昨年夏、宮崎吾郎監督で、映画化され、地方都市では上映されず、電車賃をかけ見に行きました。
評論では、宮崎駿の息子と言うこともあり、かなり酷評をされていましたが、小説を読まないとわからないところがたくさんありました。
「影との戦い」は、少年ダニーが、力を身につけ、自分の島を救い、ゲドの名付け親オジオンと出会い、ロークの学院で魔法の勉強をして、大きな過ちから、影を呼び起こし、その影 . . . 本文を読む
NHKbsでアニメ化された、ファンタジー。文庫本も出ています。物語の最初から、ああこれは映像化しやすい展開だなあ。と
皇子チャグムを守るバルサが30才の女性で中年っていうのはちょっと今の時代では失礼すぎる書き方だが、強くかっこいいバルサと2,3才年下のダンダの関係もいい感じ。
チャグムがバルサと旅をし、自分を守るための武術を身につけ成長していくところは、児童文学の王道でしょう。
70才老女の . . . 本文を読む
童話ですが、文庫本で挿絵もなく、大人が読むようになっています。21人の作家、作品が掲載されています。
教科書でおなじみのあまんきみこ「おにたのぼうし」や神沢利子「くまの子ウーフ」、今西祐行「1つの花」も載っています。童話もありますが前川康男「原始林あらし」や大石真「風信器」、山中恒「ぐず伸のホームラン」、庄野英二「白い帆船」などは、児童書というか、小学生中高学年向けの読み物もあるので、バラエティ . . . 本文を読む
キノの旅でおなじみの電撃文庫。
深夜アニメ「蒼穹のファフナー」の小説。DVDでアニメを見てましたので。
生と死の壮大なテーマ。毎回大人でも泣けてしまうように作品ですねえ。このアニメが素晴らしいのは音楽、北欧の交響楽団の演奏が素晴らしい。音楽を聴くだけで、ストーリーが浮かび上がってくるような…。感動!!(小説にはありませんが)
黄金に輝くフェストゥム「あなたはそこにいますか」やさしく心を撫でる . . . 本文を読む
久々にスポ根ものです。それも、野球、サッカーというチームプレーではなく、水泳の飛び込み種目という、マイナーな個人種目。まずこの種目は、環境がないと出来ないので、一般人には、無理なスポーツ。仲間は、すなわちみんなライバル、1,4秒の空中演技に青春をかける、3人の少年の物語。
1~坂井知季・前宙返り3回半抱え型 わずか1,4秒の空中演技。 高さ10mの飛び込み台から、時速60キロでDIVE!! . . . 本文を読む
著者は知りませんが、挿絵が絵本作家の長新太さんだったので読んでみました。子供に沢山絵本を読んでいたから、長さんの奇想天外な絵本のファンなのです。長新太さんは、おじいちゃんなのに良くこんな絵本がかけるなあって、感心するし子供にも受けいいんですよね。挿絵は、いつものビックリ仰天ではなく、(モノトーンですし)お話にあっていました。(当たり前か)
小学校5年生のクラスで一番背の高いことにコンプレックスを . . . 本文を読む