ひだまり家族

夫と二人の息子の4人家族。
ドラマ『ぽっかぽか』のような家族に憧れながらも、
現実は子どもたちに振り回される毎日…

2月…

2020-02-23 19:00:00 | 仕事
なんか、気づけばもう2月も23日…

今月何があったかな…

仕事は1月から常勤になり、
上司が不在のときの窓口になったので、
スタッフから報告や相談を受けたり、
ケアマネさんから報告を受けたり、
責任も重くなった気がします。

そして、今月は1回だけオンコールもありました

元々、夜中は何度か目覚めるのですが、
その日はいつもの倍以上目が覚め、
その都度緊急携帯をチェック。

鳴ってないなぁと確認して
また眠りにつく…という繰り返しでした。

幸い、穏やかな夜でしたが、
朝にヘルパーさんから相談があって
電話が鳴ったときにはドキッとしました

来月からは5回に増えるので
少しずつ慣れていけるといいなぁ

でも責任が増えたけれど、
ターミナル期の利用者さんやご家族との関わり、
病状の変化やご家族の揺れ動く気持ちに触れ、
勉強になることもたくさんありました

訪問看護師として成長していけるように
一つずつ経験を積み重ねていけるといいな

仕事納めと新たな決意

2019-12-28 21:06:00 | 仕事
毎年29日が仕事納めでしたが
今年は暦の関係上、昨日が仕事納め。

この一年間、仕事では
新しいスタッフや利用者さんとの出逢い、
大好きだった利用者さんとの
悲しい別れもあったけれど、
良いことも悪いことも
きっとこれからの自分に繋がっていくと信じて。

悩みに悩んだ結果、
看護師として成長していけるように
新たな一歩を踏み出すことにしました。

漠然とした不安は踏み出さない限り消えない。

どうなるかはまだわからないけれど
できる範囲で頑張ってみようと思います😊

そんな決意をした一昨日の夜中、
突然の左股関節の激痛…💦💦

足は上げられないし、
痛くてかがめないから靴下は履けないし、
寝返りも手で脚を動かさないとできなくて
どの向きになっても痛いから
身の置き所がなくて眠れない😢

このままじゃ歩けなくなるかも…
こんなことで仕事していけるのか…
という不安も😢

あまりの痛みに年末ギリギリ滑り込んで受診。

どうやら股関節の石灰沈着による痛みのよう💦

股関節にステロイドの注射をしてもらい
石灰を溶かす?という内服をもらって…

まだ歩くのも車の乗り降りも辛いけれど
早くお薬が効いてくれるといいな☆彡

来月の10kmレースの参加案内も届き
焦る気持ちはありますが、
この年末年始のお休みで良くなりますように☆彡

写真は次男の冬休みの宿題のきのこ栽培。
毎朝せっせと世話をしていて
きのこもこんなに大きくなりました😄












感謝…

2019-11-25 17:33:01 | 仕事
大好きな利用者さんが旅立たれました。

私が訪問に行かせてもらうようになってからは
3年半ぐらいかな…

日本の平均寿命からすると
長生きされたことはわかっているけれど
私にとってはすごくすごく大きな存在で、
ケアしていても自分自身が癒されていくような
そばにいるだけで
ぽかぽかと心が温かくなるような
そんなひだまりのような人でした。

たくさん来る看護師の名前をすぐに覚えてくれて
訪問したときには
「来てくれるのを待っとったんやで。」
と言ってくれる。

ケアをしたときには
「ありがとう、ありがとう。」と喜んでくれ、
ご自分でできることは一生懸命協力してくれる。

帰り際には「ありがとう。また来てよ。」と
動かしにくい両手を一生懸命振ってくれて
笑顔をくれる。

そんな利用者さんを介護していた
息子さんご夫婦もまた素晴らしい方々で
大変な中でも笑顔を忘れずに介護されていて、
トイレで排泄の失敗があり
つい怒ってしまった息子さんに
「失敗して一番傷ついてるのはお義母さん。
 何も言わず黙って床を拭いたらいい」
というお嫁さん。

お箸で食べているとたくさんこぼしてしまって
後片付けが大変になったとしても
「お義母さんが望めばスプーンも渡す。
 でもポロポロこぼすからという理由で
 スプーンを渡したり介助するのは違うと思って。」
とも言われていました。

息子さんと親子ゲンカをされたときには
「私がおぶってあげるから一緒に家出しよか」
と言ったこともあるとか…。

どこまでも優しくて温かい。

「私はみんなに親切にしてもらって幸せや。
 生まれ変わったら看護師さんになって
 みんなに恩返しをしたい」

そう言ってくれた利用者さん。

いつか私が年老いたころ、
ケアしてくれる看護師さんが
生まれ変わったその利用者さんだといいな。


実習生

2019-10-02 21:12:07 | 仕事
先日、看護学生が実習に来ていました。

毎年いくつかの学校から実習生が来るのですが、
今回は初日に一緒に同行したときに
彼女が早口だったのと
何となく波長が合わないのとで
ちょっと苦手な印象を持ってしまっていました。

訪問看護には興味がないことをはっきりいう学生さん。
最近の若い子はこんなものかなと思いつつ、
訪問先はお年寄りの方も多いから
少し低く&大きめの声でゆっくり話してねと伝え
実習がスタートしました。

苦手とはいえ、ほぼ毎日何件かの同行があり、
正直憂鬱な気持ちはありながら、
伝えるべきところは伝えて、
実習を通して少しでも訪問看護に
興味を持ってもらえたらと思いながら
関わっていました。

実習最終日が近くなったころ、
「こんなこと聞いていいのかわからないんですけど…」
と切り出した看護学生さん。

なんだろうと話を聞いてみると
「どうして看護師になろうと思ったんですか?」
と。

どうして訪問看護に来たのか聞かれたことはあったけれど、
どうして看護師になろうと思ったのか
そこを学生さんに聞かれたのは初めてでした。

隠すこともないので看護を志したときのことを
学生さんに話し始めました。

高校生のころ、テレビで断水のニュースがあり、
在宅酸素を使いながらフラフラの高齢者が
「今のうちに水を溜めとかな…」
と一人で頑張って水汲みをしていたこと、
そのニュースを見て、
「こんな方々を助けたいからヘルパーになろう!」
と思って担任の先生に話したら
「ヘルパーもいいけど
看護師になったらもっといろんな知識を持って
その人にできることがたくさん増えるよ」
と話してくれたこと、
病院での看護ももちろん大好きだったけれど
看護師になろうと思った原点は
在宅看護にあったことを話しました。

学生さんは興味深そうに聴きながら
「病院でもいろんな看護師さんを見てきたけど
実習に来て○○さんの看護がいいなぁと思いました。
すごく丁寧に関わっておられるなぁと思って…。
自分がどこをマネできるのかって言ったら
今はまだはっきりとは言えないですけど…」
とまさかの言葉をもらい、
驚きとともに嬉しくてちょっとうるっとしました。

また、学生さんのイメージでは
訪問看護では一人で訪問するので
大きなプレッシャーを感じていたけれど
朝のカンファレンスでみんなで情報交換や
情報共有をしていること、
いろんな意見を出し合っている場面をみて
訪問は一人で行くけれど
一人じゃないんだと感じたとも言ってくれました。

訪問看護に興味がなかった学生さんが
訪問看護の魅力を少し感じてくれたことが
とても嬉しく思いました😌🍀

よし、明日も頑張ろう

研修

2019-08-25 23:33:38 | 仕事
今日はこの研修へ。



久しぶりに大阪駅から東梅田駅まで歩くから
迷子にならないか不安でしたが、
無事に到着しました。笑。

講演会あり、ランチョンセミナーありで
みっちり6時間。

認知症のお薬のことが中心でしたが、
結構難しい内容でした💦

でも、少ないお薬の量で
ご本人も笑顔に、介護者も楽になったら
最高だなぁと思います✨

コウノメソッドについては聴くのは2回目ですが
ぜひ認知症のお薬を取り扱う先生方にも
聴いてもらいたい内容でした😊

頭がパンクしそうなので帰宅後はランニング。

先週は旅行で走れなかったから、
昨日、今日と走ってもまだ75km。

でも、去年の8月が50kmだったことを思うと
頑張ったかな😌🏃‍♂️

朝晩がかなり過ごしやすくなり、
秋の気配も感じてきました。

暑いのは大の苦手だけれど、
夏の終わりを感じると何となく寂しくなるなぁ…

信頼関係

2019-08-12 13:17:59 | 仕事
今の職場に来て7年ちょっと。

利用者さんの中には長いお付き合いになる方もたくさんいます

先週の訪問は件数も多くてしんどかったのですが、
その中でも私が来ることを心待ちにしてくれていた利用者さんや
付き合いは短いけれど「あなたみたいな人好きよ」と言ってくれる利用者さんもいて
元気をもらいました

来月、新しい事業所が開設されることとなり、
利用者さんもステーションが変わったり、
スタッフの中でも異動があったりざわつきがありました。

ステーションが変わる寝たきりの利用者さんの息子さんには
「tokotokoさんが来てくれると母の表情が変わるんです。
 来てもらえなくなるのはとても残念です」
と言われ複雑な気持ちにもなりました

また、ある利用者さんのご家族には
「今度新しい事業所ができるって聞きました。
 何人かのスタッフさんもあちらに行かれるんですよね・・・?」
と不安そうに聞かれることもありました。

「私個人のことで言えば、ここに残ることになったんです」
と伝えると安堵の表情をしてくださったことも
うれしかったです

利用者さんの中にはまだお会いしていな方々も
たくさんいます。

訪問看護ではご本人やご家族と
いかに信頼関係を築いていけるかが大事だと感じます。

介入が難しいケースや
なかなか心を開いてもらえないケースもある中、
信頼をしてもらえたり頼りにしてもらえることはありがたいこと。

驕ることなく真摯に向き合っていきたいと思います



お勉強

2019-08-10 23:52:52 | 仕事
この一週間はめちゃハードでした。。。

訪問も多くて毎日5〜6件…

それでも「あなたが来てくれて嬉しい
と言ってくださる利用者さんに支えられ
なんとか乗り切りました

昨日は疲れついでに10km、そして今日も10km。
8月はまずまず順調なスタートです。

今日はこの講演を聴きに行ってきました。

血管年齢は運動もしてるし
少しは若く出るかと思ったら
さほど実年齢と変わらなくて年齢−2歳で残念…

VR体験では幻視体験。
実際にこんなにはっきりと見えていたら
幻視だとは思わないだろうなぁと感じました。

講演は医療職以外の人にもわかりやすく
1時間半で盛りだくさんの内容でした。

認知症の記憶障害を疑似体験できるとしたら
二日酔いの後で何も思い出せないような感じらしいです。
私は普段ほとんどお酒を飲まないので
二日酔いも体験したことありませんが、
体験したことがある人ならわかるのかな…。

内服薬の影響による認知機能障害も多く、
でも実際によく使われているお薬も多いので
意識していないといけないなぁと感じます。

認知症のBPSDを「問題行動」と捉えるのではなく
「必ず理由がある行動」だと解釈する。

記憶はなくなっても感情は残るので、

*良い感情を残すように心がける
*いつも笑顔で接する
*本人のペースに合わせる
*怒鳴らずに優しく接する

ことが大事とのこと。

他にも、認知症別の対応の仕方など
ほんとわかりやすく話していただきました

9月21日 は世界アルツハイマーデー。
姫路城がオレンジ色にライトアップされるそうです


安らかに…

2019-06-15 16:16:51 | 仕事
長くご利用していただいていた利用者さんが
亡くなられました。

どちらの方も入院先で亡くなられ、
ご家族やケアマネさんから連絡をいただきました。

週一回30分未満で訪問のAさん。

奥様がかなり介護力のある方で
これが困った、こんなものがあったら…
と話していたら、
それを作っちゃうような方でした。

布団の重みで寝返りが打てない…となれば
園芸の支柱を使ってベッドにアーチをかけ
布団の重みを和らげたり、
肩が出て寒い…と言えば
マジックテープで簡単に着脱できる
肩当てを作ってくれたり。

介護は大変なはずなのに、
それを微塵も感じさせない奥様。


申し訳けなさそうに話すAさんに
「私が大丈夫って言ってるんやから、
お父さんは何も心配せんでいいんや。
食べられんくなっても私が食べさせてあげる」
とドーンと構えている奥様でした。


訪問すると感心させられることばかりで
お人柄も温かくほっこりする時間でした。


「看護師さんに身体をほぐしてもらった日は
よく眠れるんよ」
といつも喜んでくれていました。

そして、もう1人がBさん

点滴のために訪問していたのですが、
なかなか点滴が入りにくく、
助っ人を呼ぶこともありました。

とてもマイペースな方で
限られた時間の訪問でやりとりが
スムーズにいかないこともありましたが、
初対面の時から私のことを好きでいてくれて
いつもマラソンも応援してくれていました。

「こんな寒い日にあなたが一生懸命
走ってたかと思うと涙が出そう」

とか、

「あなたに初めて会ったときから
爽やかで感じが良くて私は大好きなの」

と言ってくれていました。

点滴がなかなか入らないときも
決して私を責めることはなく

「一生懸命してくれているのに
私の血管があなたにいじわるをしてしまって
ごめんなさい」

と痛みを訴えるどころか、
私のことを気遣ってくださる優しい方でした。

最後は苦しまず、安らかなお顔だったとのこと。

思い出を振り返り、悲しい気持ちになりますが、
訪問を待ってくれている利用者さんがたくさんいて、
また日常が始まります。


いただいた優しさを
私も誰かに届けられますように…

ご冥福をお祈りします。


その人らしく生きる

2019-06-02 15:30:00 | 仕事
先週は月末週だったので、
訪問に加えてパソコン業務の多かった一週間。
毎日バタバタでしたがなんとか終了

そして昨日は
法人内の他のステーションが集まる総括会議。

それぞれのステーションから
ターミナルケアの症例発表があり、
みなさん、悩みながらも
とてもいいケアをしてはるなぁと
私も刺激になりました

今日は職場でもらったチケットで
昨年話題になった大泉洋さん主演の
『こんな夜更けにバナナかよ』
を観てきました

難病を抱えながら
“身体は不自由、心は自由”で
自分の思いを大切に生き抜いた方の実話です。

一見、わがままに見えるのですが、
彼の言動は関わる人の心を動かしていきます

“人間はできることよりできないことの方が多い”

“人に助けを求める勇気を持とう”

ただ一生懸命に生きる…
温かく優しい映画に見終わった後、
心がほっこりしました

私も“その人らしく生きる”を支える仕事。
また明日から頑張ろう


7年…

2019-04-16 22:14:04 | 仕事
気づけば今日で今の職場に入職して丸7年。
いつかはやりたかった訪問看護。
子どもの成長に合わせて転職を考え、
思っていたより早く飛び込むことになったこの分野。
半日の週4回のパートから始めて、
利用者さんのことをもっと知りたくて
2年経ったころにフルパートになりました。
その間たくさんのスタッフと出逢ったり別れたり。
利用者さんとの忘れられない思い出も増えました。
自分の人生の中だけでは
知り得なかったであろう生き方や価値観、
利用者さんと関わったことで感じたたくさんのこと。
きっとこれからも私の財産になっていくんだろうな。

4月になって環境も少しずつ変わり、
私も頑張っていかなきゃなぁと
身が引き締まる思いです。

さっ。明日も頑張ろう。