ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

アーサーとミニモイの不思議な国

2007年08月20日 | 映画(あ行)
(原題:ARTHUR ET LES MINIMOYS)
【2006年・フランス】試写会で鑑賞(★★★☆☆)


リュック・ベッソンが書いた原作ファンタジーを、自ら監督したファミリー向けのアドベンチャー映画。

冒険を夢見る10才の少年アーサー(フレディ・ハイモア)は多忙な両親となかなか会えずに、おばあちゃん(ミア・ファロー)と一緒に暮らしていた。アーサーが大好きだったおじいちゃんは、4年前に謎の失踪を遂げていた。ある日、アーサーはおじいちゃんが残した宝の地図を発見する。その地図に隠された暗号を解いたアーサーは、体長2ミリのミニモイ族が住む【ミニモイの国】へ辿り着いてしまう。そこでアーサーは、ミニモイ族のキング(声:ロバート・デ・ニーロ)や王女のセレニア(声:マドンナ)、セレニアの弟ベタメッシュと出会う。現在ミニモイの国は、悪魔マルタザール(声:デイヴィッド・ボウイ)が支配するネクロポリスに攻撃をされている最中だった。アーサーはセレニアとベタメッシュを連れて、マルタザールを倒すために冒険の旅に出る…。



これはフランスで公開されたバージョンではなく、アメリカで公開されたアメリカの吹き替え版なのですね?
いろいろと調べると面白いネタがありそうなんだけど、ともやはゆるゆるなので、面倒くさいことはしません~。
でも、フランスでは大ヒットしたこの映画も、アメリカでは大コケだったみたいですね。
リュック・ベッソンはその原因が吹き替え版の声優のせいだって怒ってるみたい。
どこでもあるのね、そういうの。
日本版の吹き替えでは、タカ アンド トシとかが担当していて、劇中で『欧米か!』とかやっているらしいけど、こういうのも怒った方がいいよ、ベッソン。



おじいちゃんがいなくなってから、経済的に苦しくなってきている状況を何とかしようとアーサーは考えます。
電話を止められ、電気を止められ…。
やがて庭のどこかにアフリカの部族からもらったというルビーが隠されていることを知ったアーサーは、満月の夜にある行動を起こします。



ミニモイの国に行ったアーサーは、自分自身もミニモイ族の姿になってしまいます。
このキャラクター、何となく人形劇の「プリンプリン物語」を連想させますが、3DCGですね~。

ミニモイ族を襲うマルタザールの部下が乗る蚊の音が、「スターウォーズ」のポッドレーサーの音っぽかったり、マルタザール自身が元老員のキャラクターっぽかったり、ベタメッシュの使う万能キットのナイフがライトセーバーっぽかったり、「スターウォーズ」のオマージュ(あえてそう言いましょう)が満載です。
こういうの好きなんだろうね、ベッソン。



まぁ、割と気楽に観られるファミリー向けのファンタジー・アドベンチャーです。
気になるといえば、ミニモイになったアーサー。
1000歳になるセレニアに一目惚れ。
キスしたい!
結婚したい!
アーサーは10歳だというのにラブラブ攻撃しすぎ!
マセガキなんだから、もう。

ちなみに今回は、4巻発売されているうちの1~2巻を映像化したという。
…ということは続編もあり?

監督はリュック・ベッソン。

2007年9月22日公開
公式HP:アーサーとミニモイの不思議な国


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