山の伝説伝承に遊ぶ:「北海道・幌尻岳と源義経伝説」



▼「北海道・幌尻岳と源義経伝説」

【概略説明】
 幌尻岳(ぽろしりだけ)は、北海道平取町と新冠(にいかっぷ)
町との境にある山。ポロ・シリはアイヌ語で「大きな・山」の意味
だそうです。その名のように、北海道南部を北から南に貫く日高山
脈で、ただひとつ標高2052mと2000mを超す山です。


 日高山脈襟裳国定公園内の特別保護地区で『日本百名山』にも選
定されています。また十勝側にも同名の山「十勝幌尻岳」があり、
それに対しこちらを「日高幌尻岳」と呼んで区別します。


 この山には氷河の痕跡とされるカールが七ツ沼、北、東と3つも
あります。なかでも山頂の北東にある七ッ沼カールは、夏は高山植
物のお花畑が広がって美しくテント場としても絶好の場所です。


 幌尻岳山ろくの平取、新冠(にいかっぷ)は、義経渡来伝説があ
るところ。平取町には義経神社、義経公園、常磐御前碑、静御前碑、
義経峠。また 新冠町には判官館森林公園というのもあります。


 鎌倉時代のはじめの文治5年(1189)、源義経は衣川(岩手県胆沢
郡)で生涯を終えたという。しかし、討たれた義経は影武者で、本
物の義経はひそかに落ち延びて、青森県の竜飛岬から津軽海峡を渡
り、北海道に逃れたという伝説があります。


 さらに大陸に渡り、やがて成吉思汗(ジンギスカン)になったと
いうのです。徳川幕府の大学頭であった林羅山も著書『本朝通鑑』
に「衣川之役、義経死セズ、逃レテ蝦夷島ニ至ル」と記しています。
・北海道日高市庁沙流郡平取町と新冠郡新冠町との境。
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https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate04.html

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