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【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

『ぐりとぐら の おきゃくさま』中川李枝子(作) ・ 山脇百合子(絵)

2006年12月23日 | 絵本

 

ぐりとぐらのおきゃくさま.jpg

 

天皇誕生日ですね、そして翌日がクリスマスイブ。天皇陛下とサンタクロースが隣あわせですが、もう子どもたちは、サンタさんに夢中でしょう。

goo のブログ検索で見てみると…


 【天皇誕生日】・・・    2,188 

 【クリスマス】・・・   859,696 


400倍ですか、すごいですね、サンタクロースのパワーは。


学校によってはすでに冬休みで、今日から連休のせいか、塾に来る道は渋滞、ブログのアクセスは激減、もちろん我々はお仕事(笑)。 そういうわけで(どういうわけ?)今日は思い切って“ぐりとぐら”を取り上げてみました。

人気シリーズというより、定番とか、名作と呼ばれる絵本ですね。今さら説明の必要などないほどですが…。 本書はサンタさんのお話で、この時期にぴったりです。


■■■ ストーリー ■■■

のねずみのぐりとぐらが、森の中で雪合戦をしていると、そこに大きな足あとを見つけます。 なんだろう、興味津々でその足あとを追っていくと、見たことのあるおうち。何と自分の家でした。

そっと中へ入ってみると、お客さまのものらしき、大きな長靴や真っ赤なコートが…。 お客さまはいったいどこにいるんだろう、家の中をさがしていると、“あ~いいにおい”…。

■■■


作者の中川さんは保母さんの時に絵本を書きはじめたそうですね。少し前、ラジオでインタビューを聞きました。実に穏やかな話し振りでありながら、自分の意見をはっきりおっしゃる方だなという印象です。

その時か、何かの記事を読んだ時ですが、確か、テレビは想像力を奪うから嫌いだとか、今の学校は子どもを満足させる環境にないと指摘されていました。正確な内容は覚えておりませんが、その時、“あっ、大村はま先生の思想に似ているな”と思った記憶があります。

大人はもっとユーモアや余裕や知性を持って、子どもに接していくべきというような…。良い本をいっぱい読んだから、私は幸せものだともおっしゃっていました。 なるほど、ぐりとぐらにあるユーモアや余裕が、人気の理由かもしれませんね。


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『ぐりとぐら の おきゃくさま』中川李枝子(作)・山脇百合子(絵)
福音館書店:28P:780円

 

 

ぐりとぐらのおきゃくさま

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