ひだまり家族

夫と二人の息子の4人家族。
ドラマ『ぽっかぽか』のような家族に憧れながらも、
現実は子どもたちに振り回される毎日…

親愛なる子どもたちへ

2016-02-22 20:54:50 | 言葉

先日のフォーラムでもらった
長尾先生のコラムがとても勉強になります。

「平穏死」シリーズ、
「認知症ケア」シリーズ、
「生と死」シリーズ、
「平成養生訓」シリーズ。



産経新聞に掲載されていたようなので、
ご存知の方もおられるかも…

「認知症ケア」シリーズの最後に紹介されていた
樋口了一さんの歌をぜひ聴いてみてください。

「あなたの人生の始まりに
私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに
少しだけ付き添ってほしい」

毎朝…

2014-06-12 23:41:46 | 言葉
毎朝ラジオを聴きながら
朝食の支度をする私

そのラジオからいつも同じ時間に
流れてくるCM…

**年に一度、親の顔を見る。
もしあと30年親が生きるとしても
あと30回しか会えないという事実。
親は気づいているのだろうか…**

兵庫と大阪なので
年に一度ということはないけれど
頻回には帰省できていない現状

このCMを聴くたびに
もっと実家に帰りたいなぁと思います

祝婚歌

2014-01-20 18:31:03 | 言葉
詩人の吉野弘さんが亡くなられました。

以前もこのブログに書いたことのある詩ですが、
結婚したときに母方の伯母に教えてもらった『祝婚歌』。

当時はあまりピンとこなかったのですが
今なら何となくわかるような気がします。

結婚式場などでもよく紹介される詩ですが
吉野さんは著作権についても
祝婚歌を“民謡のようなもの”と捉え、
いろんな場面で紹介されることにも
肯定的だったそうなので載せさせてもらいます。

吉野さんのご冥福をお祈りします。


  
祝婚歌 / 吉野弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

子育て四訓。

2013-04-21 22:31:23 | 言葉
いい言葉だなと思って
たぶんブログにも書いた気がするのに
『言葉』というカテゴリーにもなく、
どこに書いたかわからないので
書かせてもらいます。

子育て四訓
一、 乳児はしっかり肌を離すな。
一、幼児は肌を離せ手を離すな。
一、少年は手を離せ目を離すな。
一、青年は目を離せ心を離すな。

なるほどなぁ。
しみじみそう思います。

特に、青年期の心…
とっても不安ですが…頑張りどころですね。

ラジオで聴いた言葉

2012-11-29 22:41:20 | 言葉
今日、仕事で訪問先に向かう車の中、
リスナーの方からの投稿で、
こんな言葉が紹介されていました。

子育て講演会に行ったときに
知った言葉だそうですが、
とても印象に残りました。

『大きな耳、小さな口、優しい目をもちましょう』

つまり、口は小さく控えめにして、
優しい目で子どもを見つめながら、
大きな耳で聴いてあげてと言うことだそうです。

現実的には大きな声で注意し、
賑やかな擬音やケンカの声に
耳を塞ぎたくなりますが…笑

この言葉を心に留めて
優しいまなざしで見つめていられると
いいなぁと思います☆

叶。

2012-04-03 15:24:58 | 言葉
数週間前にラジオで言ってたいたこと。

『人はプラスのこともマイナスのことも
 口にする。
 だから“吐”という字は
 口にプラスとマイナスと書く。
 マイナスのことを言わなくなると
 “吐”は“叶”という字に変わる
 このことを知ったあなたの夢は
 きっと叶うでしょう』

“恩師から言われた言葉”
の特集だったかな?
素敵だなと思いながら聴いていました。

マイナスのことを口にしないって
とっても難しいことだし
昨日の今日だけど…
できる範囲で頑張ります。笑。

今日は雨以上に風が強くて
暴風警報も出ていました。

来週受ける仕事の面接用に
履歴書を書きながら
ふとその言葉を思い出していました。

昨日、昔担当させていただいた患者さんから
久しぶりに連絡がありました。

温かい言葉にほっとしながら
そう思ってくれる人が一人でもいるかぎり
細々とでも仕事を続けていたいなと
感じた日でした☆


正しいこと。

2012-02-13 20:12:56 | 言葉
  祝婚歌 / 吉野弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい


……………………………………………

これは私が結婚したときに
伯母が撮ってまとめてくれた写真と一緒に
アルバムに挟んであった詩です。

先日、小泉今日子さんのドラマの中で
飯島直子さんが中井貴一さんに
『お兄ちゃんは正しいことしか言わないから
 つまらない』
みたいなセリフを言っていたのを聞いて
この詩がふと頭に浮かび、
久々に読んでみました。

そういえば以前、夫に
『○○○(←私)の言うことは正しいけど
 人間、いつも正しいことばかり
 できるるわけじゃないし
 正しいことを言われると逃げ場がない』
みたいに言われたことがあったなぁって…。

そのときは私も20代のころで、
あんまりピンとこなかったのですが
今は何となくわかるような気がします。

まだゆっくんが乳児だったころ、
友達が保健センターでの話をしていた時も
『保健師さんがいろいろ教えてくれて
 それが大事だってわかるけど
 全部しようと思うとできないし
 なんかしんどくなってしまった…』
と言っていたのを聞いて
必ずしもいつも“正しいこと”が
求められているわけじゃないんだなぁって
思ったこともありました。

時々立ち止まって振り返るって大事ですね。

ヒヤリ・ハット

2011-06-10 10:40:35 | 言葉
昨日の記事でヒヤリ・ハットについて、
いただいたコメントを読んでいて、
そういえば、そんな法則があったなぁと思い出して
調べてみました

医療の現場だけでなく、
さまざまな現場で使われる
『ヒヤリ・ハット』という言葉

そもそも、ヒヤリ・ハットとは、
『重大な災害や事故には至らないものの、
 直結してもおかしくない
 一歩手前の事例の発見を言う』
ものです。

特に医療におけるヒヤリ・ハットは
『医療的準則に従った医療行為が行われなかったが
 結果として被害が生じなかった事例』
に使われます。

『ハインリッヒの法則』というのは
労働災害における経験則の一つであり、
『一件の重大なトラブルや災害の背後には
 29件の軽微なミスがあり、
 その背景には300件ヒヤリ・ハットが
 存在するというもの』で、
ピラミッド型で表されています。

ニアミスが続くと医療事故にも
つながっていく可能性があるので、
ヒヤリ・ハットの事例を記録して蓄積し、
共有することによって、
医療事故・医療安全に
役立てられています

病院の中には
『リスクマネージメント部会』があり、
事例を検討したり、
まとめて報告したりして、
事故防止に努めています。

だから、大事にならなくても
それを“なかったこと”にするんじゃなくて、
共有することが大事なんですよね