東京市場は強い動きか。ECB理事会を受けたドラギ総裁会見では、12月の量的緩和(QE)強化が示唆された。これを受け欧州株が上昇。米国株は企業決算の好調も追い風となり、ダウ平均は300ドルを超える大幅上昇となった。為替市場では円安が進行し、ドル円は120円台後半での推移となっている。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べて415円高の18865円、ドル建ては475円高の18925円で取引を終えた。株式市場にとっては現状での満額回答とも言えるドラギ総裁会見を受け、日本株も買い優勢の展開となりそうだ。CME225先物からは1万8000円台後半からのスタートが想定され、一気に水準が切り上がることで、買いが買いを呼びやすい。節目の1万9000円を前にしてはもみ合う展開も予想されるが、株高期待から高値圏での推移が続くと考える。日経平均の予想レンジは18800円-19050円。
トレーダーズウエブより
トレーダーズウエブより