(原題:THE FORBIDDEN KINGDOM)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
カンフーオタクの青年がひょんなことから時空を超えて古代の帝国に迷い込んでしまう。
そこで2人のカンフーの達人から修業を受けながら成長していき、帝国の平和のために戦うカンフー・アクション映画。
現代のアメリカ、ボストン。ジェイソン(マイケル・アンガラーノ)は気弱なカンフーオタクで、いつも、ストリートギャングにいじめられていた。ある日、ストリートギャングに脅され、チャイナタウンにある行きつけの質屋を襲撃するハメになってしまう。ギャングの銃弾に倒れた老店主のオールド・ホップ(ジャッキー・チェン)は、ジェイソンに金色の棒を渡し『これを元の持ち主に返して欲しい』と頼みこむ。殺人の目撃者となったジェイソンは、ギャングたちに追われ屋上へ逃げるが、追いつめられ屋上から転落してしまう。目覚めたジェイソンがいたのは、なんと古代の中国。状況も分からぬまま黒い兵士たちに襲われるが、通りかかった酔拳の達人ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)に助けられる。ルーはジェイソンが持つ金色の棒を見て、ジェイソンにある予言の告げる。その金色の棒は孫悟空が使っていた如意棒で、現在孫悟空は悪の将軍ジェイド(コリン・チョウ)によって石に封じ込められてしまっている。ジェイソンこそが孫悟空を解放し、この世に平和をもたらす"導かれし者"であり、この如意棒を孫悟空の元まで届けねばならない…と。ジェイソンはルーと共に、孫悟空解放への旅に出ることに。途中、ジェイド将軍に両親を殺され、復讐を誓う女性戦士ゴールデン・スパロウ(リュウ・イーフェイ)と如意棒の秘密を知る謎の僧侶サイレント・モンク(ジェット・リー)も仲間に加わる。ジェイソンは、ルーとサイレント・モンクにカンフーを教わりながら、次第に成長を遂げていく。そんな一行の前に、ジェイド将軍が放った凄腕の暗殺者、白髪魔女(リー・ビンビン)が現れる…。

いや~、これは2ケ月以上前に鑑賞していたのですが、ようやく感想アップです。
ジャッキー・チェンとジョット・リーが共演!
本当にありそうで無かった夢の共演!

最初はちょっと不安だったんです。
だって監督のロブ・ミンコフって、ネズミCGアニメ「スチュワート・リトル」や大失敗作「ホーンテッドマンション」の人でしょ。
でもそんな不安を吹き飛ばすくらいの面白さでした。
基本的には古代の中国に迷い込んでしまった青年の成長を描いた映画なんだけど、「西遊記」や「八仙人」、「白髪魔女伝」など、さまざまな中国の伝奇小説がオマージュとして散りばめられている。
ジェイソンがルーに修業してもらう場面なんかは、「酔拳」の名場面そのまんまだもんね。

そしてこの映画の一番の見所と言えば、ジャッキーの酔拳とジェットの少林拳の白熱バトル。
昨年は「ローグ アサシン」という作品で、ジェイソン・ステイサムとジェット・リーの戦いがあったが、実にあっさりとした内容で拍子抜けしてしまった。
でもこの作品は違います。
このあまりに有名な2大スターを、手足のように操る事の出来る世界でたった一人の男。
巨匠ユエン・ウーピンがアクション監督なんですもの。
ま、この2人が何で戦っているかは、映画を観てね!


しかも、敵味方として登場する2人のヒロインが可愛い!
リュウ・イーフェイが演じるのは、琵琶を奏で、二刀流のナイフで敵を倒す女戦士ゴールデン・スパロウ。
リー・ビンビンが演じるのは、ムチを自由自在に操る暗殺のスペシャリスト・白髪魔女。
ジャッキーやジェットの戦いだけではなく、彼女たちのアクションも必見!

この人もなかなかのキャラです。
孫悟空を石に封じ込め、魔術的能力をもつ不死の将軍・ジェイド。
この槍を自在に操る様は、『行け、ファンネル!』もしくは「幻魔大戦」を彷彿!

公式HPでもうバラしちゃってますが、ジャッキーとジェット、この作品で1人2役に挑戦してます。
ともやはそういう情報まったく無しで観たので、エンドロールで孫悟空をジェット・リーが演じていたのを知ってビックリ!
だってあの落ち着きの無い孫悟空って、ジェットのキャラじゃないんですもの。
オールド・ホップがジャッキーっていうのはすぐ分かりましたけどね。
う~、これはリピーターになって何回でも観たいぞ。
監督はロブ・ミンコフ。
アクション監督はユエン・ウーピン。
2008年7月26日公開
公式HP:ドラゴン・キングダム
■ジャッキーやジェットの作品を堪能するならこちら
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
カンフーオタクの青年がひょんなことから時空を超えて古代の帝国に迷い込んでしまう。
そこで2人のカンフーの達人から修業を受けながら成長していき、帝国の平和のために戦うカンフー・アクション映画。
現代のアメリカ、ボストン。ジェイソン(マイケル・アンガラーノ)は気弱なカンフーオタクで、いつも、ストリートギャングにいじめられていた。ある日、ストリートギャングに脅され、チャイナタウンにある行きつけの質屋を襲撃するハメになってしまう。ギャングの銃弾に倒れた老店主のオールド・ホップ(ジャッキー・チェン)は、ジェイソンに金色の棒を渡し『これを元の持ち主に返して欲しい』と頼みこむ。殺人の目撃者となったジェイソンは、ギャングたちに追われ屋上へ逃げるが、追いつめられ屋上から転落してしまう。目覚めたジェイソンがいたのは、なんと古代の中国。状況も分からぬまま黒い兵士たちに襲われるが、通りかかった酔拳の達人ルー・ヤン(ジャッキー・チェン)に助けられる。ルーはジェイソンが持つ金色の棒を見て、ジェイソンにある予言の告げる。その金色の棒は孫悟空が使っていた如意棒で、現在孫悟空は悪の将軍ジェイド(コリン・チョウ)によって石に封じ込められてしまっている。ジェイソンこそが孫悟空を解放し、この世に平和をもたらす"導かれし者"であり、この如意棒を孫悟空の元まで届けねばならない…と。ジェイソンはルーと共に、孫悟空解放への旅に出ることに。途中、ジェイド将軍に両親を殺され、復讐を誓う女性戦士ゴールデン・スパロウ(リュウ・イーフェイ)と如意棒の秘密を知る謎の僧侶サイレント・モンク(ジェット・リー)も仲間に加わる。ジェイソンは、ルーとサイレント・モンクにカンフーを教わりながら、次第に成長を遂げていく。そんな一行の前に、ジェイド将軍が放った凄腕の暗殺者、白髪魔女(リー・ビンビン)が現れる…。

いや~、これは2ケ月以上前に鑑賞していたのですが、ようやく感想アップです。
ジャッキー・チェンとジョット・リーが共演!
本当にありそうで無かった夢の共演!

最初はちょっと不安だったんです。
だって監督のロブ・ミンコフって、ネズミCGアニメ「スチュワート・リトル」や大失敗作「ホーンテッドマンション」の人でしょ。
でもそんな不安を吹き飛ばすくらいの面白さでした。
基本的には古代の中国に迷い込んでしまった青年の成長を描いた映画なんだけど、「西遊記」や「八仙人」、「白髪魔女伝」など、さまざまな中国の伝奇小説がオマージュとして散りばめられている。
ジェイソンがルーに修業してもらう場面なんかは、「酔拳」の名場面そのまんまだもんね。

そしてこの映画の一番の見所と言えば、ジャッキーの酔拳とジェットの少林拳の白熱バトル。
昨年は「ローグ アサシン」という作品で、ジェイソン・ステイサムとジェット・リーの戦いがあったが、実にあっさりとした内容で拍子抜けしてしまった。
でもこの作品は違います。
このあまりに有名な2大スターを、手足のように操る事の出来る世界でたった一人の男。
巨匠ユエン・ウーピンがアクション監督なんですもの。
ま、この2人が何で戦っているかは、映画を観てね!


しかも、敵味方として登場する2人のヒロインが可愛い!
リュウ・イーフェイが演じるのは、琵琶を奏で、二刀流のナイフで敵を倒す女戦士ゴールデン・スパロウ。
リー・ビンビンが演じるのは、ムチを自由自在に操る暗殺のスペシャリスト・白髪魔女。
ジャッキーやジェットの戦いだけではなく、彼女たちのアクションも必見!

この人もなかなかのキャラです。
孫悟空を石に封じ込め、魔術的能力をもつ不死の将軍・ジェイド。
この槍を自在に操る様は、『行け、ファンネル!』もしくは「幻魔大戦」を彷彿!

公式HPでもうバラしちゃってますが、ジャッキーとジェット、この作品で1人2役に挑戦してます。
ともやはそういう情報まったく無しで観たので、エンドロールで孫悟空をジェット・リーが演じていたのを知ってビックリ!
だってあの落ち着きの無い孫悟空って、ジェットのキャラじゃないんですもの。
オールド・ホップがジャッキーっていうのはすぐ分かりましたけどね。
う~、これはリピーターになって何回でも観たいぞ。
監督はロブ・ミンコフ。
アクション監督はユエン・ウーピン。
2008年7月26日公開
公式HP:ドラゴン・キングダム
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≫だってあの落ち着きの無い孫悟空って、ジェットのキャラじゃないんですもの。
そう!たしかにハリウッドのジェットじゃなく、私が大好きだった中国武術チャンピオンのリー・リン・チェイのキャラです。私は冒頭で思わず「ああああっっっ」って声を出しそうになりました。
まさに彼に惚れ込んだ『少林寺』当時の、猿拳もやってたおちゃめな彼です。嬉しかったなー。
ジャッキーも自分を見いだし育てたユエン・ウーピンとの仕事だからこそ実力を発揮できたし、本人たちもすごくノれたんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけた話、監督は名前だけだと思ってるんですが…以前ハリウッドのドキュメンタリー特番で半分ジョーク、半分ホンキで“映画を創ってるのは脚本と編集で、監督は撮影の指示を出すだけだ”と言い切ってましたからね。この作品はまさにそのとおりなのでは?でないと過去作品との釣り合いが取れませんわ。
それにしてもリー、若い頃より声が甲高くなってるのが気になったな…苦労したんですねえ。
燃えで萌え!
いや、この作品に関しては、萌えが無くても満足できましたけどね。
よくぞ対決してくださった!
もうゴジラとガメラが共演するくらいの…いや、盆と正月が…、仮面ライダーとウルトラマンが…、デビルマンとマジンガーZが(あっ、これはもう実現してるね)…、スーパーマンとバットマンが(あっ、これもアメコミでは実現してるね)…、モーニング娘。とアイドリング!!!が(もう、意味分かんないし!)…。
もうとにかく、信じられないくらいの衝撃と感動でしたよ。
惜しむらくは、2人がもっと若かった頃に、もっと凄い動きの戦いを見せてほしかったなぁ。
>『少林寺』当時の、猿拳
あらら、「少林寺」でそんな場面ありました?
もうすっかり細部は忘れちゃってますわ。
ボケの進行が始まってるからのぉ。
ゴホゴホゴホ。
>以前ハリウッドのドキュメンタリー特番で半分ジョーク、半分ホンキで“映画を創ってるのは脚本と編集で、監督は撮影の指示を出すだけだ”と言い切ってましたからね。この作品はまさにそのとおりなのでは?でないと過去作品との釣り合いが取れませんわ。
笑。
そんなこと言っちゃってましたか(笑)。
アメリカの撮影システムは、とことん分業化されちゃってますからね。
それがいいのか悪いのかは別にして…。
私もめっちゃ燃えて(萌えて)しまいました!
鳥肌立っちゃいました。
こんな形で酔拳にまた出会えるなんて~涙です~。
ジャッキーもジェットも楽しんで演じてましたね~。
特にジェットなんて、久々にノビノビしてたっていうか・・・楽しそうでした。(先日の『ローグ・アサシン』と比べると人が変わったよう・・・)
悪役の将軍・・・「幻魔大戦」なつかしい~。
スキでした!アレも。
TBさせていただきました。
よろしくお願いします。
カンフー映画で酔拳使いなんて、ジャッキー以外に思いつかないですもんね。
「酔拳2」からもだいぶ時間が経っているのに、やっぱりジャッキーの酔拳は、様になってますよね~!
もう格好良いの一言です。
拍子抜けする対決が多い中、これは大満足・大興奮の戦いでしたね
正直これまでたくさんのカンフー映画を見てきたことがこんなにも嬉しくなるとは予想外でしたよ。
「ラッシュアワー」「タキシード」「メダリオン」「シャンハイ・ナイト」。
「リーサル・ウェポン4」「ロミオ・マスト・ダイ」「ザ・ワン」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「ローグ アサシン」「ブラック・ダイヤモンド」。
それぞれが海外で頑張った作品が、どれだけ物足りなかったか…。
それらを払拭するぐらいの面白さでしたね。
ハリウッド映画でも、こういうの作れるじゃん!
…って。
これを期に、ハリウッドのカンフー映画も変わっていくかもしれないですね。
孫悟空のジェットにはスグ気が付きましたが、おじいさんの方が分かりませんでした。
最後に担架に乗った姿を見て「あ~!!」ってなりましたよ(笑)
スパロウ嬢といい、最後も洒落ていて面白かったですね♪
本当に結構長い時間魅せてくれましたね~!
見かけ倒しな対決にならなくて本当に良かったです!
もう満足!
もう興奮!
もう感涙です!
>最後も洒落ていて面白かったですね♪
あの終わり方は「時をかける少女」(原田知世版)方式ですよね。
ああいう終わり方って、ともやのハートをきゅんとさせちゃうのでございます~!
二役というか、125役だったわけですが、孫悟空の髪の毛の分身ぶりを見てたら、それに匹敵するくらいでした。
ジャッキー・チェンといえば『THE MYTH』や『ツイン・ドラゴン』でも一人二役やってました。
アクションスターって、やっぱり目立ちたいんでしょうかねぇ・・・(笑)
>アクションスターって、やっぱり目立ちたいんでしょうかねぇ・・・(笑)
ジャン・クロード・バンダムもそんなのありませんでしたっけ?
調べてみるとゴロゴロありそうですね。
アクションスターの一人何役(笑)。