ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

〔身辺雑話〕スイカ、万事塞翁が馬

2005年09月05日 | 身辺雑話
台風14号接近で朝の散歩も途中から小雨になった。稲の刈り入れ時期ともなって広い田んぼに白鷺が舞い降りていた。先日は近くの倉松川のフェンスに、ゴイサギ、川鵜、白鷺があっち向いたり、こっち向いたりして仲良くとまっていた。これからは渡り鳥が楽しみだ。
 わが菜園もいまは夏から秋への衣替え。今年はゴーヤ、ナス、キュウリ、枝豆が当たり年。まあまあだったのがミニトマト、オクラ。これから楽しみなのが落花生に里芋。菜園は地続きの田んぼを数年前に買ってあったもので60坪ほどあり、そのうちの30坪を使っている。作物育てに未経験の定年にわか百姓なので隣町のNPO農業大学に応募、年2万円の授業料を払って10坪ほどの実験農場であれこれ学ぶ苦学生となった。農園の成果を菜園に持ち込んで反復実践している。
 だがダメなものはだめなもので、農園でのスイカの植え付け実習の際、施肥した場所目印の木片をたてておかなかったため、どこに施したかがわからず植えたスイカの苗に肥料があたらない。実習担当、この道40年の先生から生徒一同の前で後日、ダメな苗のサンプルにあげられた。しかし、できのよいと褒められていたほかのスイカは、その後ほとんどカラスに狙われた。防鳥ネットをしていてもカラスは賢い。ちゃんと美味そうになった時期を選んで襲いペロリとやる。薄皮だけが残されている。わがダメ苗はカラスに相手にされなかったがやがて数個のコダマスイカが採れ、孫からも評判を呼ぶ美味さだった。万事塞翁が馬のことばが浮かんだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿