山の文化伝承に遊ぶ「奥多摩・ロマンチックな月夜見山」

山の文化伝承に遊ぶ「奥多摩・ロマンチックな月夜見山」

【概略】  東京の奥多摩に「月夜見山」というロマンチックな名前の山があ

ります。ちょうど御前山と三頭山の中間にあり、すぐそばを奥多摩

周遊道路が走っています。

 

 月夜見山という名は南東ろくの檜原村方面での呼び方だそうで

す。北西ろくの奥多摩町方面では、京道(きょうどう)山というそ

うです。

 

 またこの山の山頂付近の生層の岩塊によく岩茸(いわたけ)がで

きるので、菌岩山ともいうそうです。月夜見山の名前は、南東側か

ら突き上げる北秋川の支流、月夜見沢という沢の名からきた名前だ

といいます。

 

 宮内敏雄著『奥多摩』によると、なぜこの沢に「月夜見」の名が

ついたかに関して、これは仮説だとした上で「その沢辺に月読ノ尊

(つきよみのみこと)を祀る宮でもあったからではないかと推う。

 

 天照大神(あまてらすおおかみ)と御姉弟(きょうだい)の御神を奉

祀したこの神社が、藤原(集落)あたりの月夜見沢の滸(ほと)り

にあったのではなかろうか」としています。

・東京都奥多摩町と檜原村との境。

……【さらに本文と出典】は筆者のページ(toki.moo)で

http://toki.moo.jp//merumaga/octama/oct-09.html

 

…………………………………

 

 

【広告】

…………………………………

★【山のはがき画の会】へお誘い:毎月、山の画文通信【ひとり画

展】(イラストと解説文)を郵送します。詳しくは下記の私のHP

(toki.moo)をどうぞ。http://toki.moo.jp/haga-kai/

…………………………………

 

 

★おわり

………………………………………………………………………………

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )