野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
奥多摩のはなし「蕎麦粒山」
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▼奥多摩のはなし「蕎麦粒山」
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さてきょうの【奥多摩のはなし】は「蕎麦粒山」
【概略】 東京都の奥座敷といわれる奥多摩。そのJR奥多摩駅のちょうど 真北、埼玉県秩父市との境に蕎麦粒山という山があります。この山 は標高はさほど高くはありませんが、行程が長くあなどれません。
山頂は南面が開けていて川苔山方面が見渡せ、またかたわらの岩 の上からは秩父方面も眺められます。この山は三角山とか火打山と も呼ばれるという。
とがったような姿が特徴的なので「三角山」なのだそうです。ま た麺類になる作物のソバの実は、ひし形をしていてとがっています。 この山も遠くから見ると三角形でソバの実を立てたようなのがこの 名の由来。
同じ奥多摩の大岳山や三ツドッケとも似ています。さらに火打山 というのは埼玉県側秩父市の村人の呼び方とか。山頂には、火打ち 石といわれる燧石質(すいせきしつ)の露岩が散在しており、山名 はそこから来ているという。 ・東京都奥多摩町と埼玉県秩父市にまたがる。
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