光りと翳のパッチワークを
梅雨明けから連続して続く30℃越えの日々。今日の予報も”危険な暑さになる”だったが、そんな炎夏の焔暑になった昨日の午前中に、九十九折の村道を掻き分けるように、光と翳のパッチワークを手繰るように、ふるさとの静寂の地に向かった。
生まれ育った村はこの山(袴岳)の麓にある
全5回の3回目の草刈りに出向いたのだ。きっとあの避暑地なら適温の27℃前後だろうと楽観視して赴いたのだが、真っ先に見た温度計の赤い水銀柱は何と”29℃!!”の線上に在る。赤い棒がそんなところまで届いているのを見るのは、恐らく初めてかも知れないという驚愕の数字だった。
現住所より本籍地の気温が常に5~6度低いのは疑いようのない事実なので、してみれば、今住む場所はきっと”猛暑日”の耐えられない暑さに浸っているに違いない。
強烈な陽射しを浴びながら、木槿は咲く!!
気分を入れ替え、準備万端に整えた午前10:30、草刈り機を始動。大量の汗を搾って、一気呵成に(休むと次の気力が奮い立つか?なので)30分で予定の面積の刈込みを終了する。満タンにしてきた草刈り機の燃料にも、自由人故の時間にも余裕はまだまだあるのだが、如何せん、気力と体力が早くも限界線に到達したので、近頃の”座右の銘”「無理は禁物」に素直に従い、本日の草刈り行脚は此れにてお開き!!にする。
心配ない。明日も明後日も、多分、秋の爽やかなkazeや風景にもきっと出会える筈だと高を括る。
魔法瓶にしこたま氷を放り込んで持参した”ブラックcoffee”と、半分凍らせたペットボトルの水を交互に口にして渇きを癒す。清水のように湧き出し、滝のように流れる汗であっという間にタオル2本は汗浸しになる。
作業後は、暫く木陰で休憩を。細やかな戦士の休息だ。広場を吹き抜けるKAZEが火照った体に心地よい刺激を与えてくれる。”値千金”の風にゆったりと吹かれ、昂揚した気分と、疲れのピークが治まったら、再び喧噪の巷へと帰還しよう。
ふるさと行脚~沈黙のLOVEで~
俗の巷で息苦しくなったら
何かと口実を付けて
僕は在るべき場所へと
patchworkの光と翳を手繰る
深いumiの底のように
高いsoraの極みのように
ozoneの森の坩堝のように
いつでも
沈黙のloveで抱擁してくれる
hahaなる風景へ
束の間の充填を終え
inochiのエキスで蘇生したら
宿命の雑踏へ,俗の巷へと
再び踵を返す
2021 08/06 06:30
暑い中、草刈り作業お疲れ様でした。
光と翳のパッチワーク 素敵なネーミングです♪
僕の草刈りなど比較にならない手術と療養。書く言葉を思い付かなくて、素通りしてしまいましたが
コメント頂いて恐縮しています。
記事を読んでいると、体質遺伝はやっぱり有るのだと・・。してみると僕は、若しかしたら両親から糖尿病の遺伝子を受け継いでいるかも・・です。
何れにしても、生きている間に我が身に起こることは、受け入れるしかないですよね。
お大事に!!です。