(原題:七剣/SEVEN SWORDS)
【2005年・香港/中国】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★★☆)
中国を代表するリャン・ユーシェンのベストセラー「七剣下天山」を基に、ツイ・ハークが壮大なスケールで描く武侠アクション映画。
1660年代。中国に侵攻した満州民族は、明王朝を倒し清王朝を築いた。不満分子が各地で反乱を起こす中、新政府は武術の研究と実践を禁じる禁武令を発布し、反乱軍を鎮圧するのに悪戦苦闘していた。明王朝の軍人だった風火連城(スン・ホンレイ)は、この混乱に乗じて私腹を肥やそうとたくらみ、不満分子の排除に手を貸す。強欲で冷酷非情な風火連城は中国の北西部一帯で略奪を繰り返し、明王朝の残党を次々と抹殺していった。明王朝時代に処刑人を務めていたフー・チンジュ(ラウ・カーリョン)は、良心の呵責から風火連城の蛮行に歯止めをかけ、武荘の村を守ろうと決意する。フーは同村のウー・ユエンイン(チャーリー・ヤン)とハン・ジィパン(ルー・イー)を連れて、遠方の神秘の山【天山】へ出向き、そこで隠遁生活を送るフイミンダーシ(マー・ジンウー)に協力を依頼する。刀匠である大師は優秀な剣士の一団を率いていた。フーの頼みを聞き入れた大師は腕のいい4人の弟子を武荘へ派遣することに同意。こうして、チュウ・チャオナン(ドニー・イェン)、ヤン・ユンツォ(レオン・ライ)、ムーラン(ダンカン・チョウ)、シン・ロンヅ(ダイ・リーウー)を加えた7名の剣士が集結する。七剣士たちは、大群を率いた風火連城とどのように闘っていくのか?
150分という長さを感じることなく一気に観ることができました。
こういう武侠映画は大好きです。
7つの剣とそれを扱う7人の剣士の物語。
個人的にはムーランが扱う日月剣のトリッキーさがかなり面白かったのだが、剣に関するエピソードがあまり語られなかったのがちょっと残念。
あと面白かったのは、敵キャラクターが小気味いいほど、悪キャラに徹しているのである。
しかも敵キャラたちも独特の武器を用い、途中でやられてしまうのがもったいないくらい。
この物語のラスボスとなる風火連城も豪快なキャラクター。
何やらフーとの因縁もあるようだったが、そういう細かい部分まで描き切れていないのがちょっと残念。
七剣士の紅一点となるチャーリー・ヤン。
彼女に与えられた天瀑剣もかなりトリッキーな剣。
レオン・ライに手ほどきを受けながら、剣を己のモノにしていく。
もうちょっとそれぞれの剣士について掘り下げていって欲しかったなぁ。
一番の見所は、昭南(ドニー・イェン)と風火連城(スン・ホンレイ)が狭い通路で闘うシーン。
壁をあそこまで利用して、しかもワクワクさせられるアクションは、初めて観ました。
どんなワイヤーアクションをしていたんだろう?
それを考えるだけでもドキドキです。
音楽が「パトレイバー」っぽいなぁ…と思っていたら、川井憲次でした。
アニメだけじゃなくて、海外でも活躍中ですね。
劇中で【千年の剣】というのが出てきたが、それについても深く語られず。
…っていうか、これじゃプロローグでしょう。
物語は始まったばかりで、全然終わってないですよ。
ひょっとしてこの続きをTVシリーズでやってるのかしらん?
全39話を観るのは体力いりそうだなぁ。
監督はツイ・ハーク。
■TVシリーズはこちら
【2005年・香港/中国】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★★☆)
中国を代表するリャン・ユーシェンのベストセラー「七剣下天山」を基に、ツイ・ハークが壮大なスケールで描く武侠アクション映画。
1660年代。中国に侵攻した満州民族は、明王朝を倒し清王朝を築いた。不満分子が各地で反乱を起こす中、新政府は武術の研究と実践を禁じる禁武令を発布し、反乱軍を鎮圧するのに悪戦苦闘していた。明王朝の軍人だった風火連城(スン・ホンレイ)は、この混乱に乗じて私腹を肥やそうとたくらみ、不満分子の排除に手を貸す。強欲で冷酷非情な風火連城は中国の北西部一帯で略奪を繰り返し、明王朝の残党を次々と抹殺していった。明王朝時代に処刑人を務めていたフー・チンジュ(ラウ・カーリョン)は、良心の呵責から風火連城の蛮行に歯止めをかけ、武荘の村を守ろうと決意する。フーは同村のウー・ユエンイン(チャーリー・ヤン)とハン・ジィパン(ルー・イー)を連れて、遠方の神秘の山【天山】へ出向き、そこで隠遁生活を送るフイミンダーシ(マー・ジンウー)に協力を依頼する。刀匠である大師は優秀な剣士の一団を率いていた。フーの頼みを聞き入れた大師は腕のいい4人の弟子を武荘へ派遣することに同意。こうして、チュウ・チャオナン(ドニー・イェン)、ヤン・ユンツォ(レオン・ライ)、ムーラン(ダンカン・チョウ)、シン・ロンヅ(ダイ・リーウー)を加えた7名の剣士が集結する。七剣士たちは、大群を率いた風火連城とどのように闘っていくのか?
150分という長さを感じることなく一気に観ることができました。
こういう武侠映画は大好きです。
7つの剣とそれを扱う7人の剣士の物語。
個人的にはムーランが扱う日月剣のトリッキーさがかなり面白かったのだが、剣に関するエピソードがあまり語られなかったのがちょっと残念。
あと面白かったのは、敵キャラクターが小気味いいほど、悪キャラに徹しているのである。
しかも敵キャラたちも独特の武器を用い、途中でやられてしまうのがもったいないくらい。
この物語のラスボスとなる風火連城も豪快なキャラクター。
何やらフーとの因縁もあるようだったが、そういう細かい部分まで描き切れていないのがちょっと残念。
七剣士の紅一点となるチャーリー・ヤン。
彼女に与えられた天瀑剣もかなりトリッキーな剣。
レオン・ライに手ほどきを受けながら、剣を己のモノにしていく。
もうちょっとそれぞれの剣士について掘り下げていって欲しかったなぁ。
一番の見所は、昭南(ドニー・イェン)と風火連城(スン・ホンレイ)が狭い通路で闘うシーン。
壁をあそこまで利用して、しかもワクワクさせられるアクションは、初めて観ました。
どんなワイヤーアクションをしていたんだろう?
それを考えるだけでもドキドキです。
音楽が「パトレイバー」っぽいなぁ…と思っていたら、川井憲次でした。
アニメだけじゃなくて、海外でも活躍中ですね。
劇中で【千年の剣】というのが出てきたが、それについても深く語られず。
…っていうか、これじゃプロローグでしょう。
物語は始まったばかりで、全然終わってないですよ。
ひょっとしてこの続きをTVシリーズでやってるのかしらん?
全39話を観るのは体力いりそうだなぁ。
監督はツイ・ハーク。
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■TVシリーズはこちら
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>セブンソード…いや実に惜しいですよね。いい感じなのに…尺が…。
あの物語を2時間で収めるのは難しいのかもしれないですよね。
>いや、アクションの小気味よさと七剣の紅一点(チャーリー・ヤン)は可愛らしいですよね。
TVではなく、映画で続編を作ってほしいですよね。
セブンソード…いや実に惜しいですよね。いい感じなのに…尺が…。
いや、アクションの小気味よさと七剣の紅一点(チャーリー・ヤン)は可愛らしいですよね。
>もうご存知かもしれませんが、このバトルの元ネタ?について。
>…ツイ=ハークの“ワンチャイ”シリーズ、「天地大乱」でまさにドニー=イェン師父がジェット=リー御大(この当時はジェットじゃないけど)と激しいバトルを展開しております。
リー・リンチェイのワンチャイシリーズは4本観てますよ~。
このシリーズは他にもいろいろあるんで、大変です。
…にしてもワンチャイシリーズにあんなアクションありましたっけ?
いかんいかん。
いずれ観直さないとダメだなぁ。
…ツイ=ハークの“ワンチャイ”シリーズ、「天地大乱」でまさにドニー=イェン師父がジェット=リー御大(この当時はジェットじゃないけど)と激しいバトルを展開しております。
もっとも、ここにいらっしゃる方々には“釈迦に説法”かもしれませんねぇ。
>続きが見たけりゃ、TV版買え!
TV版が続きかどうか分かんないですけどね。
何やら原作の小説は、内容かなり違うみたいですしね。
>で、ちまたの評価、結構悪いんですyo、、、
そうなんですか?
こんなに面白いのに。
ほんとこれ、プロローグでしたよね。
で、ちまたの評価、結構悪いんですyo、、、
あたしも好きです、こういうの。