質屋に居合わせた健太の父・晴彦は、石の魔力に惑わされて思わずそれを盗んでしまう。我に返った晴彦は、息子の健太に妖怪石を託すことにする。一方、妖怪世界では妖怪石が無くなったことに大騒ぎ。妖怪世界と人間界の支配を目論む狐の妖怪・空狐(橋本さとし)は、石を持っていると思われる健太に襲い掛かる…。
子供も楽しめる妖怪映画としては、二重丸ではないでしょうか。
しかも水木ワールドを忠実に実写化しようとしてる姿勢が真摯に伝わってきます。
CGで描かれた妖怪も出てくるんだけど、ちゃんと水木テイストだしね。
ツッコミが入ると思われた配役も、違和感無いんですよ~。
26歳になる田中麗奈が猫娘って…思うかもしれませんが、これがめっちゃ良いです。
可愛いんです。
専門用語で言うとギザカワユス!
ローソンのフリーペーパーを見ると、この猫娘衣装が売ってるんですよね。
(ニヤリ!)
あっ、ともやが着るんじゃないよ。
普段はエンドロールをじっくり観る人なんだけど、バックで流れる猫娘の踊りに心を奪われ、スタッフロールをほとんど観られませんでした。
マンガではほぼ三等身の鬼太郎もどうなるかと思いましたが、ウエンツ頑張りました。
調べてみたら鬼太郎は過去2回実写化されてるんですね。
1回目は月曜ドラマランド(1985年)。
配役は
鬼太郎:六浦誠
ねずみ男:竹中直人
子なき爺:赤星昇一郎
砂かけ婆:由利徹
これは何だか観た記憶が微かにあるぞ。
そして2回目はOVなのかな?
「妖怪奇伝ゲゲゲの鬼太郎 魔笛エロイムエッサイム」(1987年)。
配役は
鬼太郎:和田求由
ネズミ男:うえだ峻
砂かけ婆:奥村公延
子泣き爺:不破万作
こちらは完全に観たこと無いですね。
かな~り満足な1本なんだけど、ひとつだけイチャモンを着けたいのは宣伝文句。
【鬼太郎史上、最大のピンチ!】ってあるけど、もっと壮絶なエピソードはいっぱいあるよ。
しかも【ニッポン、ゲ・ゲ・ゲ!】っていう、頭悪そうな最低のコピー。
いい映画なのになぁ~。
監督は本木克英。
2007年4月28日公開
公式HP:ゲゲゲの鬼太郎
ゲゲゲの鬼太郎 プレミアム・エディション (初回限定生産)ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎 スペシャル・エディションポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎 スタンダード・エディションポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎 オリジナル・サウンドトラック(初回限定盤)(DVD付)ユニバーサル・シグマこのアイテムの詳細を見る |
Awaking Emotion 8/5/my brand new way (ウエンツ瑛士ジャケット盤)(映画「ゲゲゲの鬼太郎」主題歌)ウエンツ瑛士, 小池徹平ユニバーサル・シグマこのアイテムの詳細を見る |
■こんな実写版「ゲゲゲの鬼太郎」もありました
月曜ドラマランド ゲゲゲの鬼太郎東映ビデオこのアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪奇伝・魔笛 エロイム エッサイム東映ビデオこのアイテムの詳細を見る |
■アニメ版の鬼太郎はこちら
ゲゲゲの鬼太郎1968DVD-BOX ゲゲゲBOX60`s (完全予約限定生産)ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎1971DVD-BOX ゲゲゲBOX70`s (完全予約限定生産)ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎1985 DVD-BOX ゲゲゲBOX80`sポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
■鬼太郎の関連書籍はこちら
ゲゲゲの鬼太郎妖怪百物語―水木しげる全面協力!宝島社このアイテムの詳細を見る |
アニメ版 ゲゲゲの鬼太郎マニアックス一迅社このアイテムの詳細を見る |
アニメ版 ゲゲゲの鬼太郎 完全読本講談社このアイテムの詳細を見る |
水木しげる&京極夏彦 ゲゲゲの鬼太郎解体新書講談社このアイテムの詳細を見る |
ゲゲゲの鬼太郎 謎全史 単行本JTBこのアイテムの詳細を見る |
みなさんまったく同じ定型文で、商業的な臭いがプンプンしますのでコメントは削除させていただきました。
まあこれは大昔のテレビ『河童の三平』とか『忍者ハットリくん(旧作)』なんかも、当時幼いながらに違和感を感じてたもんで、私生来のものかも知れませんが。
ただ、『妖怪大戦争』はかなり好きになったんで、観たらこれも好きになるとは思いますが、現時点では失望するのが怖いって感じです。
≫しかも【ニッポン、ゲ・ゲ・ゲ!】って頭悪そうな
“そうな”ぢゃなくて、悪いんでしょう。相当。(v_v; 重症っすよ。
>昨今のコミックやアニメの実写化に意味を見いだせない私としては、ポスターだけ見るとひたすら痛々しく思うのですが…
新しいモノを作り出そうとするクリエイターが育ってないんでしょうね。
他の感想なんかをチラっと見ると、『子供だましの作品』とか怒ってるバカがいたんだけど、「ゲゲゲの鬼太郎」に何を期待してたんだか。
これは子供が楽しむ作品だよ。
「妖怪大戦争」も路線は一緒だけど、対象年齢は「ゲゲゲの鬼太郎」の方がちょい下かな?
でもアニメの世界を忠実に実写化しようって感じは充分に伝わってきますよ。
4月1日から始まったアニメの方が逆に冒険しまくってるかも?
>観たらこれも好きになるとは思いますが、現時点では失望するのが怖いって感じです。
最初からハードルを低くして観るといいかもしれませんよ。
>“そうな”ぢゃなくて、悪いんでしょう。相当。(v_v; 重症っすよ。
こういう宣伝会社って、頑なに大卒のバカしか入社させようとしないんですよね。
高卒のともやの僻みかもしれないけど、大卒のステータスにしかこだわれない人間ばっかりで…以下自粛。
この映画は大泉さんのねずみ男に期待大です
そういえば鬼太郎のウェンツと、ギンコのオダギリジョーの見た目が似てるなぁ
>この映画は大泉さんのねずみ男に期待大です
いや~、大泉さんのねずみ男、良かったですよ~。
子供も楽しめるホントいい映画でした。
>そういえば鬼太郎のウェンツと、ギンコのオダギリジョーの見た目が似てるなぁ
「蟲師」も観てみたいんですけど、試写会ハズれちゃったし、鑑賞券も当たらないし、DVDまでお預けになりそうです。
こっちも面白そうなんですよね~。
知りませんでした。
赤星昇一郎だけは怪物ランドの頃から子泣き爺のキャラでしたから違和感ないのですが・・・う~む。
>赤星昇一郎だけは怪物ランドの頃から子泣き爺のキャラでしたから違和感ないのですが・・・う~む。
そうなんですよ。
うそっぷランド…完全DVD化して発売して欲しいんですけどね。
もうあのキャラ大好きだったんです。
子泣きじじじゃ、夢見るぞ!
猫娘の妖力は
1/ひっかく
→ねずみ男がよくやられます
2/かみつく
→最近汚いと思ったのかあまりやりません。
3/跳躍力
4/夜目
5/嗅覚
といわれていますが、のら猫を式神の様に使って情報収集しています。
猫と言葉が通じるそうです。
もっとも西洋妖怪と通訳無しに、話せる(罵詈雑言)から語学については鬼太郎と同様堪能な様です。
鬼太郎と猫娘は付かず離れずの関係がいいですね。
>のら猫を式神の様に使って情報収集しています。
今のアニメ版では鬼太郎に妖怪出現の報せに猫を使ったりしてますよね~。
いや~、意外と新しいアニメ版は面白いですね。
発表前、”なんかセーラームーンみたいな顔になるらしい”と言われていたらしいですが、そこまでは
行かなかったけど、アニメヒロイン顔ではありますね。
妖怪大戦争の漫画版、これもだいぶ筋が違いますが、
水木作品らしいです。
映画だとアギ(栗山千明)が花子と名前が変わり、
旧猫娘みたいな顔です。
川姫も和服で、河童的スタイルではありません。
主人公のタダシは映画だと美少年ですが、漫画だと鬼太郎みたいな目が丸く、鼻の低い、水木タッチです。
もしアニメで妖怪大戦争やったら、水木タッチになって欲しいですね。