ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

TAXi 4

2007年08月19日 | 映画(た行)
(原題:T4Xi)
【2007年・フランス】試写会で鑑賞(★★★★☆)


リュック・ベッソン製作・脚本による痛快アクション・コメディの第4弾。

レーシング仕様に改造したプジョー407でマルセイユを駆け抜けるタクシー運転手ダニエル(サミー・ナセリ)と、ドジばかり踏んでいる刑事のエミリアン(フレデリック・ディファンタール)。2人の息子たちも成長し、2人は穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、マルセイユ警察に17ヶ国から指名手配され【ベルギーの怪物】と呼ばれる凶悪犯を護送するという重要任務が舞い込んでくる。張り切るジベール署長(ベルナール・ファルシー)。無事に署まで連行したが、エミリアンのドジが原因でベルギーの怪物を逃亡させてしまう。エミリアンはダニエルの協力を得て、犯人一味の逃走先であるモナコへ向かう。一方、エミリアンの妻であるペトラ刑事(エマ・シェーベルイ=ヴィークルンド)は、凶悪犯の一味へ潜入捜査を行っていた。ベルギーの怪物の狙いは、ベルギー王立銀行を襲撃すること。ダニエルとエミリアンはこの犯罪を未然に防ぐことが出来るのか? 



いや~、シリーズを重ねていくごとに、いい感じのお馬鹿映画になっていく「TAXi」シリーズ。
いいですよ、このお馬鹿さ加減は。
監督は「TAXi 2」からずっと続投しているジェラール・クラヴジックですね。



今回はプジョー406からプジョー407にパワーアップ。
スイッチひとつでボンネットダクト、フロントスポイラー、ワイドフェンダー、エアダクト、サイドスカート、ルーフダクト、GTウイングなどが、ポップアップしていく。
それはまるで「トランスフォーマー」の機械生命体の変形を見ているかのよう。
ボンドカーもビックリざます。
ただし、今回はそんなに出番が無いんですよね~。





4作目にしていい味を出しまくっているのが、エミリアンとジベール署長�。
「TAXi 4」というより、彼らが主人公の番外編って言ってもいいかも?
とにかく警察官とは思えないハチャメチャぶりを大発揮!

今回は特に、サッカーボールを使ったオープニングの演出がめっちゃ格好良いです。
しかもそこで流れるのは、「TAXi」シリーズのCMとかで多用されている『MISIRLOU』のアレンジバージョン!
もうノリノリざます!

監督はジェラール・クラヴジック。 

2007年8月25日公開
公式HP:TAXi 4

追伸。
ともやが観たのは字幕版ですが、吹き替え版はオリエンタルラジオとか眞鍋かをりが声優をしているらしい。
いい加減に話題作りのためだけの声優キャスティングは止めて欲しいです。
ちゃんとプロの声優の人たちがいるんですから。

『ダニエルかっこいい~! ペケポン!』
とか言ってるのかしらん?


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■シリーズ前作はこちら

TAXi

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■「TAXi」シリーズのCMで毎回使われるノリノリのラテン系の曲はこちらに収録

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■ハリウッドでリメイクした「TAXi」はこちら

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プラネット・テラー in グラインドハウス

2007年08月19日 | 映画(は行)
(原題:GRINDHOUSE:PLANET TERROR)
【2007年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)


かつてアメリカでB級映画ばかりを上映していた映画館【グラインドハウス】を、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が現代に復活させるべく、ホラー映画を競作した2本立てムービーの1本。
謎の化学兵器によってゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町で、ゾンビに片脚を奪われたヒロインの活躍を描く近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー。

舞台はテキサスの片田舎。米軍の悪人部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)の生物化学兵器により、街中に謎のウィルスが蔓延していく。ウィルスに感染した人間たちはゾンビとなり、次々に人を襲い始める。ゴーゴーダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)は、かつて付き合っていたレイ(フレディ・ロドリゲス)と久し振りに再会するが、ゾンビに襲われて右足を食いちぎられてしまう。チェリーは、命がけの夫婦ゲンカをしているブロック医師(ジョシュ・ブローリン)とダコタ医師(マーリー・シェルトン)の病院に運ばれ一命を取り留めるが、そこもウィルスに感染したゾンビたちで溢れかえってしまう。チェリーは木製テーブルの足を義足代わりにし、ゾンビたちと死闘を繰り広げる…。



かつてのポップでキッチュな低予算映画にオマージュを捧げたアクション映画。
昔の映画の雰囲気を出すために、フィルムの傷や飛びなどを意図的に入れるというこだわりよう。
ロドリゲス節炸裂です。



冒頭で出てくるのは、ブルース・ウィリス。
登場するなりすごい間を空けるんだけど、その間を持たせてしまうのがブルースの存在感。
意外とこういう脇役の方が生き生きしております。



とにかく小気味いいアクションの連続。
でもヒロインのチェリーの足に、なかなかM-16が装着されずに、ヤキモキしてしまいました。
ここではどういう原理で銃を発射できるとか、そういう細かいツッコミは無し!
格好良くて面白ければそれでいいのです。
無駄な特技が次々と役に立っていく過程なんかも、いいねぇ~。



チェリーと過去に何かあった解体屋のレイも、何か訳ありの秘密を持っています。
目にも止まらぬナイフ裁きで、ゾンビをバッサバッサと倒していきます。



夫のブロック医師と壮絶な死闘をするダコタ医師も、段々と格好良くなっていきます。
マヒして骨折した手で車を運転し息子を助け、注射器を銃のように華麗に操る。
劇中で登場する双子のレズビアンのアメリア・アヴェランとエレクトラ・イザベル・アヴェランにも、もうちょっと活躍して欲しかったなぁ。



海外ドラマ「LOST」サイード役でお馴染みのナヴィーン・アンドリュースも生物化学者アビー役として登場してます。

監督はロバート・ロドリゲス。

2007年9月22日公開
公式HP:プラネット・テラー in グラインドハウス

追伸。
エンドクレジット後にも、エピソードが続いているから注意ですわ。

追伸2。
本編上映前にはロバート・ロドリゲス監督が監修したフェイクの予告編「マチェーテ」(原題:Machete)が上映された。



主演はロドリゲス作品ではお馴染みのダニー・トレホ。
服の下に無数の山刀を仕込んだ元神父の復讐劇。
フェイクじゃなくて、これ本当に作って欲しい~!
観たいよ~、観たいよ~!


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