ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

モナリザお京

2008年03月08日 | 映画(ま行)
【1971年・日本】TVで鑑賞(★★★☆☆)

棚下照生の同名劇画を映像化した渥美マリ主演の新シリーズ第一作。

どこから見ても令嬢にしか見えないお京(渥美マリ)は、凄腕の女スリ師。お京の本性を知り、スリの現場を押さえようとする停年前の老刑事デカヒゲ(早川雄三)に付きまとわれていた。そんな中、世間では、世界的な盗賊シャドウによって盗まれた時価数億円のブローチ"海の星"の話題で盛り上がっていた。いつものようにお金持ちからスリをしていたお京は、"海の星"を追ってフランスからやってきた自称宝石探偵の青柳健一(川津祐介)と知り合うことになる。"海の星"についていろいろと調査を始めるお京だが、大阪天王寺でスリ師をしているガチャ子(正司敏江)から日本一の美人スリの座を賭けた決闘を申し込まれたりと大忙し。勝負に負けたガチャ子は弟子になると、お京の元に居着いてしまう。やがて"海の星"を盗んだのは怪盗シャドウではなくX(中田勉)であることを突き止めたお京。"海の星"が闇のオークションに出品されることを知り、それの奪取計画を練り始める。一方、別のルートから"海の星"を追う健一は、国際ギャング団の男に追われ、逃げ込んだホテルで偶然お京と再会する。そこでの会話からお京は健一が怪盗シャドウであることを見抜く。かくして"海の星"を巡って泥棒合戦が繰り広げられる…。



70年代の映画って面白~~~~~~~い!
しかも渥美マリが可愛い~~~~~~~!

「ルパン三世」のファーストシリーズ(緑ジャケット・ルパンね)を実写化したようなテイスト、たまらんです~。

しかも、ところどころで登場する昭和な台詞。
『この女性はぼくのア・マンだよ』
ア・マン~~~~~~!
ちなみに恋人って意味ね。
「ラ・マン 愛人」って映画もありましたね。
烏丸せつこ。

そして劇中で、お京がチンピラ相手に切る啖呵が格好良い。

手前、生まれも育ちも浅草です
いつの頃から手癖が悪く
転がりこんだが裏街道
花も実もない大都会
恋も情けも振り切って
何を憎んでスリ稼業
ニッコリ笑ってスリまくる
雲か霞か幻か
男を手玉に十数年
姓はモナリザ
名はお京
さぁ、どっからでもかかっておいで!


うっひゃ~~~~~、カッコいい~~~~~~~~~!

そして"海の星"を見事に盗み出したモナリザお京。
怪盗シャドウである健一と対峙して一言。
『あなたはやっぱ泥棒の天才よ。だって、あたしの心を盗んだモン』

「カリオストロの城」の元ネタはここか~~~~~~!
ハート泥棒キターーーーーーーーーーーーーーーーー!

もう70年代の映画って最高です。
こういうのをTVでガンガン放送してほしいなぁ。

監督は石井岩太郎。


■渥美マリ主演の軟体動物シリーズ(笑)はこちら

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