東京市場は大納会を迎えた。日本株は一段の円安の流れを好感する展開となりそうだ。年明けの経済対策や金融政策、海外投資家による買い増し期待などが、国内機関投資家の持たざるリスクを強めている。円相場をにらみながら先物市場が牽引する場面はあろうが、連休前に加え高値警戒感は強く、主力株は買い一巡後は売り買い交錯だろう。一方、低位株を手掛ける短期資金は連休や高値警戒感は関係ない。きょうの売買代金上位も金融を中心とした低位株主体、低位株の全体的な底上げが一段と加速しそうだ。
日経平均の予想レンジは10380円-10500円。年足ベースで高値引けとなるかが注目されるが、中長期のトレンドを示す200日線(9105円)とのかい離率は13.3%まで拡大しており警戒したい。変化が生じやすいのは、12/28~1/4、1/15、1/18~1/21、1/31となる。
27日のNY株式相場は続落。ダウ平均は18.28ドル安の13096.31ドルで終了した。進展しない財政問題を嫌気する場面がみられたものの、米大統領が新たな妥協案を提出する見込みとの報道や、下院が30日に審議を再開する公算が明らかになり、投資家のセンチメントが改善。引けにかけて急速に下げ幅を縮小した。
NASDAQは4.25ポイント安、S&P500は1.74ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証終値と比べ35円高の10405円、ドル建ては65円高の10435円で終えた。
トレーダーズウエブより
日経平均の予想レンジは10380円-10500円。年足ベースで高値引けとなるかが注目されるが、中長期のトレンドを示す200日線(9105円)とのかい離率は13.3%まで拡大しており警戒したい。変化が生じやすいのは、12/28~1/4、1/15、1/18~1/21、1/31となる。
27日のNY株式相場は続落。ダウ平均は18.28ドル安の13096.31ドルで終了した。進展しない財政問題を嫌気する場面がみられたものの、米大統領が新たな妥協案を提出する見込みとの報道や、下院が30日に審議を再開する公算が明らかになり、投資家のセンチメントが改善。引けにかけて急速に下げ幅を縮小した。
NASDAQは4.25ポイント安、S&P500は1.74ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証終値と比べ35円高の10405円、ドル建ては65円高の10435円で終えた。
トレーダーズウエブより