普通が人それぞれ違うように
現実をオブラードに包まず見せられるだけで
または大した事でなくても
恐怖に怯える人もいるし
単にありうるだろうと受け止めたり
もしかしたら、より最悪の可能性もあるかもと
単に考える人もいる。
人の感情は不思議だ。
現実とは何だろう・・・?
ある部分では見たくないものは見ない。
ある部分では嫌なものを空想できれい事に書き換える。
ある部分では無かったことをあったように記憶をすり替える。
ある部分では見たいものだけを選ぶ。
上げたらきりがないけれど、
脳や感情で現実を操作してしまっていることがある。
だから同じ物事を見たり聞いたりしても
それぞれに反応も違うわけなのだけれど・・・
安全で守られ過ぎた中にいたら
本当に些細なことも受け止められないほど
ショッキングなことになってしまうかもしれない。
その逆に、酷いなかにいたら
些細なことではびくともしないかもしれない。
感情と言うのは不思議なものだ。
今から自分を見直してみても
若い頃は本当に感情に振り回された
選択ばかりしていた。
大したことのない恋愛だって
おおごとで複雑で
自分の中に大きく居座らせたのも
感情のなせる業だったと今なら言える。
比較的、物事に動じないけれど感情には振り回される。
感情が騒いで目立った位置にいれば、
客観的に見ることを可能にしてくれる
思考というものの力が弱くなる。
本来、周りで起こる物事に振り回される必要はない。
自分がそう望むならだけれど・・・
自分がどうありたいのかさえ
しっかりと自分の中にあるのなら
外で起こる物事は、さほど重要なことでもなくなる。
それでも時々また振り回されて
また軸に戻る・・・
自分ごとになると感情から
なかなか切り離せないものだけど
取り組むべきことは自分のこと。