ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ギャザリング

2006年07月21日 | 映画(か行)
(原題:THE GATHERING)
【2002年・イギリス】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


【ギャザリング=集う者たち】を題材にしたオカルト・スリラー。

イギリス南西部のグラストンベリーで地中深くに埋められた教会が発見される。紀元1世紀の物と見られる古代ローマ様式の教会。そこには教会に背を向ける形で置かれたキリスト処刑像と壁に彫られた幾つもの顔の彫刻があった。司祭ルーク(サイモン・ラッセル・ビール)は、美術専門家であるサイモン・カークマン(スティーヴン・ディレイン)に修復と調査を依頼する。一方、サイモンの妻マリオン(ケリー・フォックス)は、車を運転中にアメリカ人バックパッカーであるキャシー・グラント(クリスティーナ・リッチ)を誤って撥ねてしまう。キャシーは奇跡的に軽傷だったが、自分の名前以外の記憶を失ってしまう。責任を感じたマリオンは、しばらくキャシーを自分の家に泊めることにした。キャシーは、サイモンの前妻の子供であるエマ(ジェシカ・マン)とマイケル(ハリー・フォレスター)とすぐに仲良くなる。事故以降、キャシーは不思議な幻覚を見るようになる。それは予知夢なのか? やがて、その予知無とは別に、キャシーを見つめる不気味な人たちの存在に気付く。司祭ルークは、1世紀のアリストピュラス司教が残した謎の一説が、この意図的に埋められた教会の謎を解くキーワードだと感じていた。【彼らは見に来たれり。西から東から、町から野から。彼らは来たれり。主への敬意からでなく、ただ快楽のために。】やがてルークは、ケネディ大統領暗殺の現場や初の原子爆弾の実験現場に、教会の石像と同じ顔の人間がいることに気が付く。それはニュース・フィルムだけに留まらず、絵画などでも彼らたちを視認することができた。驚愕するルーク。一方キャシーは、別荘の管理をしているというダン・ブレイクリー(ヨアン・グリフィズ)と出会い、互いに惹かれあうようになる。この小さな田舎町で何が起きようとしているのか? 



ゴスっ娘のクリスティーナ・リッチも大きくなって、立派なゴス・レイディーになりました。





彼女を初めて見たのはウィノナ・ライダー主演の「恋する人魚たち」かな。
でも代表作は何といっても「アダムス・ファミリー」ですね。
綺麗なレイディーになっても、デコッパチ具合は変わりません。
この作品では黒髪を金髪に染めているので、だいぶ雰囲気が違って見えます。



キリスト教においては、傍観者は罪になるとのこと。
この物語に於けるギャザリングとは闇の世界へ追放され、永遠に人類の苦境を見続けることを強いられた人たちのこと。
そんなに怖い作品ではないですね。
でもオチに繋がる展開はちょっと想像できなくて、ふぅ~んって感じ。

監督はブライアン・ギルバート。

追伸。
展開はまるっきり違うけれど、SF作品ではよく使われるネタですね。
面白そうなんで先日ビデオに録画してまだ観てないんだけど、あるタブロイド新聞の記者が、過去の歴史的惨劇の写真に同じ人物が写り込んでいるのを発見する。
実はその男は時間旅行者で、歴史的惨劇を楽しむツアー客だった。
そんな作品とちょっとコンセプト似てますね。


ギャザリング

ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント

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