見事な鞍馬石です
縁側の下に靴脱ぎ石としてよく使われる鞍馬石ですが
こんな立派な鞍馬石が
庭にさりげなく置いてあるなんて
さすが
ここは京都白沙村荘
たくさんの人で賑わう慈照寺銀閣の少し離れた所にあります。
日本画家橋本関雪が
半生を費やして造りあげた庭園です。
以前にも庭師のいとこの方に
この橋本関雪記念館を案内してもらったことがありますが
二人とも庭園の方は見ていませんでした
東山・如意ヶ嶽を借景にした池泉回遊式庭園は
1万平方メートルの広さがある
橋本関雪が大地に描いた理想郷です
壺にも石にも引き込まれて・・・
庭園巡りが大好きな私たちには
至福のひとときでした~
散策路のあちこちには
関雪が収集した石造美術品が配置されていて
石灯籠の大きさにびっくり・・・
帰りの散策路には侘び・さびの境地・・・
30年間にわたって関雪が心血が注いで作庭したという庭園は
見飽きることがありません。
国指定名勝なんですね
静かな佇まいです。
関雪が夫人よねの為に建てたという茶室が3つ
問魚亭(もんぎょてい)、倚翠亭(いすいてい)
憩寂庵(けい じゃくあん)と続きます。
庭園の中心となる「芙蓉池」をまわると
関雪がアトリエとして使っていた
「存古楼(ぞんころう)」が見えてきます。
美しい紅葉を眺めながらの白沙村荘散策
十分に堪能してきました
母屋「瑞米山」のお座敷で
京都の色とりどりの旬を楽しむ
素敵な昼食のおもてなしでした
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