海馬の円居
思い出は、或いは、想い出は
何方の漢字で書いても
僕の海馬に
哀楽も、良い悪いも、好き嫌いも
数限りなく有るけれど
結局は、円居の内に時々、それを取り出し
慰み、元気づけられ、切なさに泪し、
晴れ晴れと立ち直り
そうして、いつの日か
自分で始末するしか方法の無い
自分だけの持ち物
それが、どんなに深く、鮮やかで
忘れ難くて、輝いていても
自分という存在と一緒に
その役目を終えるもの
それだから、その持ち物は
唯一無二の宝物
海馬の円居
思い出は、或いは、想い出は
何方の漢字で書いても
僕の海馬に
哀楽も、良い悪いも、好き嫌いも
数限りなく有るけれど
結局は、円居の内に時々、それを取り出し
慰み、元気づけられ、切なさに泪し、
晴れ晴れと立ち直り
そうして、いつの日か
自分で始末するしか方法の無い
自分だけの持ち物
それが、どんなに深く、鮮やかで
忘れ難くて、輝いていても
自分という存在と一緒に
その役目を終えるもの
それだから、その持ち物は
唯一無二の宝物