山の軽口ばなし「北アルプス・白馬鑓ヶ岳の硫黄取り」


▼「北アルプス・白馬鑓ヶ岳の硫黄取り」
【説明概略】
 白馬岳から南下すると、白馬鑓ヶ岳の
裏側、富山県側に草木も生えない山があ
ります。硫黄の臭いが鼻をつき、野ウサ
ギや小鳥の死がいが転がっているとい
う。

 朱殿坊山で、硫黄がとれ村人は我も我
もと採取に登り、一時は松本藩が税金ま
で課したという。村人たちはなるべく安
全な春から夏かけて硫黄の採取をしまし
たが、やはり場所が場所。

 時々事故が起こり、その人たちの名が
地名になって残っています。白馬大雪渓
下方の猿倉から鑓温泉へ向かう途中の三
次郎台地は、三次郎という人が硫黄を精
製したところ。一方、鑓温泉直下の湯の
入沢にある六左衛門滝。

 その昔、六左衛門が朱殿坊に硫黄をと
りに行った時、鉱石と六左衛門を乗せた
芝ぞりが雪渓を滑り、そのまま大滝の滝
壺に落下。2日2晩頑張ったがついに滝
壺のなかに沈んでいったところと伝えま
す。
・富山県黒部市(旧下新川郡宇奈月町)
と長野県北安曇郡白馬村の境

【説明本文】
https://toki.moo.jp/mail-maga/gate-mail/gate06pdf.html

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